海に吹く風

海の大好きな私
ここで皆さんとお話しましょう

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岩屋・・早春スケッチ旅

2016-02-12 20:19:01 | 小さい旅


今日は暖かいのは予報で解っていたので、それを狙って遠出してきました。
明石海峡を渡って対岸の岩屋です。
今までも何回となく海峡を見るためにフェリーに乗って岩谷港まで行ったけれど、今回は岩屋の町に絵に描く風景を探しに行ったのです。
もう1年くらい前でしょうか「ちちんぷいぷい」の絵本作家の長谷川義史さんのスケッチ旅で茶色に変色したトタンの壁の古い民家が出ていました。
長谷川さんはトタンオタクだそうで、その家がとても気に入ったようでした。
私もその家が気に入って、いつか現場に行って写真を撮って絵に描きたいと思ったのです。
場所は正確にはわからないけれど、岩屋の町を探せば見つかるだろうと。

私が気に入ってよく乗っていた「たこフェリー」はもうありません。
高速船のほうがあるだけです。
高速船は小さくてデッキがなく乗ってもつまらないなと思っていました。
しかしこちらも運営会社が変わりフェリーの乗客を吸収するということで大きな船に変わったそうです。
船乗り場に行ってみたら結構大きい船でデッキがあります♪
フェリーの時と同じようにデッキに出て海峡と明石海峡大橋を眺めて・・ああ何年ぶりだろう~
(写真は舞子から見た過去のもの)

岩屋はいわゆる小さい港町です。
商店街というゲートはあってもさびれてパラパラと田舎のなんでも屋さんのような店があるだけ。
時間がゆったりと流れていきます。
港町につきものの猫、家猫か野良猫か、人を警戒する様子もなく数匹集まってくつろいでいます。
長谷川さんのトタンの家はすぐには見つからず、路地のほうにも足を延ばしました。
こういう町ではよそものは目立ってしまいます。
小さい店から出てきたおじさんにやや不審人物を見るような目で見られてしまいました。
それでも向かいのトタンの家の写真を撮りました。
それが横から見たら長谷川さんの家でした。
隣の空き地にしっかりとした門ができてしまい、長谷川さんがスケッチしたそのままを写真には撮れなかったけれど。
いくつか絵になるそうな家を写真を撮ってまた船に乗りました。


連作『海』より
限りなき水のあることいつの日も救ひでありき海を見に行く

たこフェリーの復活ならず海峡にライトミントの明石大橋

空を飛ぶ自由の代はりに失ひしもののあるべし海の上の鳶
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