みちあき神父のふぉと日記

カトリック教会の司祭です。日記のテーマは「がんばらない―Take it easy―」。ここで、ひと息ついてくださいね。

今年のウマシカ・ニュース

2017-04-01 15:50:00 | Everyday is special
たいへんお待たせいたしました。
今年もようやくバテカンからニュースが入ってきました。

福者ペトロ岐部と187殉教者の列福10周年を記念してローマの教皇フランシスコの訪日が来年に決まり、米沢の殉教地「北山原(ほくさんばら)」を初めとして山形教会も訪問されることになりました。
宿泊は山形教会の司祭館。みちあき神父がおもてなしのリーダーになることが決定しました。
これは、以前からみちあき神父のふぉと日記の愛読者であった教皇が、山形の美しい風景にほれ込んだのと同時に、新しく建った認定こども園「山形聖マリアこども園」がとてもよくがんばっているのを見学したいとの思いが実現したものです。

では、みちあき神父の談話です。

「え、本当ですかぁ?!
それは光栄です!
ぎょぎょ! 教皇様が山形の司祭館に泊まられるのですかぁ??!!
大丈夫かなぁ。
ここは築80年の古い家で、今お風呂が使えないんですよー。
そのうちに前の道路が拡幅されれば建て直さなければならないので、何も手を加えないで待っているんですけどねー。
でも、市内にはたくさんのいい日帰り温泉がありますので、教皇様をご案内します。
お食事は、わたしの得意な豚肉と大根のみぞれ鍋にしましょう。
そうそう、美味しい山形の地酒もたくさん用意しておきますよ。
その後は、わたしの生ギターで歌でもどうかな。
あれ、教皇様は何しに来られるんでしたっけ?
あ、あぁ、北山原の巡礼と視察でしたね。
今からお祈りして待ってまーす。」

来年ローマ教皇の訪日が実現すれば、1981年に訪れた聖ヨハネ・パウロ2世以来37年ぶりとなります。
教皇を迎えるみちあき神父のおもてなしは大丈夫かと、心配した教会の皆さんも祈りはじめました。

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チャンチャン♪
というわけでして、恒例の4月のウマシカ(=4月の馬と鹿)、エイプリルフールでした。
教皇様の訪日は、まだ決定していませんので、ご注意を!
ウソは笑ってゆるしてくださいね。
でも、司祭館が古くてお風呂が使えないのはホントです。
しかし、フランシスコ教皇様は、宣教師魂に満ちあふれているので、どんな所でも喜んでお泊まりになると思います。
それから、ぼくの作る豚肉のみぞれ鍋、本当に美味しいんですよー。
これは教皇様にも味わっていただきたいほど。

写真は、2月に高山右近の列福式で大阪に行って、仙台空港まで帰ってくるときの飛行機から写した我が故郷の浅間山。
山形に来てからはなかなか軽井沢にも行くことがなくなってしまい、さびしく思っていたので望郷の念がこみ上げてきました。



これがその時に乗った飛行機。座席が左右2列ずつの小さなジェット機で、とてもわくわくしました。

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