春休みの今日、名古屋から私の妹と甥っ子の二人が東京へ遊びにやって来ました。なんでも今朝7時の新幹線に乗ってやって来たそうで、今日は終日東京スカイツリーで遊び、明日はこの寒いのに千葉にあるネズミーランドに行くのだそう。 「二人とも元気だね～。」と寒さに弱いオバはただただ目を丸くするばかりです。
今日は夕方銀座にやって来て、一緒に夕ごはんを食べ、この春から中学生になる甥っ子の入学祝いをし、楽しいひとときを過ごしてきました。最近の子供は、中学生ともなると、もうスマートフォンが欲しいのですね。機械モノが好きな彼はただいま興味津々の様子。「ついこの前までまだ小さかったのに。」と小さかった甥の姿を思い出し、ちょっぴり淋しい気持ちです。
次の更新のため、ただいま準備中ですが、なかなか作業がはかどらず一進一退を繰り返しています。私達が扱う物の中でも、特にレースは種類が多く、更に同じ種類でも年代によって特徴が違い、特定するのが難しいアイテム。日本語の文献も少なく、一方の手でお店にある資料をめくりながら、もう一方の手で電子辞書を駆使し、間違いの無いよう一生懸命お調べ中です。どうぞもうしばらくお待ち下さいませ。
さて、しばらくお休みしておりました「京都大アンティークフェア」ですが、次回6月からまた復帰の予定です！実は、前回出店しましたちょうど一年前、それまでの2階ブースから1階ブースに移ったところ、主催者の手違いで、本来の場所ではない狭い箇所をあてがわれ、そのうえ商品の盗難に遭い
（お店ではまずありませんが、不特定多数の人の訪れる骨董祭やデパートでの催事の折にはごくたまにあります。）、最後に私の携帯をトイレに落とす
という三重苦に遭い（この事件でiPhoneが水に強いことがよく分かりました。不幸中の幸い？）、「しばらく京都はお休み！」とお休みを決めたのでした。
ですが、次回より1階のメイン会場に出店が決まりました。まだ三ヶ月も先ですが、今から京都に行くのがとても楽しみです。またその際にはまた事前にお知らせしますが、関西の皆様とお目にかかれますのを今から楽しみにしております。
テレビでこのシーンをご覧になった方もいらっしゃるかも？お休みの今日は、朝から河村に叩き起こされ、歌舞伎座の<wbr></wbr>杮落しの銀座でのお練りを見て来ました。生憎の雨模様で寒いうえに、凄い人、人、人！！「タダで見るのってタ<wbr></wbr>イヘン。」というのがサカザキの感想です。（笑）雨の中40分ほど待って、海老蔵と獅童がチラッと見えました。
せっかくのお休みなのに、今日は雨降りなのでお花見は無理かな、と思っていましたが、夕方近くやっと雨が上がりました。でもそのお陰で誰も居ない静かなお花見が出来て、かえって良かったかも。自宅近所の浜町公園です。ソメイヨシノも枝垂れ桜も綺麗でしたよ。今年の桜を堪能出来ましたので、これで安心して桜の季節を終えられそうです。（クリックすると大きなサイズでもご覧いただけます。）
このリング、私達が扱っている物ではありませんよ！こちらは先日パリ郊外のオークションで落札されたナポレオンからジョセフィーヌに送られた婚約指輪なのです。
このリングがジョセフィーヌに贈られたのは1796年のこと。梨形のペアシェイプカットのダイヤとサファイヤのゴールドリングです。こちらのフランスの記事では"en toi et moi" との記載があるので、「なるほど。こういったタイプもトワ・エ・モアなのね。」と思った次第です。意外に質素、いや普通な感じでびっくりしました。（質素なだけにかえって愛情が感じられる気もしますが…。）後にはフランス皇帝になるナポレオンですが、ジョセフィーヌと結婚した27歳のこの頃はまだ貧しかったのでしょう。オークショナーも「当時、ナポレオンは金銭的に困窮しており、指輪は極めてありきたりの物だ。」とコメントしています。
そして今回落札された金額は89万4,600ユーロ(約1億850万円）！！予想落札価格は8,000から12,000ユーロでしたから、オークションではきっと最後まで激しく争われたのでしょう。（その光景を想像するとちょっと興奮してしまいます。）ナポレオンもジョセフィーヌの遠い過去の人物だと思っていましたが、このリングを目にしたことでふたりがとても身近に思えてきました。う～ん、ペアシェイプも素敵ですね♪
東京の今日のお天気は「花冷え」。まるで冬に逆戻りしたかのような、なんとも寒い一日でしたね。冬の間お世話になった愛用の「電気ひざ掛け」も、先日畳んでしまってしまったばかりで、なんとも途方に暮れているサカザキです。明日はまた温かい日差しが戻ってくると良いのですが…。（でも予報では明日も寒そうなお天気ですね。）
やっと今日から次のホームページ更新の準備を始めました。次回はレースの更新です！いつものように撮影は河村にまかせ、私はレースを観察しながら説明のテキストを書いているのですが…繊細なレースの世界にどっぷり浸かってしまい、自分自身が見とれてしまって、なかなかはかどらない！買付けから戻り、大急ぎで整理とお値段付けをして、お店でお客様にお見せし…買付け直後からの怒濤の時間がひと段落し、やっと自分がゆっくり眺められるようになった感があります。
上の画像、クリックすると大きなサイズでもご覧いただけますよ。（お気軽に携帯で撮ったのであまり綺麗な画像ではありませんが。）ただいま、レースを片手にお店に置いてある様々な資料をあたりながら頭を悩ませています。更新はもう少しお待ち下さいね。
桜の季節、実はこんなアイテムがあったことを思い出しました。桜の季節にぴったりのコサージュ、フランスから出てきた桜です。薄いグラシン紙のような素材で出来たこのコサージュ、日本の桜と同様に儚げな印象の桜です。デッドストックの桜ですので、100年以上前の物なのに状態も良好。この季節ならではのアイテムです。
http://www.angelcollection.jp/shophome/goods/d6742.htm
桜の季節に合いそうなサングラスではありませんか？買付けはもとより、日差しの強い春先からサングラスを愛用している私。先日、長年使い慣れたサングラスを掛けようとして、フレームがパックリ割れていることに気付きました。思えば、しばらく前、襟元に掛けていた時、下を向いた拍子に派手に落としたことが…。今まで、散々買付け先で、落としたり、失くしたりしてきた私、「サングラスは普段使い出来るものを。」と特にこだわりも無く毎度イギリスのアクセサリーチェーンAccessorizeで選んできました。今まで使っていた物も確か14ポンドぐらいだったはず。でも、もう何年も使った愛着のある物。
長年使ってきたサングラスが使えなくなって途方に暮れていたところ…私達のお店の入っている奥野ビルの一階にビンテージのグラスショップ「誠」があったことを思いだし（お洒落な眼鏡ショップなのに「誠」という名前だったことを、このほど初めて知りました。笑）、ちょっぴり寄ってみました。中古の眼鏡をメンテナンスして販売するこちらは、今は売っていない内外のお洒落な眼鏡が沢山！その中から、スミレ色のシャネルのサングラスを見つけました。どうです？素敵でしょ？
「えぇ！？もう咲いちゃったの～！」私と同じくそんな思いを抱いた方も多いのでは？今年はあっという間に咲いてしまいましたね。「もう少し心の準備をさせて欲しかった…。」そんな気がします。（笑）今年はお花見に行けるかしら？お休みの来週の水曜日、どこかに行きたいと思っています。
この桜は自宅近くの浜町緑道のもの。かつては浜町川だったこの緑道には桜が沢山植えられています。そういえば、東京の家を探しに不動産屋さんとこの辺りを歩いた時に、まだこの緑道に桜が咲いていて、今の自宅を選んだのでした。あれからもう二年、月日が経つのは早いですね。
さて、今日の夕刻、お店に現われたのは同業のアンティークの食器や銀器を扱うローズコテージさんご夫妻。以前は一緒にプランタン銀座のアンティークバザールに出店していましたが、私達がプランタンに出店しなくなってからはなかなか顔を合わせる機会が無くなってしまいました。今日は銀座へお出掛けのついでに二人揃って立ち寄って下さいました。
久し振りの再会に、あれこれおしゃべり。おふたりとお話し出来て嬉しかったです。いただいたのは、この通り春らしい干菓子のセット。可愛いでしょう？
日差しは明るく、気温は高く、このまま桜も満開の勢いですね！「こんなに季節のスピードが速くて大丈夫？」と不安になってしまうような昨今です。お変わりございませんか？
今回もジュエリーから新着アイテムをUPして参ります。どうぞゆっくりご覧下さい。今回もロマンティックなアイテム、素晴らしい細工、こだわりのジュエリーが入荷しております。季節の変わり目でもありますし、年度の変わり目でもあります。何かの記念に気に入ったジュエリーをひとつ手に入れては如何でしょうか？
（画像をクリックすると大きなサイズでもご覧いただけますよ♪）
偶然手に入れたローズカットダイヤのソリテールリングは、ローズカットダイヤにもかかわらず非常にクリアで美しい輝きです。肉眼でも三角形のカット面がしっかり確認出来るほどのダイヤの大きさ。ゴールドの地金を沢山使ったゴージャスなリングです。
http://www.angelcollection.jp/shophome/jewellery/j7601.htm
核になる2石を組み合わせた“toi et moi（トワ・エ・モア※「あなたと私」の意）”のリングは大変美しいブリリアントカットダイヤ2石をセット。ただし、ダイヤの美しさだけでなく、びっしりと施された繊細なミルグレインの細工もポイント。バランスの取れた端正なリングです。
http://www.angelcollection.jp/shophome/jewellery/j7602.htm
マーキーズ形にびっしり埋められた天然真珠のシードパール、中央の盛り上がったマーキーズ形の側面に施されたブラックのエナメルが効いています。シャンクの部分の透かしの細工も凝っています。社交界にデビューしたばかりのマドモアゼルが着けた（？）小さなサイズのリングですが、サイズ修理も承りますので、お気軽にお申し付け下さい。
http://www.angelcollection.jp/shophome/jewellery/j7603.htm
グリーン、ブルー、ゴールド、クリーム、レッド等、様々な色合いの遊色効果が美しい3石のオパールが印象的、中央のリボンを模したパーツもロマンティックな雰囲気のペンダントです。細いチェーンで揺れる他、台が二分割されていて、下半分が揺れる機構になっています。その繊細で緻密な作りは是非裏側からもご覧いただきたいです。オパールがセンシティヴに揺れる魅惑のジュエリーです。
http://www.angelcollection.jp/shophome/jewellery/j7604.htm
動きとともにキラキラと上品な光を放つアンティークならではのローズカットをセットしたクロスペンダントです。一見ゴールド製に見えますが、実はゴールドの枠の中にダイヤをセットしたシルバーのクロスがはめ込まれている手の込んだ作り。この時代らしくローズカットダイヤはシルバー台にセットされています。アンティークのゴールドチェーンと合わせていただくのがおすすめです。
http://www.angelcollection.jp/shophome/jewellery/j7605.htm
久々に出てきたエナメルのピルケースは、ふたも本体も見事なギョシェエナメルに覆われた美しい一点。可愛い薔薇のハンドペイントも印象的です。そして、今回何よりも驚いたのは、この中に小さなベビーシンブルが入っていたこと。このシンブルは小さなマスコットではなく、実際に小さな子供が使ったもの。きっと何かメモリアルな思い出の品に違いありません。
http://www.angelcollection.jp/shophome/jewellery/j7611.htm
優美な薔薇のインタリオに“just like love(愛の如く）”の文字が添えられたアゲートのシールです。薔薇の形も美しく、意味ありげなアンティークらしいアイテムです。実際にシーリングワックスに押すと薔薇も文字もくっきりと浮かび上がります。
http://www.angelcollection.jp/shophome/jewellery/j7606.htm
クリアで美しい輝きのローズカットダイヤは4mm×5mmとピアスにしては大きめ。繊細で立体的なお花の台座にセットされ、動きとともにキラキラとまたたく上品なピアスです。フランス製には珍しく前から装着出来る点もポイント、他のダイヤのジュエリーと一緒に身に着けていただきたいアイテムです。
http://www.angelcollection.jp/shophome/jewellery/j7609.htm
先日、パリの装飾美術館で見てきた衣装展“Fashioning Fashion European Dress in Detail, 1700-1915”のカタログ。「海外で見た展示会のカタログはその場で買うべし！」がモットーの私、英語版とフランス語版があって、どちらを購入しようかとても迷ったのですが、「少しでも理解出来るように。」と英語版を選び、かなりの重さに辟易しながらパリから持ち帰りました。
買付けから帰って以来、お客様と一緒にこのカタログを開くことも多く、先日、「まさかAMAZONで扱っていないよね？」と思いながら検索してみると…英語版にフランス語版、なんとドイツ語版まであるではありませんか！？（それもそのはず、元々この衣装コレクションはロサンゼルス・カウンティ美術館のコレクションで、ロサンゼルス、ベルリンと巡回した後、今回パリで展示されていたためです。）こんなに簡単に手に入るのだったら、わざわざ重い本を持って帰ってこなくても、AMAZONで買えば良かったかも…。
という訳で、早速Libraryのページに加えましたので、どうぞご覧になって下さい。実物はお店にありますので、AMAZONでお買いになる前にお店で実物をチェックしていただくのも良いかもしれません。
