カプアン通信

人生、60歳まではリハーサル。




先週の話ですが、カプアンママとこんなところに行きました。
犬たちはお留守番です。

Blue Note Tokyo

ジャズ系のクラブとしては、おそらくいまや国内最高峰でしょう。




この夜のライブはこの人たちのステージ。




サルサバンド、オルケスタ・デ・ラ・ルス(Orquesta De La Luz)です。
1984年結成。1997年に一度解散しましたが、2001年にアメリカ同時多発テロ事件を受けて、
チャリティー・イベントをきっかけに再結成しました。
昨今、「某グループの解散」が話題になってますが、オルケスタ・デ・ラ・ルスは、
メンバーが入れ替わりながら、結成32年になりました。

私は、どういうきっかけだったか思い出せないのですが、若い頃
日本初のサルサ・バンド、オルケスタ・デル・ソルのライブに通ってました。
オルケスタ・デ・ラ・ルスを観るのは、2012年のビルボード・ライブ以来4年ぶりです。

ちなみに、オルケスタ・デル・ソルとはスペイン語で「太陽の楽団(オーケストラ)」。
オルケスタ・デ・ラ・ルスとは「光の楽団」という意味です。




玄関を入ると、地下に降りる階段で
Blue Note Tokyoに出演したジャズ・ジャイアンツたちに会えます。




会場は、国内のジャズクラブとしてはとても広く、
ホテルのラウンジのような高級感があります。
キャパシティは最大300席だそうです。

Blue Note はニューヨーク グリニッジ・ヴィレッジで1981年に創業しています。
私はこのクラブに行くことが最大の目的で、
はじめての海外旅行でニューヨークに行きました。
本場のBlue Noteは狭いライブハウスでした。

いまは、東京、名古屋、ミラノ、ハワイ、北京に支店があります。
かっては、大阪、福岡、ラスベガス、ソウルにもあったそうです。

同じ名前の有名ジャズレコードレーベルがありますが、関係はないそうです。

「Blue Note(ブルーノート)」ってどういう意味? と妻に聞かれましたが
ジャズやブルースでよく使われる「ブルー・ノート・スケール(音階)」のことです。
長調とも短調ともつかない独特な音階で
100年ほど前にアメリカで暮らしていた黒人たちの生活の中で生まれました。
ロック・ミュージックの基本でもあります。




予約したときの名前を入り口で告げると、チケットを渡されますが
チケットは「レコード盤」のデザインのコースターになっています。
(写真はレコードジャケットのようなブルーのケースに入れられてるところ)




年齢層高いです。この日の平均的な客層は自分たち(50代半ば)と同じか
もう少し年配かもしれません。

オルケスタ・デ・ラ・ルスは前述のとおり、歴史のあるサルサバンドですが
Blue Note Tokyoへの出演はこの日がはじめてだったそうです。




ライブがはじまるまでは、ライブ予告映像が次々に流れます。

え、こんな人が来るの? と思うような大物ミュージシャンが目白押しです。
チック・コリア、ハービー・ハンコック、パット・メセニー、マーカス・ミラー、
ケニー・ギャレット、リー・リトナーなどなど・・・
きっと、日本はジャズの一大マーケットなんでしょうね。

写真は、矢野顕子お姉さん、デビュー40周年
あっこさんもブルーノートの常連です。あ、今夜は公演最終日だ!




そうそう、このライブは(遅い)結婚記念日祝いでした。
(本当の結婚記念日はふたりそろって忘れていた・・・)
えっと、15周年のようです。

結婚して15年目の結婚記念日は水晶婚式と呼ばれるそうなので
「光の楽団」で祝えたのはよかったのでは(笑)。




ライブが始まる前に、ディナーを楽しむのが理想ですが
一度に何百人ものオーダーを受けるため、お料理が遅れがち。
メインの肉料理が来る前に、ライブがはじまってしまいました。




演奏中は撮影禁止ですが、アンコールが終わった直後の1枚。

サルサの魅力は、分厚いホーンセクションと、うねるベース。そして
きらびやかなパーカッションとピアノとの一体感。
高揚感が強いのは、ニューヨーク生まれのダンス・ミュージックですから当然です。
ブラジルのサンバにも似てますし、日本の祭り囃子も近いので、日本人は皆好きだと思います。

ライブがはじまった途端に「ツー・スリーのクラーベのリズム」の手拍子
(下記動画でご確認ください)
で参加するので、毎回、手が痛くなります(汗)

メイン・ヴォーカルのNORAさんは小柄な方ですが、声量、ダンス、トーク・・・
すべてが見事。
ライブの間中、ステージいっぱいに歌いながら踊り続けましたが
私と同い年なんですよね。すごいパワフル。
長い音楽人生でいろんなこともあったようですが、辛いこともサルサで吹き飛ばす
生き様もパワフル。




この日のARTIST COCKTAIL
Frutas de Verano(夏の果物)

桃、パイナップル、パッションフルーツに日本酒を効かせたフルーティーな一杯です。


きょうのブログタイトルは、
NORAさんが40代の頃、キューバで会った、ヴォーカリスト・ギタリストの
コンパイ・セグンドさんから教わった名言です。

コンパイ・セグンドさんは1940年代にキューバでミュージシャンとして活躍しましたが
次第に表舞台に立たなくなり、葉巻職人として生計を立ててました。
1997年に結成された「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」
メインヴォーカルとして活躍したときはすでに90歳を超えてました。
13年前に95歳で亡くなりましたが、100歳近くまで好きなことを追いかけた
老ミュージシャンにとって、60歳以下はひよっこのようなものでしょう。

サルサからも、コンパイ・セグンドさんの言葉からも元気をもらいました。




家に帰ると、お利口でお留守番していた子供たちが・・・

お父さんとお母さんに「ライダーキック」しました(汗)
犬たちからも、元気をもらっているねぇ。




みんなでお散歩に行きました。

この日は、朝、夕方、夜と3回散歩したカプアンたちでした。




ORQUESTA DE LA LUZ salsa caliente del japon

1分20秒頃からはじまるのが「ツー・スリーのクラーベのリズム」です。
「ちゃ!ちゃっ!っちゃっ、ちゃっ、ちゃ!」











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【緊急】迷子犬をさがしています。



船橋市、市川市、松戸市など広範囲で捜索中ですが
東京都江戸川区でも似た犬の目撃情報があります。
上記写真の犬に注意していただけると助かります。
※リードはつけていません。赤っぽい首輪のみしています。



ふく20日夕刻に無事保護されました。
ご心配をおかけしました。


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コメント一覧

カプアンパパ
幸多家さん
ありがとうございます!
幸多家さんたちはそろそろ銀婚式でしょうか?

"60歳まではリハーサル"とはいえ
私はそろそろ本番? が迫るので焦りがあります。

カプアンの誕生日は忘れないのに
結婚記念日はすぐに忘れるカプアン家です(汗)
幸多家
水晶婚式おめでとうございます!
ライブでお祝いとは素敵ですね!
"60歳まではリハーサル"となると、
私なんぞはまだ舞台にも出ていないですね。。。

カプアンちゃんともども、末永~~くお幸せに!

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