エクレアのあのねのね

大と為せば、以って大と為すに足らず

















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政(まつりごと)シャンシャンにて終わるにござる

2006年12月20日 11時52分52秒 | 徒然日記の50
コンビニで
「温めますか?」
「はい。お願いします。」
「ギュー・・・・!!??大丈夫。もうあなたは一人じゃないから・・・」
なーんてな。こんなコンビにありましたら是非紹介してください。

毎日色んなニュースがあるので気になる話題は満載。今書きたいと思ってるトピックを拾い出すと、
◆ウィニー
◆スパム
◆デジタル放送
◆WiiアンドPS3
◆政治
など色々。ウィニーとスパムに関しては草稿中。半分書いて放っています。
デジタル放送については総務省の情報通信審議会で話し合いが続いているのでなかなか先が見えない。次回は2007年3月に再開とのことなのでこれまでの分で見えてくる未来像をまとめてみたいとは思うがさて?。
WiiアンドPS3は話題に事欠きませんのでナンボでも書けますがそれこそ話題豊富ですのでどこでも語られています。今日は少し政治の話を。

昨日今国会が閉会し、阿部首相の総括演説を聞いていて「ハァー」とため息しか出てこなかったのだけど、結局はシャンシャン国会であり、小泉政権の遺産ともいえる絶対多数の党員数は何でも押し切りが可能なわけで、この状況下で民主党が何を言っても何をしても数の論理の前には無力なので、こうなると唯一対抗できるのは国民のみで、みんなの小さな一票が最大の力を持っている感じるにいたるのです。

●シャンシャンにて終わるにござる
信州日の本の先のお殿様、小泉変人頭(へんじんのかみ)純一郎様が隠居なされ、現政権は安部美国頭(びこくのかみ)晋三殿様の時代に移っております。
小泉変人頭様は独善にて強引ながら庶民の心をつかむことに長け、自らの派閥をぶっ壊すといきまいて見事にやり遂げなさりました。個人の思いとしては念願の飛脚便の事業のを民営化してその勢いを引き継いだまま安部美国様に政権をゆだね隠居なさいました。
しかしながら信州日の本では外国の諸国とは違い、引退をなされても地元の藩にてひっそり暮らすことはせずに江戸詰めのまま何かしらの権力を行使なさろうといたします。異国からも庶民からも違和感を覚える瞬間にございます。

信州日の本においてお殿様は異国の風習を取り入れ、今は入れ札にてお殿様を選びます。庶民は藩の代表を入れ札にて決め、その代表が江戸にてお殿様を決める入れ札投票をしてお殿様が選ばれるのでございます。

日の本において議員代議制民主制度なる庶民には立て札に書かれても分からないよな御触れにて決め事が決められていく制度になっております。
百のうちの五十一をとれば新しい御触れ事を発行できる制度にございます。数の論理ということにございます。
しかしながらからくりもございます。
百のうちの五十一を取るのはいささかしんどうございます。よって派閥なるものが生まれ、その五十一のうちの二十六を集めれば五十一を支配できることが分かり、あちらこちらで派閥が生まれては消えていきます。派閥は今もその力を示し続けているのでございます。小泉変人頭様はこの派閥をぶっ壊し自らに反対するものは切り捨てなしました。が、お殿様を隠居なされた今はその派閥の一員としてひっそりと暮らしております。

江戸詰めで”国会”なるものが開かれ、そこで色んなお取り決めについて話し合いがもたれます。今国会にては教育基本法など重要な案件をシャンシャンとお取り決めなされ、まさに数の論理で押し切りなさいました。
その反面、来年行われる貴族議院の入れ札会のために小泉変人頭様が切り捨てになさったお歴を懐に戻されたり、”街の会議(いまで言うところのタウンミーティング)”では桜を揃え、弁当代やお車代を惜しみなく国民の税からばら撒く懐の広さもお見せになり、これはこれで庶民の反発を買ったりもしております。

今国会の締めくくり総括にては金蔵協会(今で言うところの大手銀行)の献金にても言及なされております。
商い連合(日本経団連)が金蔵協会(全国銀行協会)を通じて献金再開を要請、大手の江戸三菱金蔵や憂得負自衛金蔵、瑞穂などが献金を再開なさる予定でした。

献金とはいわゆる”袖の下”でございます。事を潤滑に回すための潤滑油といいましょうか?目こぼしの道具に使われたりもする甘い香りのする金子にございます。

庶民から小さな銭を集めその庶民には高利にて貸付を行う金蔵協会は幕府の御触れと御金蔵からの低利の融資にて金を工面し、破綻の危機を乗り切りました。今ではジャブジャブ金を持ちながらこれまでの借金を盾に法人税を納税してはおりません。

「税を納めず、庶民に還元せず、しかしながら袖の下の金は惜しまぬとあれば庶民は納得せぬだろう。」
と安部美国頭様は仰られました。
ここにきて一気に失地回復を、あわよくば商人の権力回復をもくろんだ金蔵協会の狙いはすかされてしまいました。
安部美国頭は”美しい国”作りを目指しておられるので遠まわしに商人の権力に対する発言権を抑制しようとされたのかもしれませぬ。

その一方では災害復旧などで活躍する”自衛隊”なる部門を昇格させ、国家”軍”の創設を宣言なさいました。
将来的に願駄夢(ガンダム)などを実践配備するために必要な政策だったのかもしれませぬ。後世において評価は分かれるところでございます。

年が明ければまた貴族議院の入れ札投票が控えてございます。庶民の支持率を落とす中、短命政権といわれる安部美国頭様ではございますが運命やいかに?

安部美国頭様は甘いお顔と若さにて庶民の心をつかまれましたが飴(アメ)と鞭(ムチ)がいささか分かりにくうございます。一体どこに向かって政(まつりごと)をなさっておられるのかと問いとうございますな。

一巻の終わりにございまする。


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