
1.仙腸関節異常の概念
整体やカイロの治療で、よく仙腸関節の異常が指摘されるが、整形外科ではあまり注目されていない。私は仙腸関節の異常は腰痛(正確には臀痛)の一タイプとなると考えている。
仙腸関節の遊びは3ミリほどあり、少しグラついている状態が正常である。このグラつきは中腰姿勢で最も大きい。中腰姿勢で腰を捻ったりして異常な外力が仙腸関節に加わると、関節の遊びを越え、関節面は少しずれた状態で固定してしまう。古い雨戸を引っ張り出そうと変に力を入れた途端、雨戸は中途半端な位置のまま、動かなくなるのと同じ状態である。
2.症状
関節のズレた状態そのものは痛みをもたらさないが、間もなく周囲の筋や靱帯が異常興奮し、仙腸関節部に鈍痛を覚えるようになる。人によっては下肢の大腿部や足首に関連痛を感じ、むしろ関連痛部位を苦痛として感じる者がおり、診断を難しくさせている。
3.診断
ただし関連痛部位には圧痛所見はないこと、仙腸関節部に顕著な圧痛があること、静的腰痛(同じ姿勢を続けていると痛む)であることなどから、本症であることを推察できる。なおパトリックテストは正常であることが大部分で参考にならない。
整体やカイロの治療で、よく仙腸関節の異常が指摘されるが、整形外科ではあまり注目されていない。私は仙腸関節の異常は腰痛(正確には臀痛)の一タイプとなると考えている。
仙腸関節の遊びは3ミリほどあり、少しグラついている状態が正常である。このグラつきは中腰姿勢で最も大きい。中腰姿勢で腰を捻ったりして異常な外力が仙腸関節に加わると、関節の遊びを越え、関節面は少しずれた状態で固定してしまう。古い雨戸を引っ張り出そうと変に力を入れた途端、雨戸は中途半端な位置のまま、動かなくなるのと同じ状態である。
2.症状
関節のズレた状態そのものは痛みをもたらさないが、間もなく周囲の筋や靱帯が異常興奮し、仙腸関節部に鈍痛を覚えるようになる。人によっては下肢の大腿部や足首に関連痛を感じ、むしろ関連痛部位を苦痛として感じる者がおり、診断を難しくさせている。
3.診断
ただし関連痛部位には圧痛所見はないこと、仙腸関節部に顕著な圧痛があること、静的腰痛(同じ姿勢を続けていると痛む)であることなどから、本症であることを推察できる。なおパトリックテストは正常であることが大部分で参考にならない。











Thank you,
Chris