グリーンウッド的あんじゃねぇライフ

四季折々に移ろう泰阜村での生活の中から、元気が出るような日々の出来事をスタッフがお伝えしていきます。

「はなえもん」より ~1年間の教師・指導者育成プロジェクトでの学び~

2012-10-03 18:47:02 | グリーンウッドの「ねっこ教育」

ばんです!

 

今日は珍しく長文、読み応えがあるはずです(笑)。

 

 

大分、前の話ですが、

 

先日、2010年度の『教師・指導者育成プロジェクト』(山村留学のこどもたちと1年間同じ屋根の下、地域の中で一緒に暮らし、こどもを育てることについて直接現場で学ぶプロジェクト)に参加していた「はなえもん」からお便りが届きました。

 

封筒を開けると、『Fly out for the world! ~大学から外に飛び出した埼大生の体験記~』というタイトルの冊子が。

 

 

これは、休学や留学などにより、大学の外に新たな学びを求めた埼玉大学生の記録をまとめたものです。

 

  

彼女が記したページを見てみると、泰阜村・だいだらぼっちでの学びが重みのある言葉で表されています。

 

 

その一部を紹介します。

⇒以下が、彼女の答えです。

 

 

●自分にとってのこの1年間とは?

⇒「人生の土台、価値観の土台」です。

ここからさらに何を積み重ね、生かしていくのかが大事だと考えています。

 

 

●日常に戻ってから

⇒1年後、感動や充実感はあるけど、ここが変わったといえることはすぐに見えませんでした。

 

しかしある時、様々な場面で自然と昨年感じたことや考えたことを行動の指針や考え方の土台にしていると気付きました。

 

特に教員採用試験の面接練習でこどもの指導について答えた時、実感がこもっているね、と言われ、「これだ!」と思いました!

 

 

●1年間で得たもの

⇒一番大きいのは新しい考え方や価値観といった自分の内面の変化です。

 

例えば、「こんな時はこうすればいい」といった単純な答えを知っているということではなく、「こんな時はどうすればいいか“考える”ことができる」ということです。

 

それは常に人と、自分と向き合う中で失敗して考えて自分で答えを出していくことを1年間繰り返したからこそ得られたことで、単に大学の講義で学んだり、こうすればいいと言葉で伝えられることでは得られないものでした。

 

そして、熱い思いを持って活動している尊敬する人との素晴らしい出会いや、迷ったり悩んだ時に糧となるような経験。

 

これからの自分につながる、目には見えない大切なものも得ることができたと感じています。

 

 

●これから、どうありたいか

⇒来年からは学びを社会に還元する時期だと考えています。

これからも「あきらめない」「自分次第」という二つのことを意識していきたいです。

 

例えばこどもたち一人ひとりを受け止め向き合うことを「あきらめない」。

うまくわかりあえない時も「あきらめない」で考える。

 

どうにもならないという状況でも、そこでどう行動するかは「自分次第」。

失敗したり悩んだ時もそれをどう生かすかは「自分次第」。

 

つまりいつでも前向きに考えていくということです!

 

また、この1年でこどもたちの持つ力や成長する姿を目の当たりにしたので、こども自身が自分の力を引き出せるように、支えられる先生になりたいです。

 

 

以上が、彼女が記した言葉です。

 

この体験記を読んだとき、私は感動しました。

 

ここでの暮らしを通じて、彼女が持ち帰ってくれたものが確かにあるということを心から嬉しく思うと同時に、

 

「自分も負けてられないな。」と感じました(笑)。

 

 

 

彼女は現在、埼玉の学校で教壇に立っています。

 

毎日こどもたちに向けたメッセージを発信し続けていることでしょう。

 

 

さて、泰阜村には、山賊キャンプをはじめ、各種ボランティアや研修のために、年間400名ほどの学生が訪れます。

 

そんな中で、「将来、先生になりたいと思っています。」

 

こう話す学生さんがたくさんいます。

 

 

「○○になりたい。」

 

自分の想いがあるということは素晴らしいことです。

 

自分自身の原動力にもなります。

 

 

ただ、それよりも大切なのは、

 

「なぜ、なりたいのか?」

 

「なって、どうするのか?」

 

言い方を換えれば、「何がしたくて○○になるのか?」・・・ということ。

 

ゴール(=目指すもの)がどこにあるのかを分かって走っているランナーと、そうでない人との違いはあまりに明確です。

 

 

言うまでもなく、「先生になる」ということは、最終ゴールではありません。

 

上の例に言い換えると、「ランナーになる」というだけにしか留まりません。

 

 

先生だけに限らず、全ての職業は手法でしかないのです。

 

自分がこどもたちに、あるいは社会に、いったい何を伝えたいのか?

 

このプロジェクトにはそのヒントがあります。

 

 

「先生になりたい。」「こどもと関わる仕事がしたい。」

 

でもなんとなく漠然としている。将来のことに不安がある。

 

そんな方、ぜひ『教師・指導者育成プロジェクト』について話を聞きに来てください。

 

 

ただし、将来のために1年間を投資する。

 

こどもたちと、そして地域と向き合う。その覚悟をもった方は・・・です。

 

 

自信がない。不安がいっぱい。

 

それでも構いません。

 

絶対に持ってきて欲しいものは“やる気”です。

 

それを持って来ていただければ、“不安”や“疑問”は両手いっぱいに持ってきてOKですよ。

 

私が事業についてお話しさせていただきます。(不在の時もあるのでそこはご了承ください。)

 

 

あ、ちゃんと事前に見学の申し出をしてくださいね(笑)。

 

日程を調整しますので。

 

ばん

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