
さて、連日、貴子監督のレポートでポストプロダクションの模様をお伝えして来ましたが、昨日、ついにアンサープリント(ポスプロでの修正を終えて、完成した映画の、現像所からもどってきた最初のプリント)を観る事が出来ました。
試写はテクニカラーの映写室で、地元のポスプロの技術者達を交えて、貴子監督、ユリP、クロードEP、サミュエルP、サミュエルの奥様のバヒジャ、私、藤本という少人数のアットホームな雰囲気で行われ、誰もが映画の成功を確信するような素晴らしい仕上がりを確認することが出来ました。
ちょっとドキドキだった試写前の一時です。
監督の向かって左隣に座っているのがユリP。

オリジナル音楽担当のロベール・マルセルさんと談笑中の貴子監督。

嬉しそうなクロードEP。

いよいよ試写が始まります。(ドキドキ)

ここからの映像は無し(笑)ですが、エンディングロールが終わって思わず拍手してしまった私です。その場にいた皆も同じ事を思っていたようです。
ユリプロデューサーが、映画『アンを探して』の企画を立ち上げてから10年。
「この企画が作品として完成したということは殆ど奇蹟にちかい」とおっしゃっていたのが印象的でした。
こうして映画は完成しても、これから配給への大変な道のりが待っています。
映画ってほとんど子育てに近い、長いスパンの大変なプロジェクトですね。
作品への愛と不屈の精神、他にも色々そろって初めて、世に送り出す事が出来る。
やっぱり”奇蹟”と呼ぶに相応しい...と今日はちょっと感傷的な気分で閉めてみます。
写真・文 藤本紀子












