暖簾は徒然に語る

日々の出来事や夢の世界の出来事などを徒然なるままに書き留めます

「1+1=2」について(その②)

2017-04-19 18:19:21 | 日記
これは暖簾が過去に書き込みさせていただいた記事の転載です。


リンゴを例にして1+1=2を教える場合、教室で提示されたリンゴあるいはリンゴの形をしたマグネットシートが「形状、色彩、質量、現にそこにある理由等々、すべての条件においてまったく同一の物質であるという黙示」が大前提になりますが、この前提を説明する先生はほとんどいないと思います。予めリンゴを2個、マグネットシートのリンゴの2枚用意したときに、いずれも「同じリンゴが」と前置きする程度でしょう。就学前の生活環境の中で「同様なものは同一あるとみなしても良い場合がある」という一般的日常生活での「容認」を言語や文章によらない、ごく自然な方法で誰もが身に付けている筈だという誤解があるかも知れません。
別に、先生の悪口を書いている訳ではありません。

さて、1+1=2を即答できなかった小学一年生の子どもは数的理解力に欠けているかと言うと、必ずしもそうとは言えないのではないでしょうか?
A.の設問の場合、兄と姉がそれぞれ果物屋から買ってきたリンゴが「同一とみなせる場合」かどうか。当然ですが、まったく同一のリンゴは存在しません。色合いも形状も大きさも質量も異なります。少々痛んでいるかも知れません。それらの違いをかも同一の物質とみなす」ことができるでしょうか?
また、兄、姉というごく近しい固有の人間
が別々に購入してきたリンゴを見て「こっちはお兄ちゃんが買ってきたリンゴで、そっちはお姉ちゃんの!」という風に、それぞれ固有の存在物質であると区別して認識するのが普通ではないでしょうか?
周囲の人間はその様子を見て「可愛らしくて子どもらしい」と明るい気持ちになると思いますが、残念ながら1+1=2の合理的理解には至っていません。しかし、一方では「優れた観察力と識別力」を持っていると言えませんか?

B.の設問の場合、工場で型抜きして赤色に着色を施されたリンゴの形をしたマグネットシートでしょうから物質的には同一のものとみなせるでしょうが、厳密に言えばリンゴの形に見せかけた平面的物質ですから、リンゴとみなさない子どもはいる筈です。
また、このマグネットシートのリンゴは「個」ではなく「枚」の単位呼称を正しくは使いますから、先生が「何個?」と質問しても「2個~!」とは答えられないと思います。

C.の設問の場合はもっと難しいと思います。
両親や兄弟、祖父母などの近しい肉身関係の人間に対して固有の存在であると認識し、その他第三者を遠い排他的一括りの人間と考えるのは成熟した大人の一般的認識であって、個人的にも社会的にも未成熟な小学一年生にとっては、環境適応に対する自己防衛的本能から男性乗客と女性乗客を意識無意識に限らず明確に区別すると思います。それを同一の個体とみなして「2人」と答えられるでしょうか?

かなり、屁理屈になってしまっていますが、決して先生の悪口を書いている訳ではありません。


この記事は(その③)に続きます。
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