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青い森の贈り物

青函連絡船と可動橋

昨夜からの雨は今朝も続いています。
台風は、時計と反対で回転しますから、東風が少しずつ強くなってきました。
青森市には、大雨洪水警報が発令され、これから県内も大荒れの感じがつよくなってきましたよ。

さて、紹介が遅くなりました。


一昨日参加したマグ女のセイカン博覧会「八甲田丸ミステリーツアー」をご案内いただいたのが、青函連絡船「八甲田丸」元機関長の葛西氏です。

葛西氏から、船尾と可動橋を繋ぐ説明を聞くうちに「これは、大変な作業だ!僕にはとってもできない」と思いました。

滿汐などによる水位の変化、貨車の入出船による前後左右への傾斜で、可動橋と船をつなぐレールにゆがみやずれが発生すると当然考えられることが脱線です。
そこで、防止するのが両サイドをワイヤーロープでしっかり固定したり、前後左右への傾斜を補正するため海水の吸水(バラスト)や排水などを行っていたのです。バラスト用タンクは前後左右の船底に配備されています。



「船尾係船機」で「八甲田丸」をしっかり固定します。

傾斜計など多くの計器を見ながらレバー操作を行い船と陸をつないでいたのですね。
ようやく、貨車の積込みや積出しが行えます。ここまで長かった・・・
「安全第一」お疲れ様です。

メモリアルシップ「八甲田丸」は何度も観に来ていましたが、何も知らない(当然ですが)、こんなに深いとは。

次は、「可変ピッチ」を装備したプロペラへ続く・・・ 

※用語や使用方法等誤った記述がある場合、コメントいただければ幸いです。
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