雑感 独り善がり

日々の思いや怒りを自分勝手な考えで綴る

羽生さんと井山さんにおめでとうを言いたい

2018-01-07 00:58:10 | 社会
将棋の羽生善治さんと囲碁の井山裕太さんに国民栄誉賞が授与されること、本当に喜ばしいことだと
素直に嬉しくお祝いしたい。

井山さんのことは昨年このブログにも書いたが、若いのに非常に人間が出来ていると言った感じの方で
やはり偉業を成し遂げる人と言うのはこういうものかと感心したものだった。

そして羽生さんだが、私は先ずはあの風貌が好きだ。
昔はよく髪の毛のことを話題にされていた様な・・・。
こう言っては失礼かもしれないが、あのお歳で何だか可愛い感じがする人だ。
でもやっていることは凄いことなんだけれどね。

史上初の”永世7冠”と言うのがどれ程凄いことか、素人の私にも解る。
将棋には元々、名人・王位・王座・棋王・王将・棋聖・竜王と7つのタイトルがあるらしい。
今は叡王というタイトルも加わったらしいが。
夫々のタイトルで永世の称号を与えられるのには通算で10期とか連続で5期とかの決まりがあるのだが
普通で考えれば”連続5期”と言うのが難しいよね。
並み居る強敵を打ち負かしてのタイトル保持。それを毎年続ける。
谷川さんだの渡辺さんだの、私でも耳にしたことのある強い方は他にもいっぱい居る訳で、その中での
タイトル保持は本当に至難の業だろう。
連続で5期だとか通算で10期だとかを達成して初めて永世となれる。
そしてそれを7つも。
時間の長さを思う時、気が遠くなる。
人は時間と共に衰える。物理的生理的にはそれは誰でも間違いのないことだろう。
だから羽生さんの精神力を思う。
どれ程の気力体力なのだろう。

なんでも羽生さんは、6つのタイトルまでは2008年には永世の称号資格を得ていたのだが
竜王だけは3度チャンスを逃していたらしい。
そして最後のチャンスと臨んで永世の称号を勝ち得た。
6つ目から最後のひとつを獲るまでに10年かかったと。
そしてトータル30年近く戦い抜いたと。
”継続する”ことの難しさは、継続し続けている人にこそ分かる、理解出来る。
そこには人知れず努力したことや我慢や精進が凝縮されていることだろう。本人はそうは思って無いかも
知れないが。
この偉業達成に心から敬意を表したいと思う。

井山さんへの国民栄誉賞授与のことを、若過ぎるんじゃないかとか、同時でなくてもいいんじゃないかと
言う声もたまに有るみたいだけれど、囲碁で2度の7冠独占も半端じゃない偉業なんでしょ?
囲碁は韓国も中国も強い。
羽生さんの場合は年月掛けて達成した偉業だけれど、井山さんはまだまだこれから世界へ出て行って
日本の井山ここに在り!とこれからもずっと長く頑張って貰えばいい話で、受賞に年齢は関係無いしね。

お2人共人間的にも素晴らしく、感じの良い方で、多くの人が受賞を非常に納得していまっす。

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