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殺処分「ゼロ」へのアプローチ

2011年01月21日 19時00分03秒 | カプアンパパの犬話

ラジオの話の続きです。

18日に、J-WAVEさんに伺ったとき
センターでの殺処分の話もしなければと思いました。

難しい話なので、自分で、考えをまとめるように図を作りました。
こんな絵です(クリックで拡大します)




人に見せるためではないので適当な図です。
しかし・・・持っていくのを忘れました(滝汗)

でも、持っていったとしても、
カプアとアンジェロとの出会いについてや
犬たちとの普段の生活のこと、ちばわんの活動について・・・
などの話をしただけで時間がいっぱいでした。

録音した話はおそらく1時間以上ですが、
放送時間は3~4分です。
なので、保護ボランティアの皆さん向けの話にはならないと思います。
もっとも、リスナーは、保護ボランティアに関わりの無い人ばかり
でしょうから、それでもいいと思います。


【殺処分「ゼロ」へのアプローチ】については
ここで簡単にお伝えします。
(猫の問題は説明が難しいので今回は犬にしぼります)

殺処分を「ゼロ」にするには、
大きく分けて2つのアプローチがあります。

1つは、センターへ犬を入れさせない(減らす)ということです。

「不妊・去勢」を普及できれば、不要な仔犬を作らせないことができます。
ブリーダーの取り締まりも重要です。
太田匡彦さんの話では、各自治体に引き取られた純血種犬の
25%以上(全引取犬の1割以上)が業者が捨てたものだとされています。
そして、迷子犬を増やさないように、放し飼いをやめさすことや
鑑札や迷子札やマイクロチップの普及も大事です。
しかし「不妊・去勢」や、飼育に関する指導は地域の習慣もあり、
なかなか普及させることは難しいと思われます。
あるていど、法制化が必要かもしれません。

そして、事態をより難しくさせているのは
「狂犬病予防法」の存在です。

「狂犬病予防法」では、鑑札や狂犬病予防注射済票をつけていない犬を
見つけたときは、予防員は犬を捕獲する義務があります。
そして、捕獲した犬の持ち主がわかるときは通告されますが
(届けてくれるわけではありません、すぐに迎えに行かないと処分されます)
持ち主がわからない犬は「こんな特徴の犬」という告知をし、飼い主が現れないと
3日後には処分していいことになってます(抑留期間はまちまちです)
この法律を改正させるか、全ての犬が鑑札や狂犬病予防注射済票を
つけないかぎり、センターへ入れられる犬はゼロにはなりません。
また、万が一国内で狂犬病が発生した場合、法律のとおり対処されると
牛の口蹄疫以上の犬の大虐殺が起こります。
(法律では疑わしい動物は捕獲して殺していいことになっています)
パルプリ母さんが、「狂犬病予防注射」についてのお話を書いてますので
こちらもどうぞご覧ください→♪パルちんライフ Ver2


2つめのアプローチは、
センターへ入ってしまった犬を最大限出す(一般譲渡させる)ということです。

千葉県の犬の処分数は
おおよそ毎年1,000頭くらいずつ減っています。
http://blog.goo.ne.jp/angelopapa/d/20100327
(下の方に千葉県のデータの変遷あり)

21年度の県の発表が約2,600頭ですから
22年度は1,600頭程度になる可能性もあります。
そして、ちばわんの最近の犬の譲渡数は年間500頭くらいだと思いますが
仮定の話ですが、預かりボランティアさんの数が現在の倍になれば
年間1,000頭の譲渡も不可能ではありません、
そうなると、他団体の譲渡活動も盛んですので
千葉県の犬の収容室は空になります。
もちろん、高齢犬など譲渡に難しい犬もいるでしょうが
シェルターをつくり余生を過ごしてもらうことや
ガス室処分の次善の策として、麻酔注射による安楽死も可能になります。
(この段階の自治体はすでに全国にたくさんあります)

もうひとつ、犬の地域格差の問題を解決させなければなりません。
21年度のALIVEの調査では、
東京都で捕獲・迷子・引き取りされた子犬の数はトータルで
年間40頭ほどでした。
この数では、希望者は長期間待たないと譲渡が回ってきません。
同じ年、千葉県では引き取りだけで800頭以上です。
捕獲の子犬数は公表されていませんが捕獲も含めると
2,000頭くらいになったのかもしれません。
希望者の数をはるかに上回っており、譲渡が困難になっています。
隣り合っているのに、片方では犬を待ちつづけ
片方では譲渡できず処分しているのです。
これは、千葉県知事と東京都知事でも解決できることですが
国もコントロールに乗りだすべきでしょう。


このように、
政治家を巻き込み、法改正をしないと困難な問題も沢山ありますが、
まずは
保護活動や、いぬ親会(譲渡会)の正しい情報をひろめて
誰でも気軽に「保護犬」を知ってもらえるようにして
保護犬を家族に迎えることを「普通」のことにするのが
第一歩だと思います。

そんなことを思いつつ、ラジオのマイクの前でしゃべりましたが
不慣れなため、お聞き苦しい点が多々あると思います。
先に謝っておきます(汗)
早朝から、おやじの声を聞いてもらうのは心苦しいですが
どうかご容赦を。


アンケートのお願い
ラジオ番組スポンサーのONE BRANDさんから
本日、アンケート協力の依頼がありました。

ONE BRANDさんは、保護犬の譲渡、新しい飼い主さんとの
マッチング支援のためのWEBサイトを準備中です。
http://onebrand.jp/

それに先立ち、保護犬についてのアンケートを実施中です
(今月末まで)
みなさまのご協力をいただければ幸いです。
↓以下のページからご回答ください。
http://enq-maker.com/8wG5TQB




◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
ちばわんいぬ親会ねこ親会のおしらせ

ちばわんねこ親会いぬ親会


1月30日(日)11:00~15:00  品川区公共施設にて開催!
室内なので雪が降っても大丈夫!(荒天の場合中止もあります)

ちばわん湘南プチいぬ親会


2月12日(土)11:00~14:30  茅ヶ崎市BOWWOWさんにて開催!
湘南地区今年最初のいぬ親会
こちらも室内開催のアットホームな、いぬ親会です。

◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
ミミちゃんのいぬ親さま募集中



ゴールデン・レトリバーのミミちゃんは
長年連れ添った飼い主さんが、失業したため飼育不可能になってしまいました。
ミミちゃんはがんに罹ってますが、高齢と病気のわりには元気で人間が大好きです。
ミミちゃんに生涯寄り添ってくれる家族と、ついのすみかを探しています。
詳しくは→「わん&にゃんのいる暮らし」をご覧ください。

◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
ちばわん★オリジナルカレンダー2011残部少

ちばわんサイトでのネット販売は終了しましたが
下記、販売協力店舗で好評販売中。
残り100部ほどとなりました。お急ぎください。

BLOOM(ブルーム)
http://bloom.ocnk.net/product/170
↑こちらでネット購入が可能です。店頭でも販売しております。

神奈川県川崎市宮前区菅生ヶ丘2-6 TEL/FAX 044-976-9855
http://www16.ocn.ne.jp/~bloom/
営業時間・定休日はHPでご確認下さい。

◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
寒さに耐えるセンターの犬たちのために


↑バナーが愛護センター・レポートにリンクしています

●1頭またはひとつのケージでそのまま使えるよう適当なサイズにカットしてください。
●使用後処理の関係で、できれば「綿毛布」が理想です。
●1月30日(日)品川いぬねこ親会にご持参ください。
ご協力どうぞよろしくお願いいたします。

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6 コメント

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難しい問題ですが (TTレーサー)
2011-01-21 21:52:16
私がはじめてセンターを訪れたのは、ミルコの捜索のときでした。そのころは、千葉県のセンターでもボランティア登録は行われおらず、ちばわんもセンターからの引き出しはしていませんでした。
収容されている犬たちをまえにして何もできず、言いようのない気持ちになったことを覚えています。その後、じゃりんこが個人で登録をしましたが、個人では引き出せる犬の数も少なく、二人で途方に暮れたものです。あのころに比べ、今は状況は好転しているかもしれません。殺処分ゼロを目指すことを夢想だという人もいるかもしれませんが、ここ数年の変化をみると、それも不可能ではないと思うのです。今回のラジオを通じ、一人でも多くの方が関心をもってくださることを祈っています。
Unknown (ももクリママ)
2011-01-21 23:03:44
どうやら、東京局と大阪局とでは違うみたいですね、残念。
でも、パパさんの動物愛護の精神はこのブログで十分に伝わってきていますので、今更ラジオで聞かなくともわかりますよ(負け惜しみ?)

犬猫の現状を知らない人も、どこかで聞いてくれて関心を持ってもらえたらいいですね。
ラジオって私も通勤の車の中で聞くんですけど
聞いてないようで、耳に残ること多いですからね。
ちばわんさんへの問い合わせ殺到か?!
Unknown (幸多家)
2011-01-22 19:21:52
今朝ラジオ聞きました!
幸多散歩を早めに済ませ、幸多母を叩き起こし、一家でPC前で聞かせて頂きました。
どこのDJさんかな?と思うくらい、聞きやすい喋りでした。
最後の宣言が全てを語っている感じでした。
これを機に保護犬への理解が深まると良いですね!
TTレーサーさん (カプアンパパ)
2011-01-22 22:45:08
TTレーサーさんご夫婦は、長年、殺処分と闘ってこられましたから、敏感に変化を感じ取られてるでしょうね。
最終的には、不妊・去勢の義務化や、放し飼いの禁止法案でも作らないと、センターの収容犬はゼロにはならないかもしれませんが、一般譲渡を最大限加速させれば、殺処分は限りなくゼロに近くできると思います。
ちばわんのスタッフさんが100名から200名以上になったという話にも、ゼロへの可能性を感じました。
ラジオは・・・ほんとはワタシでなく著名人であったり、土曜の早朝でない方がいいのですが、一石は投じたと思います。地道に一歩一歩ですね。
ももクリママさん (カプアンパパ)
2011-01-22 22:55:00
失礼しました!まさか、世界でつながるインターネットが、地域によって違う情報を流しているとは思いませんでした(汗)

ラジオは耳に残る、全く同感です。
私は深夜ラジオ世代で、昔は夜中のラジオが大好きでした。テレビの思い出はほとんどないですが、ラジオのコメントなどは、今でも沢山覚えています。私のコメントはどうかわかりませんが(笑)、ちなみに「ちばわん」などの固有名詞はすべて外されてました。でも、どこの団体さんでもいいのです。問い合わせが増えてくれれば。
幸多家さん (カプアンパパ)
2011-01-22 23:20:03
幸多くんの散歩が短くなってしまい、母さんもたたき起こされてしまい恐縮です。
自分では、目が泳ぎながら、頭が白くなりながらのおしゃべりでした(笑)
編集の方がうまくつないでくれたと思います。
「ちばわん」の話が、あまり無かったのは残念ですが。
ちばわんのポスター・チラシではおなじみの「家族」という言葉を強調しておきました。
地道ですが、がんばって保護犬の宣伝を続けます。

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