みっかぼうず。

ものぐさ&ぐ~たら三日坊主の、ドラマ・映画・本のオボエガキ&おりおりの記録。

ファンタジーで、いっか。~からの、ポワロ像。

2017-06-16 10:07:34 | 本・コミック
少し前、クイーンのライツヴィルものを読み終わって、
自分が殺人絡みのミステリーばかり読むことに、嫌悪感めいた違和感を覚えていた。

その後山崎まどかさんの『自分整理術』を読んだとき、
これは!という文章にいきあたった。

「私はミステリ小説が大好きです。
 といっても、血なまぐさい事件やハードボイルドが好きなわけではありません。
 ミステリの中の殺人は「事件」ではなくて、あくまで「ファンタジー」です。」

そう、そう思ってもいいんだよね?
わかりもしないのに、中途半端に現実と繋げようとするから
嫌悪感や違和感を覚えるんだよね。

↑の文章に行きあたって、もう一つ思い当ったこと。

大人向けの最初のミステリーは、中学生の時の「オリエント急行の殺人」だった。
大陸を横断していくつもの異国をめぐる、優雅な列車、
一つの家族中に、異なる国の人々が暮らしていたという、事件の背景。
暴かれた真相に対する、「犯人」の独白。
それに対するポワロの幕引き。

有名なトリックもさることながら、ファンタジーとして、まず心ひかれたのだ。
だから、後に映画で見たり(アルバート・フィニー主演のもの)
テレビ版で見たり(デビッド・スーシェ主演のもの)
同じ原作なのに、面白いけれどなんか違うと感じたのは、
「ファンタジー」の要素が薄れていたからだ。
特に、テレビ版のポワロは、初期の他の放映作品と比べても、
その要素が少なくなっていたのだ。

スーシェのポワロは、私のイメージど真ん中なので、
それはそれで、原作以上の「リアルな人間味」が感じられるのだが、
やっぱり「ファンタジー」を感じる「キャラクター」としての方が
いいなあ、と思う。
思って、いいよね、と思う。

『自分整理術』は、ちょっと思ったところとは違う趣旨の本だったが、
この一文にいきあたっただけで、もうけもの。
それに、いつか自分なりに、副題である
「好きなものを100に絞ってみる」を実践してみたいな。





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