本日は「冬休み1時間スペシャル」ということで2連装のSEED-Dでしたが、久々に大規模な
艦隊戦及びMS戦が展開となった次第です。なお今回は諸事情により連結決算です。
■プラントは積極的自衛権行使を決定し、降下作戦を始めました。一方核ミサイルによる
一撃殲滅に失敗した連合もこのまま引っ込みがつく筈も無く、いよいよ戦局が拡大の方向
に向かっていく様相です。
■オーブ&カガリ
大西洋連邦との条約締結が事実上決定したオーブではカガリが1人孤軍奮闘状態でこれに
異を唱えていました。しかしながら傀儡に過ぎないカガリではやはりこの流れを止めようにも
如何ともし難い所です。理想と現実は違うということを如実に表していると思う次第です。
確かにカガリは理想主義的傾向が強いことは事実です。前大戦時の父親の様に中立を保とう
にも自分の意見を通すだけの威力は有しないのが実情なのです。人生経験豊富なオヤジ連中
相手に、政治的手腕や能力が今だ発展途上にあるカガリが立ち回ることは容易でないのです。
さらに既に一度戦禍を被ってしまったことのあるオーブにとってはまた孤立しあの様な状況に
追い込まれるのは是が非でも回避することが至上命題となっているのです。今回は名よりも
実を取らねばならないという状況なのはある種当然と言える所です。そんな中で理想だけを
声高に叫んでも相手にされないのは仕方の無いことなのです。勿論「理想を捨てよ」ということ
では無くもっとバランスをとって"譲れる所は妥協もやむなし"な手法でいかないと一蹴されて
終わってしまう訳です。何となくカガリには先行き不透明感が強い気がしているのですが、
果たして光明は見えて来るのでしょうか。アスランは単身赴任中だしユウナは強引に迫って
来るしということで暫くは公私共に色々苦労しそうな気配がする次第です。
■ミネルバ
地球への降下の後修理や補給を兼ねてオーブに停泊中のミネルバも一息ついたと思ったら
直ぐに戦闘となった次第です。グラディス艦長は暫く様子を見ようと考えていた様なのですが、
バルトフェルド氏の忠告を聞いて結局出航することになった訳です。オーブが連邦との条約締結
のあかつきには敵性国家の所属艦であるミネルバを黙って匿い続けるのは不可能
なので同氏の忠告はもっともな所です。その前に出航したこと事態は賢明だったと言えます。
ただ誤算だったのは条約締結前であるにもかかわらずオーブが連合側にミネルバを事実上
"売ったこと"でしょうか。何も出航の情報を流すことは無かったのにということです。これは
既にオーブが連合側にかなり傾いているということを示している次第です。そんな訳で待ち伏せ
を喰らい、後ろをおさえられさらに新型MAまで投入されるという正に大ピンチに陥ってしまった
次第です。本艦最強兵装タンホイザーをもってしてもMAを退けることができず、このまま撃沈
されてもおかしくない状況でしたが、主人公の活躍で何とか乗り切れそうな気配でした。
■アスラン&セイバー
前回のデュランダル氏に「セイバーを君に託したい」と言われたアスランは、イザークとディアッカ
と共にまずニコルの墓参りでした。それでイザークからも「戻って来い」と言われていました。
この発言は悩んでいたアスランにさらにエネルギーを励起させた模様です。もっともそれより
イザークらもデュランダル氏は既に掌握していることの方が気になった次第です。各種根回し等
は大分前から展開していたということでしょうか。さすが議長"人身掌握術免許皆伝"なだけは
あります。だれも胡散臭いとは思わないのでしょうか。少なくとも私はそう思いますが。アス
ランを見事に出戻りさせてしまいました。但しどこの指揮下にも属さない言わば特別待遇なので
厳密には出戻りではないのですが。それにしてもこれまではデュランダル氏の計算・思惑通り
アスランが動いてしまっている様に見える所です。ひとまずミネルバと合流ということなので
アスランは今後同艦に乗りつつ動くことになるのでしょう。それで「ミネルバにはアークエンジェル
のような役どころを期待している」と議長は言っていた次第です。となるとミネルバはそのうち
ザフトから離れることになると思うのですが、これの発言はそのような未来を暗示した伏線なのか
と邪推してしまう次第です。アスランはいつまでもデュランダル氏の掌の上で踊らされることは
無いだろうとは思うので、可能性はあると思う所です。次回は合流してセイバー&インパルスで
共闘することになるのでしょうか。
■シン
最近主人公であるにもかかわらず影が薄く単なるシスコンだったシンですが、遂に開眼
した(種が弾けた)次第です。新型MA"ザムザザー"の大火力に圧倒され、ちょっと気をそらした
隙に足をつかまれ破壊されてしまいました。そのまま逝ってしまいそうな雰囲気でしたが、自身
そしてミネルバの危機を脱すべく開眼となった次第です。そして鬼神の如き強さで正に
一騎当千の活躍で主人公の面目躍如という所でしょうか。これでシンの戦闘能力は上昇しキラ
やアスランの領域に一歩近づいたと言えます。あとはシスコン問題にどのようにけじめを付ける
かがさらなる成長のためには必須かと思う次第です。オーブアレルギーの件もありますが。
■キラ&フリーダム
これまでキラはまるで悟りを開いたかそれとも隠居したかの如く全てを達観している様な状態
でしたが、いよいよフリーダムで出撃となる次第です。ミネルバの救援に向かうのかそれとも
別の所に行くのかは不明です。もしミネルバの方に行くとなるとシンとの間に問題発生となる
ことは必至な所です。何と言ってもシンの家族は交戦中であったフリーダムの砲撃の巻き添え
で死亡しているのです。勿論キラが故意に狙ったものでは無いので"不慮の事故"という
ことになるのですが。しかしながら本件がシンの精神構造に対して多大な影響を及ぼしたことは
紛れも無い事実なのです。またこの件を言わばバネにして現在に至っている訳です。恐らくシン
はまだ本件を許容あるいは認めたりすることができる状態までは到達していないでしょう。その
現れがあの病的なシスコンの要因だと思う所です。今後キラがフリーダムで出撃するからには、
いつかどこかでシンのインパルスと遭遇するであろうことは必至です。そうなるとやはりOPに
描かれている様にある程度の衝突は不可避でしょう。そんな時にアスランが間に入ったりする
のかもしれません。シン/アスラン/キラの3者は何れも親しい人物をそれぞれ戦争で失っている
というある種共通体験がある訳です。従ってそれぞれが相互に影響しあってまたまたひとつ
成長していく過程も描かれていくのかもしれません。
以下気になった点。
1.ジブリール氏はどうやらモノにあたる性格の様です。
2.イザークがネクタイをしていましたが違和感を覚えました。軍服のイメージしかないので。
3.シンがまたカガリに肩をぶつけていましたがいい加減止めなさい。
4.ユウナは非常に嫌な奴ですな、色々な意味で。遺伝で禿げます様に。
5.「絶対に当てるなよ。」と言っていた人へ。あなたは良い人だ。
6."陽電子リフレクター"と言う割には反射していなかった様な気が…。
7.デュートリオンビーム送電システムってリアルタイム送電じゃないのかー。戦闘機で言う
所の空中給油機みたいな感じ。
8.ザムザザーが一瞬ザクレロに見えました。あれではグッドデザイン賞は取れそうにありません。
イロモノメカですか。
9.エクスカリバーが正に"対艦刀"の本領発揮でした。
10.シンが凄い顔していましたが、妹に「お兄ちゃん、怖い。」って言われそうです。
11.フリーダムしっかり修理したの誰だ?キラ自分で直したのか。
12.前回強化3人組が登場の模様と書きましたが、今回も殆ど出番無しでした。がっかり。
備考:1回間違えて消してしまったので最初と内容が若干変わってしまった次第です。
従ってちょっと遅くなりました。因みに[11話が"エンゲージ"]で[12話が"開眼"]ということで。
艦隊戦及びMS戦が展開となった次第です。なお今回は諸事情により連結決算です。
■プラントは積極的自衛権行使を決定し、降下作戦を始めました。一方核ミサイルによる
一撃殲滅に失敗した連合もこのまま引っ込みがつく筈も無く、いよいよ戦局が拡大の方向
に向かっていく様相です。
■オーブ&カガリ
大西洋連邦との条約締結が事実上決定したオーブではカガリが1人孤軍奮闘状態でこれに
異を唱えていました。しかしながら傀儡に過ぎないカガリではやはりこの流れを止めようにも
如何ともし難い所です。理想と現実は違うということを如実に表していると思う次第です。
確かにカガリは理想主義的傾向が強いことは事実です。前大戦時の父親の様に中立を保とう
にも自分の意見を通すだけの威力は有しないのが実情なのです。人生経験豊富なオヤジ連中
相手に、政治的手腕や能力が今だ発展途上にあるカガリが立ち回ることは容易でないのです。
さらに既に一度戦禍を被ってしまったことのあるオーブにとってはまた孤立しあの様な状況に
追い込まれるのは是が非でも回避することが至上命題となっているのです。今回は名よりも
実を取らねばならないという状況なのはある種当然と言える所です。そんな中で理想だけを
声高に叫んでも相手にされないのは仕方の無いことなのです。勿論「理想を捨てよ」ということ
では無くもっとバランスをとって"譲れる所は妥協もやむなし"な手法でいかないと一蹴されて
終わってしまう訳です。何となくカガリには先行き不透明感が強い気がしているのですが、
果たして光明は見えて来るのでしょうか。アスランは単身赴任中だしユウナは強引に迫って
来るしということで暫くは公私共に色々苦労しそうな気配がする次第です。
■ミネルバ
地球への降下の後修理や補給を兼ねてオーブに停泊中のミネルバも一息ついたと思ったら
直ぐに戦闘となった次第です。グラディス艦長は暫く様子を見ようと考えていた様なのですが、
バルトフェルド氏の忠告を聞いて結局出航することになった訳です。オーブが連邦との条約締結
のあかつきには敵性国家の所属艦であるミネルバを黙って匿い続けるのは不可能
なので同氏の忠告はもっともな所です。その前に出航したこと事態は賢明だったと言えます。
ただ誤算だったのは条約締結前であるにもかかわらずオーブが連合側にミネルバを事実上
"売ったこと"でしょうか。何も出航の情報を流すことは無かったのにということです。これは
既にオーブが連合側にかなり傾いているということを示している次第です。そんな訳で待ち伏せ
を喰らい、後ろをおさえられさらに新型MAまで投入されるという正に大ピンチに陥ってしまった
次第です。本艦最強兵装タンホイザーをもってしてもMAを退けることができず、このまま撃沈
されてもおかしくない状況でしたが、主人公の活躍で何とか乗り切れそうな気配でした。
■アスラン&セイバー
前回のデュランダル氏に「セイバーを君に託したい」と言われたアスランは、イザークとディアッカ
と共にまずニコルの墓参りでした。それでイザークからも「戻って来い」と言われていました。
この発言は悩んでいたアスランにさらにエネルギーを励起させた模様です。もっともそれより
イザークらもデュランダル氏は既に掌握していることの方が気になった次第です。各種根回し等
は大分前から展開していたということでしょうか。さすが議長"人身掌握術免許皆伝"なだけは
あります。だれも胡散臭いとは思わないのでしょうか。少なくとも私はそう思いますが。アス
ランを見事に出戻りさせてしまいました。但しどこの指揮下にも属さない言わば特別待遇なので
厳密には出戻りではないのですが。それにしてもこれまではデュランダル氏の計算・思惑通り
アスランが動いてしまっている様に見える所です。ひとまずミネルバと合流ということなので
アスランは今後同艦に乗りつつ動くことになるのでしょう。それで「ミネルバにはアークエンジェル
のような役どころを期待している」と議長は言っていた次第です。となるとミネルバはそのうち
ザフトから離れることになると思うのですが、これの発言はそのような未来を暗示した伏線なのか
と邪推してしまう次第です。アスランはいつまでもデュランダル氏の掌の上で踊らされることは
無いだろうとは思うので、可能性はあると思う所です。次回は合流してセイバー&インパルスで
共闘することになるのでしょうか。
■シン
最近主人公であるにもかかわらず影が薄く単なるシスコンだったシンですが、遂に開眼
した(種が弾けた)次第です。新型MA"ザムザザー"の大火力に圧倒され、ちょっと気をそらした
隙に足をつかまれ破壊されてしまいました。そのまま逝ってしまいそうな雰囲気でしたが、自身
そしてミネルバの危機を脱すべく開眼となった次第です。そして鬼神の如き強さで正に
一騎当千の活躍で主人公の面目躍如という所でしょうか。これでシンの戦闘能力は上昇しキラ
やアスランの領域に一歩近づいたと言えます。あとはシスコン問題にどのようにけじめを付ける
かがさらなる成長のためには必須かと思う次第です。オーブアレルギーの件もありますが。
■キラ&フリーダム
これまでキラはまるで悟りを開いたかそれとも隠居したかの如く全てを達観している様な状態
でしたが、いよいよフリーダムで出撃となる次第です。ミネルバの救援に向かうのかそれとも
別の所に行くのかは不明です。もしミネルバの方に行くとなるとシンとの間に問題発生となる
ことは必至な所です。何と言ってもシンの家族は交戦中であったフリーダムの砲撃の巻き添え
で死亡しているのです。勿論キラが故意に狙ったものでは無いので"不慮の事故"という
ことになるのですが。しかしながら本件がシンの精神構造に対して多大な影響を及ぼしたことは
紛れも無い事実なのです。またこの件を言わばバネにして現在に至っている訳です。恐らくシン
はまだ本件を許容あるいは認めたりすることができる状態までは到達していないでしょう。その
現れがあの病的なシスコンの要因だと思う所です。今後キラがフリーダムで出撃するからには、
いつかどこかでシンのインパルスと遭遇するであろうことは必至です。そうなるとやはりOPに
描かれている様にある程度の衝突は不可避でしょう。そんな時にアスランが間に入ったりする
のかもしれません。シン/アスラン/キラの3者は何れも親しい人物をそれぞれ戦争で失っている
というある種共通体験がある訳です。従ってそれぞれが相互に影響しあってまたまたひとつ
成長していく過程も描かれていくのかもしれません。
以下気になった点。
1.ジブリール氏はどうやらモノにあたる性格の様です。
2.イザークがネクタイをしていましたが違和感を覚えました。軍服のイメージしかないので。
3.シンがまたカガリに肩をぶつけていましたがいい加減止めなさい。
4.ユウナは非常に嫌な奴ですな、色々な意味で。遺伝で禿げます様に。
5.「絶対に当てるなよ。」と言っていた人へ。あなたは良い人だ。
6."陽電子リフレクター"と言う割には反射していなかった様な気が…。
7.デュートリオンビーム送電システムってリアルタイム送電じゃないのかー。戦闘機で言う
所の空中給油機みたいな感じ。
8.ザムザザーが一瞬ザクレロに見えました。あれではグッドデザイン賞は取れそうにありません。
イロモノメカですか。
9.エクスカリバーが正に"対艦刀"の本領発揮でした。
10.シンが凄い顔していましたが、妹に「お兄ちゃん、怖い。」って言われそうです。
11.フリーダムしっかり修理したの誰だ?キラ自分で直したのか。
12.前回強化3人組が登場の模様と書きましたが、今回も殆ど出番無しでした。がっかり。
備考:1回間違えて消してしまったので最初と内容が若干変わってしまった次第です。
従ってちょっと遅くなりました。因みに[11話が"エンゲージ"]で[12話が"開眼"]ということで。
「国民もみな君のことが大好きだ」というユウナの言葉で、政治家としては不要(むしろ邪魔)なのに、国民感情に配慮して首長に据えられたのだろうな…と思いました。まだまだ不遇は続きそうです。
陽電子リフレクター
私も名前を聞いて、てっきり反射されてミネルバが大被害を被るものかと…。
もともとバリア的なものなのか、それとも、タンホイザーの威力が想定以上だったので、はね返しきれなかったのか?ちょっと疑問が残ります。
単に政略結婚でアスハブランドを手に入れんがためという感じです。
その後名実共に実権を握りたいということなのだと思う次第です。
しかしカガリがこのままでは終わらないだろうとは思うのですが、
今のところまだ明るい兆しは見えません。大器晩成に期待ということで。
"リフレクター"というよりは"スプレッダー"という感じでしたね。
反射というよりはエネルギー分散させてダメージを防いでいる印象でした。
開発途上なのかもしれませんが。そのうち本当に反射するように
なったりしたらミネルバにとって脅威です。
ザムザ・ザー、どこかで見たことある・・・と思ってたらザクレロでしたか。なるほど、それっぽいです。
動き方は、ゴジラに出てくる「スーパーX」を連想してしまいました。
ベクトルを感じます。
"スーパーX"は1~3まであったと思うのですが、記憶にあるのは同X2です。
ファイヤーミラーでゴジラの攻撃を反射していた覚えがあります。
ちょっと陽電子リフレクターに似ていますね。
嫌なヤツとは思っていましたが、そうきましたか!禿ですか!
とっても笑わせていただきました!!
でもユウナって男性ホルモン多そうですし、
モミアゲもすごいし、将来はげそうですよね。
>デュートリオンビーム送電システムってリアルタイム送電じゃないのかー。
私もリアルタイムかと思っていたので、
フェイスシフトダウンしたときにはちょっとした違和感がありました。
更に一瞬でチャージが完了したときにはさらに驚愕。
早すぎだろー!!
良いと思ったりする所です。
デュートリオンの方はリアルタイム送電だと思っていたら実際は
急速充電ということだった模様です。それにしても速かった。
あんな電池があったら是非欲しいですね。