ようこそエンジェルホームへ!お年寄りの介護、健常者のリタイア生活も 日本から一番近い常夏の国フィリピンで安心・安価に!

特養老人ホームの入居難を嘆いても始まりません。お年寄りの介護・健常者のリタイア生活は年金収入だけでも余裕を感じて、。  

今、出来る事から準備を ・・・ はじめの一歩。 or 千里の道も一歩から

2017-07-08 21:07:39 | 日記

前に「”年金女性のフィリピン生活”(小松崎 憲子著) ・・・  この1冊の本がきっかけで、私はフィリピンに移住。」と言う記事を書きましたが、 この本を読んだのが直接のきっかけとなり、私は約15年前に一家揃ってフィリピンに移住しました。   今、振り返ってみて、結果的には「 移住したのは成功だった! 」と言えます。   勿論、そうは言っても、日本で同じ町内に引っ越すのとは違いますから、それなりに色々と準備は必要です。 しかし、いざ行動に移してからは、やらなければならない事は自ずと見えてくるので、それはその時になってから淡々と進めていけば良い事なので、あれこれ思案するような事もありません。   肝心なのは自分の今の生活、生き方を根本から変える決心。   これは勿論、簡単に思いつきで出来るような事ではないので、私がやったのは、他の人の実体験の書かれた本を読む事。   これで、自分より前に通った人達の経験を通して、自分の進むべき道のほのかな照明の役割を果たしてくれます。  一番上に書いた小松崎さんの本も、大きなきっかけになりましたが、それ以外にもフィリピンに関して書かれた本は結構読みました。    私は「海外移住」と言っても、ヨーロッパとかオーストラリア、アジア圏ではタイとかシンガポール、マレーシア等には全く興味も無かったので、(=理由はその内に書きます)専ら呼んだのはフィリピンに関する本。   何も「海外移住」みたいなテーマの本でなくても、例えば「 地球の歩き方 」みたいな観光ガイドブックでも結構役に立つ部分はありました。   そういう意味で今、読んでみたいなあ、と思っている本、アマゾンのブックレビューの中で見付けました。   著者の水谷さんはフィリピン在住のジャーナリストでフィリピンに密着して書いた著書もこのほかに何冊もあります。    「 知は力なり! 」は真実です。   他人の体験、成功例、失敗例を羅針盤替りに、第二の人生の「 安全航海を!」    色々知っておく事は何よりも先ず「 転ばぬ先の杖 」にはなります。

脱出老人: フィリピン移住に最後の人生を賭ける日本人たち    水谷 竹秀 
5つ星のうち4.0   しかしいい笑顔だな、全く
投稿者Y2016年8月7日

何らかの事情で日本の生活に見切りを付け、フィリピンで生きる道を選んだ人々へのインタビュー集。本のタイトルこそ「 脱出老人 」だが、中には「 脱出中年 」の方が合う人も混じる。
読んで思うのは、適者生存は世の常であるということ。日本での成功体験を白紙に戻すのはきつくとも、それをしないことには物事が一向に前に進まない。でないと、フィリピンの人がただ単に騒々しく、金にうるさいだけに見え兼ねない( 昼間から自宅でカラオケ等、面食らう点は多いようだ )。
歩みは遅々としていても、語学教室に真面目に通って英語の勉強を続ける男性。ついに他人に心を開かぬまま逝った女性。 火事場の馬鹿力でいつの間にやらタガログ語会話をこなす男性。 型どおりには進まない人生を、その人なりに過ごしている。

もっとも印象に残ったのは、年老いた母親を一人セブ島の家(メイド・ヘルパー付)に預けたMさんという女性。母親がルーズな性格で、身内とトラブルを起こすためやむなくそうした、というMさんに対し、著者は「 それは姥捨てではないのか 」という疑問を持つ。だが取材を重ねるにつれ、そうとも限らない面が出てくる。高齢化に比例した断絶が胸を焼く東京の取材など、まさに「 明日は我が身 」で、どうしたものかと思わされた。
※この母親は、セブ島でのケアが幸いして、問題行動も収まっている様子。このことをきちんと書くあたり、フェアネスを重視する姿勢が良い( 「 家族以外の人 」が良い効果をもたらすケースだったのかも知れないが、日本国内ではいつ施設が空くか目途が立たないという事情もあった )。
なお、拙レビューのタイトルは、表紙の男性Kさんと、右に写る奥さんから受けた印象。Kさんは叩き上げの元警官で、最終役職は係長。寄せ書きには多くの仲間がこぞって参加し、インタビューからも「人徳」が感じられる人だった。


何でもお気軽にお問い合わせ下さい。 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿