雑感 独り善がり

日々の思いや怒りを自分勝手な考えで綴る

ANAが好き

2016-03-23 00:23:52 | 社会

ANAの会長さんがJALのことについて話しておられるというのをざっとだが読んだ。
私にとってはANAとJALのことって非常に関心のあることだから。

私は昔からANAが好きだった。そしてJALが嫌いだった。
何故か?理由ははっきりしている。ちゃんとした訳がある。
ずっと昔、まだJALが威張りくさっている頃、JALに乗るとね、今はスチュワーデスなんて言わないがCAて言うの?
が、それはそれはエラソーだったんだ。それこそアメリカのエアラインのスッチーがエコノミーの客に食事を出す時に
『ビーフ?orチキン?』とか面倒くさそーに聞いて”ドカッとメインを皿に入れたりしてたよね?あれと同じだった訳。
まあ私は何度か利用した中で、JALのスッチーに高ビーの上から目線されこそすれ、親切にだとか優しくだとか
された記憶がない。
あの頃のJALなんて親方日の丸と同じだった訳だし。
そこへ行くとANAのスッチーはやはり後発という思いがあったんだろうな、優しくて親切だった。
みんなキレイだったし。

まあ最近はJALも、昔に比べればマシにはなったとは思うけれど。

ANAの会長さんの話。
2010年JALは会社更生法申請し経営破たんした。
・約5200億円の債権放棄と100%の減資
・税制上の優遇措置
・3500億円の公的資金の投入
・3600億円のつなぎ融資の投入
・借金棒引きで身軽になった
・更生法申請からわずか1年後の2011年度には1866円の純利益計上
・2012年9月会社更生法申請からわずか2年9か月で東証1部に再上場
・その後も毎年1500億円レベルの純利益を積み重ね
・これは航空機の減価償却費の大幅減に伴い、毎年数百億円単位で営業費用が圧縮され、かつそれらも含めて
 生み出された収益には税制上の優遇措置が適用されることから、税引き前利益のほとんどが純利益として残るという
 構造が今もなお継続しているため
・法人税減免効果に加え債権放棄に伴う金利負担の減免分を合わせた効果もあり、毎年の最終の純利益において、
 ANAとJALとでは1000億円を超える差が生じており、その積み重ねによって年々両社の利益剰余金の差も
 大幅に拡大している
・今なお税制優遇が適用される仕組みとなっている
・2014年度決算を比較すると、営業高利益率はANAの5.3%に対してJALは13.4%
・今年度第3四半期決算のバランスシートにおける両社の利益剰余金はANAが約2400億円JALが約5200億円
 で、経営体力の差は歴然としている

と。
まあ、JALの優遇のされ方は枚挙にいとまがない。

要はすっ飛ばして簡単に言うと
倒産したにも拘わらず公的資金を投入されて国の援助を受けて経営が楽になり、未だに税制優遇されているお蔭で
自社の力で企業努力しているANAよりも儲かっている豊かになっているという状況・図式になっている。
これおかしいでしょ!!!と言うことだよね。

私もすんごくおかしいと思うよ。
政府専用機がJALからANAに代わった時は嬉しかった。
羽田の発着枠を取り合いしている時、政府の援助を受けているJALがANAより多いのはおかしいだろと
応援したり。

忘れてないよ、私。JALが何して来たか。
知っているよ、私。ANAがどんな努力して来たか。
日本の大きなエアラインが1社だけだとマズいからという理由もあったんだろうとは思うけれど、
めちゃ不公平だよね。
会長さんだけでなく、ANAの社員の人たちは何を思うだろうね。
この関係無い私でさえ思うんだから。

政府の、国の力を借りずに自社で経営努力している会社にこそ肩入れするべきだ。
もしこの先もずっとANAが割を食う様なことが続き不公平感ハンパなくなったら、私声を上げるから。
小さい声でも言わないよりはマシだ。
なので・・・応援しているから頑張って下さい、ANAさん。

でも必要に応じてJALも乗りはするよ。ANAの路線の無いところ又は時間的に便が無い時。
そして嵐の大野さんがJALの機体に絵を描いた”FLY TO 2020”は羨ましいよ。










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