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速報 平成26年度犬猫殺処分数

2015年12月30日 01時44分31秒 | Change

カプアン通信2015年さいごの更新です。

まずは、環境省の最新データの発表から・・・。


環境省の「犬猫殺処分」に関する統計資料は、毎年年末に発表されるようです。
昨年もいまくらいの時期でした。
今年も、同じ頃だろうと思い、12月半ば頃から毎日
環境省の統計ページを覗いてましたが
昨日午後、ついに平成26年度の統計資料が発表されました。
速報でお伝えします。

ちなみに平成26年度というのは
平成26年4月1日から、平成27年3月31日までのことです。


犬・猫の引取り状況(平成26年度、環境省調べ※2015年12月29日発表)


(注)
幼齢の個数は主に離乳していない個体を示します。
引取り数の所有者不明の成熟個体には、狂犬病予防法に基づく抑留が含まれます。
引取り数の所有者不明には、一部、県・市条例に基づく収容を含みます。
殺処分数には、幼齢個体などの保管中の病気等による自然死も含まれます。
成熟個体と幼齢の個体を区別していない自治体にあっては、成熟個体を計上しています。

※表部分をクリックすると、すこしだけ大きくなります。

比較のため前年度の表も添付します。
(前年度のデータは記録に残らないので、私は毎年PCモニタをキャプチャリングして保管しています)

犬・猫の引取り状況(平成25年度、環境省調べ※2014年12月発表)


※表部分をクリックすると、すこしだけ大きくなります。

全国の犬・猫の殺処分数の推移(最新版)


※グラフ部分をクリックすると、すこしだけ大きくなります。

このデータで何がわかるかというと・・・
当然、殺処分数が減ったことはわかりますが、各項目を詳しく見ると
なぜ殺処分数が減ったのか推測できます。

まずは「引取り数」の比較ですが
平成25年度の表は「合計数」が表記されてませんので、電卓を叩いて集計すると・・・
犬合計60,813頭 猫合計115,273頭 合計176,086頭

平成26年度は、平成25年度と比較すると
犬が約8,000頭 猫は約17,000頭も減っています! 合計で約25,000頭のマイナスです。

返還数(迷子など)は800頭ほど減っています。
もし迷子犬猫が多数いるとすると、ここは大幅に増えないと迷子犬猫が救われません。

譲渡数は微増ですね。犬は約400頭の増加。猫は約2,200頭の増加。

その結果、
犬の殺処分数は前年度28,569頭から21,593頭へ6,976頭減りました。
猫の殺処分数は前年度99,566頭から79,745頭へ19,821頭減りました。
合計殺処分数は前年度128,135頭から101,338頭26,797頭減りました

まだ殺処分合計数が10万頭の大台なのは残念です。
データで明らかになったのは、
ほぼ「引取り」が減った分だけ殺処分が減っているという事実です。
譲渡で殺処分を減らすのは、なかなか大変です。
ちばわんは、メンバーが多い大規模な保護団体ですが、
それでも、譲渡数を大幅に増やすことは容易ではありません。

飼い主に終生飼養を意識させ、犬や猫を捨てさせない、センターに引き取らせない。
不妊去勢を施して不要な犬猫を殖やさない
ということが殺処分減少のカギだと証明されました。



今回、自治体別の詳細なデータも発表になっています。
ランキングなど、データを細かく読むのは新年になってから行うつもりですが
ちばわんのボランティアさんたちが知りたい「千葉県」のデータのみご紹介します。

上記の表の形式で千葉県の平成25年度と平成26年度の詳細な表を作ってみました。

犬・猫の引取り状況(千葉県、平成25年度、環境省調べ)


犬・猫の引取り状況(千葉県、平成26年度、環境省調べ)


※表部分をクリックすると、すこしだけ大きくなります。

前年度に比べ、引取り数は、犬は490頭。猫は626頭。合計で1,116頭減っています
良いことだと思います。
返還数は、猫は増えてますが、犬が減り、増減なし。残念です。
譲渡数は、犬が77頭減ってしまい、猫も125頭減少。合計で202頭減っています。

その結果、
犬の殺処分数は前年度931頭から561頭へ370頭減りました。
猫の殺処分数は前年度2,568頭から2,073頭へ495頭減りました。
合計殺処分数は前年度3,499頭から2,634頭865頭減りました

※引取りが1,000頭以上減ったのに、殺処分が1,000頭以上減少しなかったのは
譲渡数が前年度より200頭ほど少なかったからだと思います。

犬の殺処分減少がこのペースで進むと、平成28年度にはゼロが達成できます。
猫の殺処分減少がこのペースで進むと、平成31年度にはゼロが達成できます。

ただし、東京都など殺処分数が減った自治体の様子を見ると
収容されるのは老犬、老猫、猫の乳飲み子が占める割合が大幅に増えてきますので
殺処分ゼロはだんだん大変になってくるようです。


さいごに、平成26年度の自治体別詳細データで発見したことを二三ご紹介します。

犬の殺処分ゼロを達成した自治体は川崎市でした。
猫の殺処分ゼロを達成した自治体は相模原市でした。
合計殺処分ゼロを達成した自治体はありませんでした。
(ただし、収容されて病気などで亡くなった犬猫が殺処分に含まれるケースもあります)
犬猫とも殺処分数がひと桁まで減った自治体は多数あります。今後に期待します。

そして、譲渡数に関していえば、
今年も犬の譲渡数全国一番は「千葉県」でした!
平成26年度犬の譲渡数947頭
(前年度より減ったにもかかわらず2位の熊本県839頭より100頭以上多いぶっちぎりです)
猫の譲渡数一番は北海道の1,359頭でした。


どうか犬や猫を飼っている人の意識が変わり
殺処分ゼロの世界が早く訪れるよう願ってやみません。




東京タワーの展望台に「2015」という文字が現れました。
もうじきこの数字が「2016」に変わろうとしています。


私にとって2015年はあまりいい年ではありませんでした。

2月には父が亡くなりました。
93歳でしたし、長く苦しむこともなく、たった一晩で逝ってしまったので
父にとっては理想的な旅立ちだったのかもしれませんが、
まだ少し、心の整理がつかないときもあります。

自分の健康は問題ないですし、カプアも健康。
アンジェロは、ちょっと怪しいところはありますが
いまのところ問題なく過ごしています。
カプアンママはあちこち痛いようですが、きっと年相応でしょう。
母は介護が必要ですが、父のときに比べたらいまのところずっとラクです。

近年、最大の問題は、自分のせいだとわかってますが
自分の仕事がここ3、4年減り続けていることです。
なぜ自分のせいかというと被雇用者ではなく、経営者だからです。
来年はどうにかしないと・・・正念場です。

でもありがたいことに、年末にひさびさにお仕事の依頼がありました。
昔の自分なら「年末年始に仕事なんて!」とうんざりしたと思いますが
そんな昔の自分に説教したいです。


今年は、知りあいのわんこたちの逝去が多かったです。
とくに、ちばわん創成期に卒業したわんこたちの旅立ちが多かったです。
ちばわんは創設後13年が経ち、最初の頃レスキューされたわんこたちは
皆、高齢になってきました。

ちばわんは、犬猫たちは「家族」であると定めてます。
犬の家族を亡くした人間の家族たちの悲しみは想像に余りあります。

カプアン通信でご紹介した、今年亡くなったわんこさんたちを
改めて悼みます。
(お名前をクリックすると、記事にリンクします。記事のさいごに掲載している場合があります)

ヒナちゃん

キャノンくん

まろくん

マイちゃん

マットくん

元気くん

ご冥福をお祈りします
飼い主の皆さま どうか寂しさが早く癒えますように


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2 コメント

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Unknown (幸多家)
2015-12-30 19:22:37
今回もデータの掲載、非常に分かりやすくて助かります。
なかなか自分では見に行かないので(汗)。。。
何となくですが、動物を取り巻く環境が少しずつですが
前進しているのを感じます。
我が家も微力ですが、来年も継続していきたいと思います!

確かに、ワンコも人も歳と共に色々とありますね。
特にしっているワンコの訃報には、深い悲しみを感じます。
幸多もシニアなので色々と考えてしまいますが、
お互い生きているうちは楽しい時間を過ごせるようにしたいと思います。

今年は直接お会いする機会が少なかった気もしますが、
来年もよろしくお願い致します。
良いお年を!!
幸多家さん (カプアンパパ)
2015-12-31 17:13:02
犬猫の処分問題を知った10年ちかく前は
殺処分がゼロになるなんて不可能ではないか。と思ったこともありましたが、現実に犬または猫単独では「ゼロ」になった自治体が現れ、処分数がひと桁という自治体も多数あります。
もちろん、東京や千葉など人口の多い自治体は、老犬老猫の収容の割合が多くなるなど、今後は苦労が多くなると思いますが、希望は見えてきたと思います。

犬も人も健康長寿で、さいごはポックリもしくは老衰が望ましいです。
おっしゃるとおり、楽しい時間が長続きすることを願っています。
その意味では、年に何度も幸多くんと旅行に出かけ
しょっちゅうおいしそうな酒と肴で宴会をされる幸多家さんはあこがれの的です。
来年こそは、宴をご一緒したいです。
どうぞ良いお年をお迎えください。

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