宇宙へのツイッター

踏まれた足を退けることが出来るまで

オリーブが光る季節

2016-10-28 11:34:52 | 日記

平成と言うと すぐには出て来ないけれど 我が家にオリーブの木を植えたのは その年の暮れに起きた悲しみなど想像もしなかった2004年の春

子供たちは それなりに充実し ハタラキバチさんも やりがいのある部署に落ち着いて 特に これと言った悩みのないときのこと

異種を2本植えたら実が付きやすいとのことで 小豆島のオリーブ園の職員さんに選択していただいたミッションとネバディロブロンコは さすがに専門家さんの太鼓判通り

咲く花数も付く実も 年々 増えて行って この頃は これでもかと実ったオリーブを摘むのが 楽しみの域を超えた気がするほどである



ミッション


摘んだ実は塩漬けにするのだが 塩分を控えるので 食べきれなくてカビを生やしてしまうことがあるため 今年は 先に色付いたミッションだけを摘んで ネバディロブロンコは 木で自然のままを楽しむことにした


ネバディロブロンコ


細かいことを気にしなければ 生のオリーブの実は その手でハンバーグを捏ねても問題ないという 格好のハンドクリーム

これからの季節 台所仕事の前に その都度 ネバディロブロンコの枝に手を伸ばし 一粒 摘み取っては 皮を ちょっと傷つけて果汁を絞り出し 手に揉み込むというゼイタクな季節でもある 

加齢に伴い 考えるべきことは無きにしも非ず

もう あの頃には戻れないけれど この季節に色づいて輝くオリーブの実は 「オリーブの木のある家で暮らしたい」 という夢が叶った2004年の 悩み事は何もないと言えるくらい幸せだった日々のことを思い出させてくれます

    



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