旅行2日目の朝です。
前夜遅くから大雨でした・・・。
今回の伊豆旅行も雨にたたられるのか・・・と覚悟しましたが・・・。
なんと! 8時前に雨は止み、晴れてきました。
母が自分は「晴れ女」だと自慢してましたが、本当に今回の旅行は天気に恵まれました。
動画に風の音が入っていると思いますが、この朝はすごい強風でした。
この風が原因でたいへんなことが起きました。
ドッグランのあと、近所の散歩です。
旅館の周辺には水田が多く、カエルの鳴き声がすごかったです。
気温もあがり、道路の雨水はみるみる乾いていきます。
旅館入口で記念撮影。
朝ごはんもお部屋でいただきます。
夕ごはんに続き、盛りだくさんです。
アンジェロは、あいかわらずごはんを食べません。
ついに、テーブルの下に隠れてしまいました。
観光に出かけるために、駐車場から旅館玄関に車を移動したとき
山のほうから
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ~ん」と低く大きな音で
空襲警報のような不気味な音が聞こえました。
お客様の送り迎えのため、玄関に出ていた仲居さんに
「あれは何ですか?」と質問すると
「避難訓練のときなどに鳴るサイレンです」と不安そうな顔で答えました。
「いつも鳴るんですか?」と重ねて聞くと。
「いえ、鳴りません。訓練の予定もありません」と仲居さん。
見ると、温泉街の中心地方面から煙が上っています。
訓練にしては念入りだな、と思ってると、旅館の支配人も出てきました。
周囲の民家からも住民たちが道路に出てきました。
家族が来たので車に乗り、とりあえず予定していた温泉街に向ってみました。
公共の大駐車場に車を停めると、数軒先が激しく燃えてました。
東京だと小さなボヤでも、あっと言う間に30台くらい消防車が集まりますが
山あいの温泉地には消防車が少ないのか、2~3台しか来ていませんでした。
強風にあおられて、火はなかなか消えないようです。
周囲に煙のニオイがしてきましたので危険を感じて、
温泉街の観光はあきらめ、次の目的地に向おうとしましたが
駐車場出口が停電してしまい「バー」が開きません。
「料金箱」に書かれた「緊急連絡先」に電話しましたが、話し中で全然かかりません。
他のドライバーの人が連絡して「ALSOK」の人が開けに来てくれることになりましたが
長いこと待っていても全然来ません。途中の道が交通規制になり時間がかかるようです。
30分ちかく待って、ようやく「ALSOK隊員」がかけつけました。
バーを上げるのではなくて、横に抜いたのでした。
ようやく「脱出」できた我々は、温泉街方面は避けてもとの道に戻り、山のほうへ進みましたが
道路から、燃えている温泉街が見えるようで、多くの車が路駐して
人々が町を見下ろしてました。
温泉街の様子は心配でしたが、とりあえず、1時間ほどかけて
目的地の伊豆シャボテン公園に着きました。
私の知るかぎり、ここは最も、犬と人間が楽しめるテーマパークだと思います。
一部、犬NGの場所もありますが、基本的にはわんこも見学自由です。
前に来たときは、クジャク、ペリカン、リスザルなどが園内に放し飼いされていて驚きました。
今回は、放された動物との遭遇はなかったですが、
それでも展示動物を見るカプアンたちは大興奮!
カメだぁ~!
カピバラだぁ~!!(アタイはカプバラ)
カピバラの露天風呂の元祖はシャボテン公園だと言われています。
公開は寒い時期だけです。
シャボテン公園のシンボル「荒原竜」の前で記念写真。
私の幼稚園時代のアルバムに
ここで、母と撮った写真が出てきました。
たぶん50年前の写真です。
荒原竜は変わっていませんが、後に現在は見られない施設が写っています。
「伊豆シャボテン公園の歴史」を見ると
ピラミッド型温室と荒原竜の完成が昭和38年(1963)で
昭和40年(1965)に「回転式展望台」完成公開とあります。
風雨の激しい高原で、よく50年以上「荒原竜」がもっているな、と感心しますが
頭部分の剥落を怖れて、現在は、頭の下にある「温室への入口」に屋根がつけられています。
温室への通路に昭和36年当時のシャボテン公園全景写真がありました。
私が生れた年です。
温室は暑いから入るのは嫌だ。と言っていたカプアンママですが
温室内は空調管理されていてそれほど暑くはありません。
たぶん、熱帯育ちのサボテンたちも暑いのは苦手だと思います。
また、この日はすごい強風でしたが、ピラミッド型温室はガラスではなく
強化樹脂で覆われているようで、たぶん簡単には割れません。
温室内はこんな感じ。見た事もない植物が多数あります。
これは、鋸歯竜(リュウゼツラン科 キョシリュウ)。
カプアンたちは、植物を見るより動物を見るほうが好きです。
小さな子ども以上に興奮しています(笑)
手前にミーアキャットがやってきて、動きを追うアンジェロとカプア。
とても仲のよい、メンフクロウ。
ほかにも、「ナマケモノ」や「フェネックキツネ」などいて大喜びのカプアンたちでした。
サボテン温室から出たところに生えているアガベ・アメリカーナ(アオノリュウゼツラン)
なんと、アスファルトを突き破って新芽が出てきてます。
お土産コーナーを見物してから外に出たら
アンジェロが、犬好きな家族にかわるがわる撫でられてました。
「オイラは展示動物じゃないよ」
メキシコ古代遺跡群なども見てまわり
屋外展示のミーアキャットも見ました。
分かり辛いですが、カプアンたちが見ている植物の影にいます。
8年前にカプアンたちは同じ場所で、動物たちを見ています。
ここに当時の写真が載ってますが、キミたちは覚えてるかな?
園内の食堂は大混雑なので、シャボテン公園を出て、車で10分ほど先の
「花と紅茶 pixy」さんで食事をすることにしました。
わんこに優しいマスターです。
ネットの情報では「犬同伴はテラス席だけ」となってましたが
カプアンたちは他の犬が苦手です。と伝えると
テラス席に大型犬がいたため、室内の奥の席を用意してくださいました。
こちらも優しそうな奥様。
紅茶の木があると言うので、日本茶とどう違うのかお聞きすると
「同じ木」だそうです。作り方の違いで「紅茶」になったり「日本茶」になるとのこと
勉強になりました。
私がいただいたのは、軽食の「ツナのオープンサンド」。
和食でおなかいっぱいだったので、ちょうどいい量でした。
野菜もたくさん、パンも温かく、もちろん紅茶もおいしかったです。
中庭を見せてもらいました。
鳥たちへの餌でしょうか。
ここが犬と同伴できる中庭のテラス席。
軒が深いので、雨の日でも大丈夫そうです。
お客さんの小さな女の子が、カプアンたちを撫でにきました。
幼稚園に行っているそうですが、とても賢い子で
カプアンたちの名前をすぐ覚えました。
ご主人は愛犬を昨年亡くし悲しまれてましたが、最近、保護犬を家族に迎えてくださいました。
皮膚病などの治療中で、まだお店には出せない。とのことでしたが
きっと、いずれ、看板犬になり、お客様を癒してくれることでしょう。
お店の前にある、ウサギの形に剪定された木。
「pixy」さんで食事をしていたとき、宿から電話が入り
「温泉の源泉のポンプが停電のため、源泉の供給ができなくなりました。
復旧の目処が立っていません」との連絡でした。
温泉に入れないのは残念ですが、仕方ありません。
とりあえず、宿に戻ることにしました。
次回に続きます。
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