カドノート

フレンチアンティーク・カド店主の日常のあんなこと、こんなこと。

枯れた子達***

2016-05-02 17:22:45 | 只今、仕入れチュウ

フランスでの買い付けも3週末目を終えました。

重いモノも沢山運んだので、ふくらはぎや腕肩がカッチカチです。
相変わらずパリは寒くて…朝は特別に。
指がかじかんで、買い付けたモノを記帳する時も字が泳ぎます。

「寒い」「寒い…」って言っても仕方がないとは思うんですが。。。
あざ笑うかのように、家族友人からアイスコーヒーや高速SAのソフトクリーム画像が送られてきます。
ちょっとした殺意が芽生えます(笑)

さて、今日のお披露目は「枯れもの」で行きましょう。



古いエタンのカトラリーやお皿、小さなお皿など。







お付き合いの長い方ですと…「懐かしい」って仰ってくれるでしょ。
VIANDOXのマグ、昔はこんなの商材にしてましたね。
今、見るとすごく新鮮で美しい~再確認できたので購入しました。
大きさも珈琲にはちょうどいい感じです。ディゴワン・サルグミンヌ。
また見つけたら、もっと買おう。




キュノワールの壺。
綺麗な形だな~と思って手に取ったら、ディラーのマダムのほうから「半額でどう?」って。
「えっ?本当に?ありがとうございます🎶」って買って帰ったけど。。

中を洗い始めたら…ボロボロ何かが出てくるー。
そこの部分が石膏みたいなので補修してあるなとは思ったんだけど
石膏じゃなくて紙粘土みたいで(笑)トロトロ流れ出て無くなっちゃった。

よくよく見てみると、底の部分に細い亀裂が有って水が漏れる。

だから半額ってわけ?
一瞬「やられたぁ」と思ったけど、落ち着いて考えてみると…
この大きさを花器として使うなら、私なら漏れがなくても
ペットボトル切ったものとか…「落とし」を入れます。
お客さん達もきっとそうだと思うので、問題無しということで意外と早く立ち直りました。
もちろーん、お安く提供です(^^♪