グランマのつれづれ

日々の思い、感じることを言の葉にのせて~

初春の調べ

2017-01-04 00:11:33 | 音楽

元日の夜、ハイビジョン放送BS朝日
辻井伸行氏のオーストラリアでの演奏会、日豪友好条約締結40周年におけるイベントコンサート招待、
ボランティア訪問などの様子を拝見する。その集中力に只々圧倒される。

世界遺産・シドニーオペラハウスにて  2016・10・20 

シドニー管弦楽団

指揮 :ウラジミール・アシュケナージ
ピアノ:辻井伸行

ベートーベン   ピアノ協奏曲第3番ハ短調
  〃 (アンコール)ピアノソナタ第8番「悲愴」二楽章

楽譜の見えない辻井さんの音楽は、ただ聴覚に頼るだけの練習なのに、
作曲者の意図を完璧に表現しているように思われる。
それは、相当な努力で積み重ねていかれる賜物だと思います。
鍵盤を走る指にくぎづけです。

間合い、リズム、強弱・・・ ピュアな音色は、
指で弾く音というより、彼の身体全体から発せられる音として感じられる。

それは、透明感のある心地よい音色・調べなのである。

テレビのナレーションが最後に、
「辻井さんのピアノは、生きることへの讃歌です」と締めくくる。
全くの同感!! 全身全霊での演奏は、私たちに生きることへの勇気を与えてくれる。

日本人学校を訪問してのピアノ演奏
子どもたちが集中して聞き入る。オーストラリア国歌を辻井さんが即興で弾くと、子どもたちは自然に、合わせて歌い出した。
辻井さんの持つ自然体が、音楽を通して言葉無くしても、こころを通わせる力がある。(先生も父兄も驚いたという)

 演奏曲目  ショパン バラード第1番「英雄ポロネーズ」
         ラヴェル 水のたわむれ
    (アンコール)リスト  ラ・カンパネラ          ほか

細やかなニュアンスの曲が多く、楽譜なくしてどのように習得されるのか・・・
子どもの質問「何時間くらい練習しますか? プレッシャーを感じますか?」という問いに、
「コンサートの前には7~8時間位練習する。ピアノを弾くことは楽しくて、プレッシャーは感じないが、演奏の前は緊張します」と
明るく答えられているのが印象的でした。
神様はそれぞれに才能を与えてくださる。

<追記>
日豪友好では、東日本大震災後オーストラリア側から「レインボープロジェクト」が組まれ、
毎年被災した子どもたちを、ホストファミリーに受け入れてくださっている。
辻井伸行氏の友好条約締結40周年イベントコンサートでは、アンコール曲にそのお礼にと
自身が作曲した「それでも生きていく」を演奏・・ 目をつむり丁寧に祈るようなその姿は、全てへの感謝~

   

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