古稀 ナイト・アンド・デイ

人生とやらを振り返りつつ、迎え送る日々のアレコレを
打ち込ませてもらえたらなあと思っています。

トーベ・ヤンソン Tove Marika Jansson

2009年05月09日 | 日記

 Tove Marika Jansson (トーベ・マリカ・ヤンソン*1914〜2001) ムーミンの生みの親である。彫刻家の父親と挿絵画家の母親の間に長女としてフィンランドはヘルシンキで生まれている。アーティスト一家という恵まれた環境で育っているというところからみると、宿命のように、彼女の歩む道は生まれながらに決められていたようである。

 14歳にして、挿絵画家としてデビュー、ムーミン物語の原型といえるものが生まれたのが彼女の29歳の頃らしい。その作品「小さなトロールと大きな洪水」が刊行されたのが31歳のとき、その仕事の他に、油彩、壁画、漫画と並行して、小説などにも手を染め、それぞれのジャンルで素晴らしい作品を残している。多芸多才の人であったことが分かる。

 この日本にも、ファンは多く、57歳のとき(1971)と76歳のとき(1990)に来日している。いろいろの資料を調べていると、本人は油彩画家という意識が強かったようであるが、どの仕事も手を抜いていない。几帳面で真面目な性格の持ち主であったことが伺える。そう、職人的な仕事振りというと分かり易いだろう。

 彼女のプロフィルを見ていると、恵まれた86年の生涯だったと思う。その中でも、40歳の頃(1954年前後)、グラフィック・アーティストのトゥリッキ・ピエティラとの出会いが、彼女の人生を充実させたのではないか。生涯のパートナーとして支えあって暮らしたようである。女性の場合、同性の友人は出来にくいといわれているが。

 まあ〜、人間が二人集まれば、まして同居というカタチであれば、いさかいもあるのが当然であるが、どうもピエティラの方が、食事や掃除をはじめ、大工仕事が得意だったということであるから、生活全般の世話をしていたようである。どこへ行くのにも二人揃って行動していた形跡がある。美しき友情とでもいうのであろうか。

ジャンル:
作家
キーワード
ヘルシンキ フィンランド トーベ・ヤンソン
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