日々、あんのん。

鹿児島でフォイヤーシュタインやからだを動かすことでの、
発達支援や学びやすい土台作りを日々研究。

子どもの思考の試行錯誤。

2017-06-19 18:13:03 | 発達支援
 早朝の仕事の帰り道は、川沿いの堤防をバイクで機嫌良く走っています。
今日もいつもと同様に、川沿いの道に入ると、カモの親子が川から田んぼへ移動中!

 テレビでしか見たことのなかったカモの親子の移動が目の前で繰り広げられている!
おおー!たまらん、かわいい、ほいほいほいほい、ついて行きなさいよー、と、
バイクを止めて見守る中、草むらに消えていきました。

 まだ、そんなに大きくはないカモの子どもたち。
頼まれないのに、合鴨農法のお手伝いかしら、と草むらの先の田んぼを眺めることでした。

 フォイヤーシュタインの勉強会をSkypeでしました。

 その中の話しで、「問題に対して自分でどうすればよいか考える力」について話しました。

 子どもたちは、自分が問題にぶつかったとき、
「こうやったらできるかも!」とか「こんな方法はどうかな」と考える間もなく、
「わかーーーんなーーーい!」と言い、ヒントをもらうのを待ったり、投げ出したりすることが多々あります。

 特に、紙の上で解くような問題に対してはこの傾向は強いように感じます。

 ところが、自分の好きな遊びや自分が熱中することに対しては、
より、楽しくなるような工夫をしたり、自分が熱中している課題についてどうやってクリアするか、
冷静に分析したり、実行したり試行錯誤して思索する場面に多々出会います。

 先日もビーチボールでヘディング5回を私とどちらが早く達成するか競争していた子は、
はじめのほうこそ、体力任せにやみくもにヘディングしまくっていましたが、
20分も続けていると、ボールがどの辺に来るとヘディングしやすいか、とか
自分の身体が前進していくのはボールの位置に問題があるから…と修正したり、
色々と自分で自分を観察し、試行錯誤しては実行していました。

 そんな子もプリントの学習になると、できるような問題でもちっとも考えようとしません。
その子に知識が足りないからできない、というような質の問題ではないにも関わらず、
無駄に「できなーい」「わかんなーい」を口にします。

 「学習」という場面になった途端に、ヘディングのときに見せた、
自分のまずさを観察し、できるようにするための方法を考えることを放棄するのです。

 「ヘディングのとき、最終的に4回連続までは行ったでしょ。あれは、なんで、できたの?」と聞くと、
「あれは、できそうだったし、自分でも色々工夫したから」
「じゃあ、こっちのプリントは?」と言うと、
「えー、だって、できないんだもん〜〜〜」というので、
「ヘディングと一緒だよ。どう見たらいいのか、自分で作戦たててごらん」と言うと、
「えーーーーっっ。そしたら〜〜〜〜」と取組める子どもたちがいます。

 考えられない、試行錯誤ができないわけではなく、
場面によって、試行錯誤のやりかたがわからなくなったり、自分の苦手さを観察できなくなったりする子がいます。

 そんなお子さんには、日頃、その子が工夫してやってのけている、
様々な問題を思い出させて、目の前の問題も同じような手順でやってのけることができることを
思い出させてあげるとよいと思います。

 


 
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