日々、あんのん。

鹿児島でフォイヤーシュタインやからだを動かすことでの、
発達支援や学びやすい土台作りを日々研究。

根っこと人間脳。

2017-04-18 18:36:18 | 発達支援
 春の嵐が通り過ぎ、今日はぼちぼちよい天気です。
春だから嵐、という感じでしたが、秋ならこれ台風だなぁと思うことでした。
バイクが倒れてなくて良かった。

 凸凹っ子たちにできないことがあると、保護者さんや支援者は、
どうしてできないのかな、と考え何か方策を考えたりしますね。

 たとえば、そのできないことが学習であれば、やっている学習のレベルをやさしくする。
学習の目的地に行くまでのステップを小さくして、たくさんのできる段階を増やして、
そこから本丸にいく道筋をつけていく感じにする。

 学校でやるべきことだったら、先生に声をかけてもらったり、友だちの助けを借りてみたりしてみる。
学校との連絡連携を密にして、どうにか本人にできるようになってもらうようにする。

 生活のことでも、やり方を段取りを踏んで少しずつ教えていく。
今回は、ここまでできたらOKだけど、次はここを踏まえて、次の段階へと小刻みに教えていく。

 凸凹っ子の特性も踏まえて、保護者さんや支援者は、
それは、それは丁寧に、きめ細やかに段取りを考え、ステップを小さくして教えていくと思います。

 でも、結局、それは人間脳へのはたらきかけでしかないんだなぁー、ということを
今回、根っこ本を読んで、つくづく思いました。

 そして、私たちが当たり前のことが当たり前にできること。
たとえば、漠然と全体に言われたことでも、自分にも関係があることはちゃんとキャッチして情報として処理することや
何かの段取りが頭の片隅にありながらも、目の前でやらなくてはならないことを処理していたり、
そんなことは、遠い遠い子どもの頃に、たくさんのトライ&エラーから学んで、
今は当たり前のこととして、わざわざ、ひとつひとつを情報として入力しなくてもできるようになっていることに、
根っこ本を読んで改めて、気がつきました。

 ネタバレになるので、根っこ本の引用は避けますが、
大人は、子どものときの心を忘れる、というのは、星の王子様の甘い言葉だけではなく、
中枢神経を育てるという現実的な観点からも思い出しておいたほうがいいな、と今回思いました。

 保護者さんや私たち支援者が、どんなに丁寧にスモールステップを刻んでいっても、
その視点が「人間脳」にある限り、そのステップはその場しのぎ的になってしまうということも
頭の片隅に置いておいたほうが良さそうですね。

 根っこなくしては人間脳はない。
大事な視点だと思います。



 

 

 
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