テミス様がみてる

「ごきげんよう、女神さま」

法務省まで願書を取りに行ってきた

2010-11-12 23:30:05 | 日誌(勉強以外・二振り目)
ごきげんよう


ふと思い立って法務省まで新司法試験の願書を取りに行くことにしました。
ただ、いきなり一人で日本の中枢へ赴くのは大変危険な行為と言わざるを得ません。
そこで、以前一緒に某研究所のガイダンスを聞きに行った浪人仲間が、「願書は法務省に直接取りに行く」と言っていたので、彼(以下、「甲」とする)について一緒に行くことにしました。


新宿もすごかったですが、霞ヶ関もすごいです。日本の中枢恐るべし。

上を見上げすぎて首を痛めつつ到着した法務省では、庁舎の外に4名の鉄壁ガードが僕達の行く手を阻んでいました。
甲さんが恐る恐る願書を取りに来た旨を告げると、意外とフレンドリーな対応。免許証を見せると中に入る許可をもらえましたが、入り口に入ってすぐに今度は持ち物検査が。いかがわしいものを持っていなくて良かったです。
持ち物検査をパスした後は、入り口近くの受付で記名をし、入館バッチを身に付けて18階へ。

18階に到着したらエレベーターを出て左手の廊下の突き当たりが願書の配布コーナーとなっていました。
司法試験の願書の配布ですから、綺麗なおねえさんが丁寧に手渡しで渡してくれるものと思いきや、机の上に願書が積み重ねてあるだけで、ご自由にお取りください状態でした。
それならば、書き損じ用に何枚か持ってってやろうかと思いましたが、さすが法務省すべてお見通しです。

一人一枚まで

しっかり注意書きがしてありました。

テミス様が見ていらっしゃるかもしれないのに、信心深い私が注意書きに背いて何枚も持っていけるであろうはずがございません。
私は山の一番上から願書を一枚取ると、汚さないようファイルに挟んで丁寧に鞄にしまいました。

願書を手にした甲さんは興奮のあまり、柳田大臣に直談判に行くと息巻いていましたが、そんなことより皇居に大変興味のあった私は、彼をつれて桜田門へ向かうことにしました。


皇居ランナーを避けつつ訪れた桜田門では、門とその背後の石垣のあまりの大きさに、さすがの私も少々びっくりしました。
ここで、桜田門をくぐる皇居ランナーを見た甲さんは、「城の中に入れるらしい。ここまできたら天皇に謁見してこよう」などと言い出したため、仕方なく桜田門から中へ進んでみることしました。



【写真1】桜田門の前にて興奮を隠しきれない甲さん。


桜田門を抜けると、そこには無数のビル群をバックに広がる皇居外苑が。東京砂漠のド真ん中にあるオアシスとも形容できるその美しさに、私と甲さんはすっかり心を奪われてしまいました。ここでメーデーやりたくなる気持ちも分かります。

さて、皇居外苑を抜け、いよいよ本丸の皇居へ向かったのですが、屈強なインペリアル・ガードに阻まれ、やはり門前までしか行けませんでした。私は知っていましたけどね。
甲さんは、「堀を泳いで渡ればなんとかなるんじゃないか」などと言っていましたが、正直私は天皇陛下よりも、テミス様をご拝顔したいと思っていたので、諦めの悪い彼を連れて最高裁判所へ向かうことにしました。



【写真2】大きく、そして美しい皇居。いつしかこんなところに住んでみたいですね。


警官だらけの国会議事堂の前を通り、念願のテミス様のお庭の前まで来た私達でしたが、ここでも行く手を阻むのは多数のガード。
さすがの甲さんも諦めたのか、「今度は法曹になってから来よう」とのこと。
その意見に賛成した私は、心の中でそっとテミス様に祈りつつ、霞ヶ関を後にするのでした。



【写真3】想像以上に大きかった最高裁判所。手前は謎の全裸三人娘。




はて、今日何かやることを忘れているような…?


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