至福の日々

日々の哲学

2

2016-12-28 18:48:14 | 小説
 犯人の内には、憎悪のかけらもなく、ただそこには事故的でありながら、冷徹に稼働した機械のような趣があった。モモ子はその様な冷たい車のタイヤに轢かれたのだった。
 その日、モモ子は僕の大事にしているぬいぐるみを大事そうに持って出かけていった。出かけた先はある駐車場だった。そこでは、僕が彼女を待っていた。ぬいぐるみが到着するとともに、もちろんモモ子も到着した。そこには、モモ子がぬいぐるみを連れてきたのではなく、僕がぬいぐるみを媒介としてモモ子を連れてきたかのような必然性があった。
 そしてそのぬいぐるみが届けられるや、僕は彼女の元を離れ、近くのコンビニへと向かい、そこで、お菓子を買うと友達の家にお菓子を持って訪ねに行った。

この話はフィクションです
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