グランマのつれづれ

日々の思い、感じることを言の葉にのせて~

広島交響楽団「平和の夕べ」コンサート

2017-08-05 20:23:49 | 音楽

明日 広島は被爆から72回目の8月6日を迎える。

前日の5日、広島市、広島市文化財団、中国新聞、広島交響楽協会の主催により、平和への願いを込めた演奏会が催された。
原爆の惨禍に思いをめぐらし、平和への思いをあらたにするコンサートです。

「平和の夕べ」コンサート

Stage1~魂の浄化と美しき未来

指揮  : 下野竜也    
ピアノ : ピーター・ゼルキン

管弦楽 :広島交響楽団

曲目  R.シュトラウス:交響詩「死と変容」Op.24
     ブラームス  :ピアノ協奏曲第1番ニ短調op.15

  8・6中国新聞記事より

ゲストにピアニスト:ピーター・ゼルキン

アメリカを代表するピーター・ゼルキンさんは今年70歳、往年の大ピアニスト:ルドルフ・ゼルキンの息子として、
世界最高の音楽環境に育ち早くからその才能を開花される。

コンサートに際し寄せられたゼルキンさんのメッセージ (掲載します)

広島「原爆の日」の前日に、平和を願う演奏会で下野竜也マエストロ率いる広島交響楽団と
共演する機会をいただいたことに、心から感謝しています。
私はつねに、広島と長崎のひとびとにもたらされた苦痛、そして彼らの強さから生まれた
平和への取組に、深く思いを馳せてきました。

一般市民を襲うという残虐非道な行いは言語道断であり、この出来事を決して風化させてはならないと思います。
政治的な理由から進められた無慈悲な殺人は、広島のひとびと、さらには人類全体に対する恥ずべき罪です。

これほどの大惨事を経験した人間の心は、いったいどうすれば癒されるのでしょうか?

音楽は、その一助となりえます。
ブラームスのニ短調のピアノ協奏曲を「平和の夕べ」のコンサートで演奏できることに、
私の心は強く動かされています。この作品の表現内容は、広島のひとびとを襲った悲劇に、
感情を通じて寄り添うことができると思うからです。

このピアノ協奏曲の第2楽章(アダージョ)を、原爆で命を奪われた方々の魂を敬い・慈しみ、
生存者の方々を慰める「レクイエム」として、捧げることができるでしょう。

私たちは、この音楽を祈りとして差し出し、真の心の平和を賛美する調べとして受けとめることができるはずです。

ピーター・ゼルキン

心に響くメッセージです。

原爆投下の翌年の暮れ、ある喫茶店から流れたベートーベンの交響曲第9番が人々を勇気づけたというエピソードが
あるように、音楽はどのような状況においても、人の心に寄り添い、働きかける力を持っています。

今日の演奏もまた特別・・・二つの作品に共通するのは、深い絶望から救済へと至る魂のプロセス、
ゼルキン氏の入魂のピアノ演奏 — 清らから透明感ある音色 —
それに応える下野竜也指揮広響も音がどんどん優しくなり・・・
最高のオーケストレーションで、満場のホールは感動に包まれました。  しばらく👏拍手はなりやまなかった!!


 

 

 

 

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