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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

輝け 高校生アスリートたち

2017年01月08日 | スポーツ全般

昨日は、
高校生アスリートたちが全国で輝きを見せた1日でした。

3つの全国高校選手権大会の決勝、準決勝が行われ、
そのすべてが中継されていましたので、
ザッピングする手にも力が入りました。
どの試合も、素晴らしい激闘でした。


≪第95回全国高校サッカー選手権大会≫ ~さいたま~
【準決勝】

第1試合  青森山田(青森) 2(2-1 0-0)1 東海大仰星(大阪)

第2試合  前橋育英(群馬) 1(1-0 0-0)0 佐野日大(栃木)


全国高校サッカーは準決勝。
埼玉スタジアムで行われた2試合は、
両試合とも白熱した試合となりました。

第1試合は実績、力に勝る青森山田が試合を支配しますが、
東海大仰星も今大会で強豪を次々に破ってきた力を存分に見せて、
先制点を奪われたすぐ後に同点に追いつき、
突き放された後半も再三再四青森山田のゴールを脅かし続ける大健闘。

最後のホイッスルが鳴るまで全く勝負の行方が分からない、
白熱した攻防が90分間続きました。

青森山田は、
最後のところで相手に得点を許さない体を張った守備が見事。
そしてチームの得点源でもある”ロングスロー”の威力はすごいですね。

守護神・広末選手は高円宮杯のチャンピオンシップでも感じたことですが、
とにかくここというときに勝負強いキーパーで、
チームに与える安心感は非常に大きいものがありますね。


第2試合は、
個人の能力に勝る前橋育英が、
ほぼ一方的に攻め続けましたが、
佐野日大が守備を徹底して固めて、
失点をわずか1に抑えました。

しかし前橋育英の守備陣も佐野日大に反撃の隙を与えず、
5試合連続の無失点で決勝へ駆けあがってきました。

前橋育英は、
崩しのイメージは完全にできていたと思いますが、
最後のシュートの精度などにやや難ありで、
後半は苦しい戦いを強いられることになりました。

しかし足元の技術、
そして展開力や攻撃のひらめきなど、
決勝に上がってくるのがうなずける素晴らしいチームに仕上がっています。

さて決勝です。

前橋育英としては、
力で上回る青森山田に対して、
市立船橋戦で見せた早い寄せを90分間継続したいところでしょう。

そこで見つけた穴をついて先制点を挙げれば、
優勝が見えてくると思います。

青森山田としては、
しっかりと守備を固めながら、
ボールポゼッションで上回る『いつもの戦い』に持ち込みたいでしょう。

結局勝負を決めるのは『決定力の差』ではないでしょうか?

果たしてどちらの決定力が上回るのか?

どちらのチームも、
長く高校サッカー界で強豪チームとしての地位を築き上げてきた学校で、
イメージとしては『もう2,3度全国制覇しているのでは?』なんて感じのチームです。
どちらも勝てば初優勝なんて、
言われないとわからないですね。

どちらのチームの『優勝への執念』が上回るのか?
数多いるJリーグの両校OB達も、
「頼むぜ!」と叫んでしまうような激闘必至です。



≪第96回全国高校ラグビー選手権大会≫ ~花園~
【決勝】

東福岡(福岡) 28(7-0 21-21)21 東海大仰星(大阪第一)


ラグビーの決勝は、
現在の高校ラグビーをけん引する両校の頂上対決。
楽しみな対戦となりました。

今季3冠を狙う東福岡は、
高校日本代表候補が11人もいるというアンタッチャブルな存在。
一方の東海大仰星も、
昨年の大会に続いて連覇を狙う”超強豪”。

試合はキックオフから白熱しましたね。

最初からノーホイッスルで10分近くもボールが行き来する姿に、
本当にクリーンでレベルの高い、
素晴らしい戦いぶりを見せてもらった気がします。

試合は、
東海大仰星が前半最後と後半、
東福岡のゴールライン寸前まで迫ったシーンで、
東福岡の守備陣が体を張って「何としてもトライはさせない」という意地で、
結局ゴールラインを割らせなかったこと、
これがすべてでしょう。

結局この試合、
両チームともに1つずつしかペナルティーを取られなかったというところに、
この試合の素晴らしいレベルの高さを感じることができますね。

高校ラグビーの激闘史に、
また新たな1ページが書き加えられました。

それにしても東福岡は個々の選手の突進力の素晴らしさ、
そしてタックルなど、
随所に『絶対王者』の力を見せてくれました。
素晴らしい優勝だと思います。

これで過去10年で6回の優勝ですか。
見事です。


この高校ラグビー選手権。

高校ラグビーはさほど全国の出場校も多くないこともあり、
この全国大会においても、
他の競技以上に各チームの実力差が顕著で、
1・2回戦は『こんな大差がつくの?』なんていう試合も多く見受けられます。

そうであるがゆえに、
『大会が盛り上がってくるのは準々決勝以降かな?』というのが、
ワタシの思うところです。

地上波やBSで中継が少ないこともあって、
ワタシも大会前半戦は「ハイライトでチェック」して、
実況を目にするのは準決勝以降というのがいつものパターンです。

ずっと1回戦から見続けていないせいか、
どうもこの大会に対する『思い入れ』がいまいちなのは確かです。
30分ハーフという試合形式も、
あまり興味がわかない要因の一つかな?

ラグビーは、
リーグ戦から見続けている大学ラグビーのほうがずっと思い入れも深いのですが、
今大会は準決勝・決勝はとても面白かったですね。
レベルも上がっている感じがしています。
やはり日本代表が実力をどんどん伸ばしているというところのいい効果が出てきているのではないでしょうか。

”絶対王者”の東福岡に、
準々決勝、準決勝、そして決勝で挑んだ関西の京都成章、御所実、東海大仰星。
この関西の猛者たちの活躍が、
印象に残りました。

やっぱりラグビーは、
関西に限るなあ。。。。。。

そんなことを感じる大会でした。



≪第69回全日本バレーボール高校選手権大会≫ ~東京体育館~

【男子準決勝】
第1試合 駿台学園(東京) 3-1  習志野(千葉) 
第2試合 東亜学園(東京) 3-0  高川学園(山口)

【女子準決勝】
第1試合 下北沢成徳(東京) 3-1 鹿児島女(鹿児島)
第2試合 就 実  (岡山) 3-2  金蘭会(大阪)


春高バレーも、
例年通り東京体育館で、
準決勝を行いました。

男子は駿台学園と東亜学園の東京対決。
女子は下北沢成徳と就実の決戦となりました。

昨日は女子の試合を見ていましたが、
下北沢成徳が強さを見せたのに対して、
金蘭会が敗れたのにはびっくり。

しかし就実は、
ワタシの親戚の母校ということもあり長いこと応援していますので、
結構興奮しながら見ていました。

男子では準決勝で習志野が破れましたが、
習志野は野球やサッカー同様の『爆音応援』を繰り広げていたと聞き、
ちょっと決勝で見たかったなあ・・・・なんて思ったりはしています。

今高校バレー界の勢力図がどうなっているのか、
まったく疎いのですが、
レベルはやあっぱりすごく高くなっている気がします。


正月休み明けすぐの3連休に、
なんだか正月のペースがつかめず右往左往しているワタシなんですが、
休みにこういう興奮するスポーツイベントが多数組まれていると、
やっぱり楽しいですね。

今朝は錦織が今年初戦で決勝進出を決めたというニュースも入ってきましたし、
さっきは松山英樹がこれも今年初戦のPGAツアーで2位浮上。

も~なんというか、
興奮しっぱなしです。

そういえば今日から、
大相撲初場所も初日を迎えますね。

息つく暇もないとは、
まさにこのことです。


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