水曜日の午後には

映画でも観ましょうか。

コラテラル

2004-11-26 23:50:55 | CINEMA (theater)
トム・クルーズが初めて挑む悪人役というのが売りのこの映画ですが、うーん、微妙な違和感。

この映画での殺し屋ヴィンセントはどうも冷徹な殺人マシーンには見えなかったのです。第一の殺人からハプニング続きで「失敗したことのない殺し屋」の説得力がないんですよ。どっちかというと「ちょっと抜けてる殺し屋」に見えてしまう。で、そう設定しちゃったら、私の中でなんとなくコメディチックになってしまって。タクシードライバーを巻き添えにするためのハプニングなので、もちろん必要なのだけれど。

それと、トム様の瞳がキラキラしすぎてて。
マグノリアの彼はしっかりと嫌なキャラだったし、悪役になりきれないわけじゃないだろう。だから、もしかして、監督もトムも憎みきれない殺し屋をつくりたかったのか?身の上話とかしちゃうし。
ロスの地下鉄で6時間気付かれない死人の話は、クライマックスの伏線なのかもしれないけど、ヴィンセントの父親がダブってしまった。設定上ありえないけど、そう思っていたほうがドラマチックな気がして、私の中ではアレは彼の父親の話だったということにした。(笑)

いろいろなところで言われているように、ドライバー役のジェイミー・フォックスがよかったですね。もっと騒がしいキャラクターなのかと思っていたから(これはリュック・ベッソンのTAXiのせいだ)いい意味で裏切られた。これは助演ではないですね、ダブル主演ということで。コメディ出身と聞いてびっくり。勝手にポストデンゼル・ワシントンに任命しちゃう。
最初のアニ−とマックスの会話がとてもよかったです。観客に『このふたりいいな』と思わせているから、ヴィンセントの最後のターゲットをマックスが知ったときから(中盤、少し飽きてた)、がぜんスピーディで緊張感が高まる。マックスガンバレ!と。
うまい!と思いました。
キーワード
ヴィンセント リュック・ベッソン ワシントン フォックス タクシードライバー トム・クルーズ コラテラル マグノリア
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2 コメント

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コラテラル (麦酒)
2004-12-12 21:27:40
TBとコメント、ありがとうございました。

「ちょっと抜けてる殺し屋」に多いに共鳴しました。

作風としては好きなタイプだけに、もったいないなーという感じの映画でした。
麦酒さま (さち)
2004-12-13 10:29:40
こんにちはー。

『トム・クルーズが悪役に挑戦!』と騒がれるほどの悪役ではなかったかな。

もったいない、そう、まさにそんな印象です。中途半端とは言わないけれど、どうも消化不良。ヴィンセントという役が私の中で位置付けできない・・・。

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