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雪組『ベルサイユのばら』-フェルゼン編- 4/20 11時

2013-04-20 19:43:46 | Weblog
観てきました。

昨日、初日が明けたばかりなので今日は通常ヴァージョンです。う~ん、月組がけっこう好きだったので期待しましたがイマイチかな(^_^;)。

プロローグではからくり人形で2人の(3人かな)の出会いである仮面舞踏会の寸劇が(@_@)。あゆはそのパペットの歌手でカクカク歌うのがなんとも馴染まなくて困りました(^_^;)。あゆの登場は群舞と共にあっさり出てきますが、さすがに壮ちゃんは漫画のフェルゼンから颯爽と登場!おなじみの“愛の面影”を歌うだけでなく、ダンスもありました。ちぎは“男役”で登場。良く考えたら、特出期間は男役ですものね。

華やかなプロローグの後はいきなり説明台詞が(ーー;)。ブイエ将軍(チャルさん、復帰おめでとう(^^))のセリフが長いこと長いこと。プロパンス伯爵とのやりとりはうんざりでした。ルイ16世はソルさん。少しイメージが違う気がしました。

壮ちゃんは気合いがハンパでありませんでした(笑)。「ザ・ベルばら」と思える大芝居が逆に心地よかったです。最近、他ではこんな大芝居は観られないので(笑)。ベルばら経験が豊富な彼女ですが、フェルゼンは初。意外にも品よく、貴族然としていて似合っていました。多数な有名な曲の他に、前回の星での新曲“アン・ドゥ・トロア“や新曲“愛へ帰れ”まであり、なかなか染み入る歌声でした。

あゆは月組のちゃき同様にトップ娘役にしては出番が少ない…。よぉ~く考えたら「フェルゼンとマリーアントワネット編」ではなく「フェルゼン編」だから仕方がないのでしょうか。お芝居で初めて2人が揃って出てくるのが別れの場面ってどうよ?ボートの愛の語らいとかなしなの???とビックリしました。オスカルとの絡みが新しいのと牢獄の場面が見どころかな。やっぱり、2人が「つきあっている」(笑)場面は必要だなぁ。

ちぎのオスカルは昔、中日で観た気がしますが、外伝の中で最も嫌いなヴァージョンだったので全く記憶にありません(^_^;)。フランスの現状を憂いていたり、フェルゼンへの思いに悩んでいたり、割と苦悩な表情が多い感じでした。“愛の巡礼”があまりにも○○だったのでずっこけたのは相変わらずです…。「今宵一夜」は相手のせいもありますが、あまりにもあっさりで何にも感じませんでした。

まっつのアンドレはあまりにも地味…。まっつは好きですが、この役は任ではないのでしょう。オスカルの影に徹するとは言え、宝塚で歴代のスターが演じた役ですから、ここまで地味だとまるで全ツレベルです。ベルばらをこれだけあっさり演じられると物足りません。役替わりは貴族側なんですね。ベルナールの方が合いそうですけれど。

ジェローデルは意外に大きな役でした。わたるさんの星の時のとよこがそうだったなと思い出しました。オスカルへのプロポーズはありませんが。翔ちゃんはベルナール。セリフがもう少し聞き取りやすくなるといいなと思います。アランはさきな。見た目はどこの不良かと(笑)。水やマギーの大人な雰囲気のアランの印象が強いので、若すぎて軽い感じがしました。ロザリーのぎゃびいはよくぞ宛ててくれたと思える手堅さでした。ただ、ヒロインであったことのある役ですから顔を汚す必要ないと思います。(民衆に紛れられても困る(^_^;))

フィナーレは初舞台ロケットに始まり、壮ちゃん中心の群舞、壮あゆのデュエット、娘役群舞→男役黒燕尾、ときて、エトワールが下りてきた時には「え~、終わり?」と心の中で絶叫。特出はどこに入るんだ…。と疑問いっぱいで帰宅。

帰宅後プログラムを確認すると、月組の時とは違って、特出の時だけ場面が増える!お芝居の毒殺の場面は既に会見で公表されていたので知っていましたが、プロローグやフィナーレまでとはなかなか手間のかかったことをやるのですね。特出フィナーレは「小雨降る径」なのか。(ニヤリ)

来週は早くもゴールデンウィークならぬ特出ウィーク!


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