カドノート

フレンチアンティーク・カド店主の日常のあんなこと、こんなこと。

雨にはかてまへん**

2016-04-26 04:01:59 | 只今、仕入れチュウ


フランスでの買い付けも2週末目を終えました。

昨日の日曜なんかは、午前中から雨が降り出し
止む気配のなさそうな暗くて厚い雲を見上げながら、撤収を始める業者さんが続出。。。
本当に恨めしい雨でしたが、そこそこの収穫を見て私も潔く退散。


収穫の一部、今日も色分け。



ブルー。

ピションのデニム色コルベイユ。
サルグミンヌ、ブルーグレーのお皿。
 (アーティチョーク用に作られたお皿でソーススペースが区切られているものですが
 和洋折衷、ツカエルお皿です。)
陶器のお人形さん。
ロジェ&ガレの空き箱
青小花のリキュールグラス
ダミエ柄のバッグ型箱
 これ、最高に可愛いですね。見つけた時はとても嬉しくなりました。。。




ままごとだったり、リキュールグラスだったりの小さなガラスの器。
(こんなちっちゃなの選んでる場合じゃないよ)って、天の声が聞こえてきますが(笑)
やっぱり好きです♪
ちっちゃなものとか箱モノとかは、女性の永遠のアイテムだと思います。


雨ですっかり重くなった服を脱いで、昼風呂で身体をほぐした後は。。。



16区のフレンチレストランのオーナーシェフが、美味しいモノを作ってくれるというので
ワインとチーズを持ってお宅訪問してきました。
(お店には…小市民の私には敷居が高くなかなかいけません)

いつものお客さんが、「次は4月24日に妻を連れてくるので、仔牛を頼むよあれは美味しかった」って。
『だから特上の仔牛を仕入れて待ってた』ら、約束通りご夫婦でやって来たのだけど
ふたりで子羊を注文したんだって(笑える)

びっくりしたシェフが厨房から客席まで出て行って『仔牛をご用意してますが…』と言うと
「ワシがリクエストしたのは、子羊だ」って言い張るんだって。。。。

『オレが、仔牛と仔羊を間違えると思うか?プロだぞ』
『仔牛をお二人様ですね、って確認もしたんだ』
『老人だからさ~…』

シェフのボヤきなんか私には全然耳に入らない。
その爺ちゃんのお陰で宙に浮いた極上のお肉に有り付ける事が出来て、ひたすら感謝(^^♪

美味しいお肉でチカラを付けたし、引き続き頑張ります。