


学校開放講座、その3。
ニューサイアノタイプというレトロな写真技法に挑戦して
きました。要は日光写真ですね。学研の『かがく』のおまけみたいな。
今静かなブームで凝り性向けの『大人の科学』に近いかも。
室内外のワークショップにはちょうどいいお天気でした。
概要説明後、校庭まわりを散策してクローバーや山茶花、シダ類など、
フレッシュな被写体入手☆既存の実験用ネガは先生が用意してくれました。
サイアノの語源はギリシア語のシアノス(濃紺)、青色の痕跡。
サイアノタイプが1942年にイギリスのハーシェルによって
発明され(2液タイプ)、1999年にマイク・ウェアーによって
1液タイプのニューサイアノタイプが発表されたそうです。
これは第二鉄塩が紫外線により第一鉄塩に変化する性質を利用。
*たとえば感光液(80ml分)の作り方
蒸留水75mlにシュウ酸鉄アンモニウム22.5gを加えてよく撹拌。
そこへフェリシアン化カリウム7.5gを加えてさらに撹拌。
褐色瓶等に保存する。この薬品(感光液)は半年くらい使用
可能。学校ではフィルムケースに黒いビニールをまいて
おみやげにしてくれました

*感光紙の作り方
ケント紙等に感光液を塗布して10分ほど乾燥すれば感光紙として
すぐ使える。塗布や乾燥の作業は20〜40Wのタングステンランプで
照明した室内で行う。
(自宅ならカーテンや雨戸を閉めたうす暗い状態に)
刷毛を用いて感光液を塗る場合はハケ目がある方が面白い。
青焼き用のネガはデジタルフォトからコントラスト高めにして
階調反転、左右の反転をしてOHPシートにプリントアウト。
*焼き付け
ネガや植物等を感光紙に密着し、焼き枠に固定する。太陽光での
露光は5〜10分程度。紫外線装置を使う場合はブラックライト
15W×5本程度で10〜20分位。
露光後、流水で5分程水洗いをする。
その後役3%の酢酸(お酢でもよい)に1〜2分浸して
酸化処理をして色調を整える。さらに5分程流水で水洗する。
吊るして自然乾燥しアイロン等でフラットニングして完成。
たのしかったよ〜

陽光ふりそそぐ中で、童心にかえる(こちらいつも童心ですが
)ほのぼの健康的なワークショップでした

学校開放、なんと風通しのいい響き。
紫外線と薬剤による古典技法だからこその新しい感覚。
たまった澱が除去され、心のフィルターが大掃除できて、
ふわっと解放された気持ち。これもデトックス
マイク・ウェアーのHP
http://www.mikeware.co.uk/mikeware/galleries.html











いろいろな授業があって楽しそうですね、食べ物系はつまみながらですか?それともおもいっきり真剣ですか?でも学生時代よりも、士気の高い授業風景が浮かびます。そんな感覚に浸りながら自分の学生時代を思い出しました、たれさんのブログのおかげです。
追伸:水戸芸術ギャラリー佐藤卓展いかれましたか?
野草茶の時は、できあがるたびにワイワイ試飲、試食しながら。
秋蕎麦では、江戸蕎麦所属会の白い作業服で堂々職人さんになった学校の先生方と凛とした空気の中で。まさに蕎麦打ち「道」ですね。会では段位もあるようです。授業開始の前に、土浦の乙戸沼の方にお住まいの全国でも有名な蕎麦打ち名人から激励のお電話があったそうです。毎年の文化祭では美味しい蕎麦を300円で披露してくださるそうですよ。11/28(火)朝日新聞全国版朝刊の「声」欄に、この開放講座の参加者から感想が寄せられていました。
☆12/2の16時〜水戸芸にて佐藤卓氏と茂木健一郎氏の対談があるので行ってみようかなと思っています。よかったらぜひ
今の高校っていろんなことするんですねー。
ちょっと驚きました。
そらまめが高校生だった頃、ちっともこんなことなかったもんねー。
それにしても、今の先生方は多芸ですな。
CADが普及してから青焼きも見なくなりました。
以前は、設計図といえば必ず青焼き。
ちょっと懐かしい感じさえしますねぇ。
いよいよ師走。
風邪ひかないように気をつけてくださいませ。
ではでは。
広報のイベント講座欄に、対象高校生以上とありまして。
『高校ン十年生でも大丈夫ですか?』ってお聞きしたら
『いいですよ〜。みなさん☆』と快い返事
この高校は多趣味多芸な先生方がいらして楽しいです。
無料で、しかもたくさんおみやげいたただいて…。
この板にて細々と感激をお伝えしてる所存でございます
自分の青写真(いわゆるサイアノ)を楽しませて頂いております。
>この薬品(感光液)は半年くらい使用可能。
という記載を拝見させて頂き少々驚いております。
劇物指定のシュウ酸鉄を使用したくなく、くえん酸鉄を使用しています。
赤血塩と混ぜてしまうとカブリが出てきてしまい、1週間が限度(どこまで使えるか線引きが微妙ですが)と感じています。
シュウ酸鉄の用意もありますので試して見れば良いのでしょうが何か参考となる事があればお教え下さい
(シュウ酸鉄だと液の状態でも長持ちするなど。)
お返事遅くなってすみません。2008になって気付きました。
その後、8ヶ月後の7月に黒いビニール袋で
巻いたフィルムケースに入れたこの液体が無事使えて
素敵なニューサイアノタイプの作品ができました。
クエン酸鉄は使用したことがないです。シュウ酸鉄はこの
高校の課外授業でもよく使われているようです。
指にちょっとついてしまいましたがすぐに洗えば大丈夫
でしたよ☆ピンホールカメラもいいですね。エドさんとか!
もう液体がなくなってしまったので、またいろいろ試して
みたいと思います。ありがとうございます