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ポスト・プロダクション:映像編

2009年03月22日 | 映画製作日記
映画の撮影のことをプロダクションといいますが、
撮影前の準備段階をプリプロダクション(略してプリプロ)、
撮影後の作業をポストプロダクション(略してポスプロ)といいます。

ポスプロを段階的に大きくわけると、
まず 撮った材料をつなげる「編集作業」があります。
編集で映画が数倍にも良くなる話は先述したばかりですが、最終編集が決まったら、音と映像に磨きをかけます。

編集以後のポストプロダクションには音に関するものと、映像に関するものがあります。

CGなどを多用する映画やアニメの場合、映像のポストプロダクションはやや複雑で時間がかかるものになりますが、本作は複雑な合成はなく、主にカラーコレクション(タイミングともいう)と呼ばれるワンカットづつのバランスを整える色調整が主な作業でした。写真はカラータイミングを行なったラボラトリーの一室。(ピンぼけですみません。)



先々週、カラーコレクションが終了し、日本から帰ってきたユリP、サムP、クロードEPとともに、ポストプロを行なうラボラトリーで、フィルムに焼き付けたのと限りなく近い映像を確認しました。



その作業と平行して、オープニングクレジット(映画の初めに出てくる映画の題名や役者さんの名前などの作成)、エンディングクレジットを作成します。

エンディングクレジットは、キャスト、メインスタッフはもちろん、映画にご協力いただいた方々をリストアップし、漏れがないか、チェックして書き連ねます。(それでも"あっ!"というミスがあったり、大事な人を忘れていたりるのが常なので、サムPゆりPクロードEPも私も、ヒヤヒヤしながら目を皿の様にしてチェックしていました。)



クレジット担当のリンさん。二児の母です。修正に修正を重ね、やっと二日前に仕上がりました。

ちなみに、日加共同製作映画は、エンディングタイトルが悩みの種です。今回は考えた結果、映画のタイトル(二カ国語)と特別協力(カナダ人英語、日本人日本語)以外は全てローマ字表記に統一しました。

いよいよ来週は焼き上がった分のアンサープリントを確認します。

プリントは、HDで撮影し、カラコレした映像を一枚一枚レーザーで焼くため、綺麗な反面、日本だと高くつく方法だそうです。カナダではそれが唯一の方法なので、ラボラトリーも他社との競争で価格が下がり、日本でレーザープリントをするのと比べると、軽く三分の二ぐらいの値段だそうです。ちょっとお得感?


さて次回は、ポストプロの醍醐味でもある音を磨く作業....サウンドミックスについてお話しします。

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ジャンル:
映画
キーワード
ポストプロダクション カラーコレクション ローマ字表記 ポスト・プロダクション プリプロダクション
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