昨日、町民生・児童委員の研修会が行なわれ、秋田市の大森山動物園、小松守園長の講演を拝聴しました。
小松園長は毎月、魁新報の「月曜論壇」や秋田経済研究所が発行する「あきた経済」などにコラムを掲載しており、いつも洞察力鋭い内容に感心しています。
今回は「つながりの中で生きる」と題してのお話で、人間はつながりの中で生きて行く力を身に付けていく。
つながりが希薄化した現代社会は、いたわりの感情が育ちにくく、いじめや暴力、引きこもり、自死が問題になっている、と述べられなるほどと思いました。
高等動物は子育てをし、親子(家族)が全ての基本で、集まって群となり村が形成されて社会が作られるといいます。
最近は絆という言葉が頻繁に使われますが、意味は同じだそうです。
80人近い民生委員の皆さんもしきりと感心して聞いていました。