今月のさきがけ県南政経懇話会は「トランプ新政権と日本外交」と題して、青山学院大教授の会田弘継氏の講演が行われました。
アメリカにトランプ新政権が誕生して約一ヶ月。テレビや新聞で連日のように「トランプ、トランプ!」と報道されて、少々辟易しています。
会田氏の話では、先進各国は脱工業化によって格差の拡大がこれまで以上に進み、圧倒的多数の下層中産階層が反乱を起こした結果が、トランプ大統領誕生の背景であり、今後行われるEU域内での選挙も同様な傾向をたどると分析されました。
安倍、トランプ会談で、取りあえず日米同盟は維持できそうですが、通商、為替問題はまだまだ予断を許さないと述べました。
日本でも、非正規雇用が4割を超え(米国は6割超え)、若者の中に不満がたまってきており、世代間格差が対立の構図になる、とも述べられました。
金井専務のおもしろい話(その3)
理髪店で中学生が「少し長めにしてください」と頼むと、ご主人が「耳はどうしますか?」と聞き返した。中学生は少し考えて「切らないでください」と言った。