今回の仕入れで、何度かがっかりさせられたのは「蚤の市」の中止。
ヨーロッパ最大と言われる、フランス・リールの蚤の市も今年は中止になりました。
主催者側が発表した理由は「テロ対策に自信が持てない」でした。
私自身はリールには行かないので、影響はなかったのですが
(街中繰り広げられる蚤の市、車は近くて5kmも離れたところしか停められないなら
スグに両手と背中が荷物いっぱいになってしまう私には無理だと思うの。
ホテルも1年前から埋まってるみたいだし。。。)
リールよりずっと小規模の蚤の市でも…実際に行ってみて「やってない!」ケースが有りました。
誰も歩いていない村の早朝、灯りがともるパン屋さんに入って
「蚤の市はドコでやってるんですか」と尋ねると「警護の問題で中止になったのよ」と言われます。
そんな時はもうがっくり。。。早起きして、来たのに。
いつまでもがっくりしている訳にもいかないので、買ったパン・オー・ショコラ齧りながら
ナビを2か所目の予定地に合わせるのですが。。
最近、どっぷりハマってる古いガラス達。
既に旅立って行った子もいますが、HPでアップしています。
絵の具のパレットに見立てたフォトスタンド。
ハンドペイントの小花が本当に絵の具を溶いているみたい。
開催されている蚤の市でも、これまでには無かった警備が。。
通常、その街の中心で開かれる蚤の市はどこからでも見られるんだけど
今回は…いくつかの路地をブロック、入口を1ヶ所に絞り荷物検査を実行してるところがいくつか有りました。
大体はトランシーバーを持ったマッチョな黒人お兄さんが、一人一人のバッグの中をチェックします。
チェックすると言っても、本当に「チラ見」するだけなんですけどー(笑)
どれだけの効果が有るのか…わからない。
テロを企てる人間が「蚤の市を狙おう」ってのも、無い気がするし。
町中に響き渡るアナウンスでは「今日は路地の入口にはガードマンを配置、皆さんにも手荷物検査に
ご協力いただいてます。どうぞ安心して楽しんでください」って、言ってるけど
本物のテロリストが見たら…笑っちゃうよねーってレベル。
だけど、この建前が出来ない自治体は蚤の市をやっちゃいけないってことなんでしょーね。
鼻息荒く小走り気味の私は、入口で並ばされる事にいつも興覚めしてた。。。
同業者の仲間も「やってますかねー」なんて口々に気にしてた。
それまでの「雨、降りませんよーに!」から「雨でもいいからやっててくださーい」に気持ちもシフトして。。
いつまで続くのかな、蚤の市の手荷物チェック。
次回ご紹介予定の黒いリボンチェア♪