アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

東大合格生の2人に1人はピアノ経験者

2017年12月07日 | ピアノ
週刊新潮12/7号におおたとしまささんの
「なぜ「東大合格生」の2人に1人はピアノレッスン経験者なのか」
という記事が出ています。

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いかにも週刊誌らしいまとめ方の記事で、アレなんですけど
とりあえず個人的な感想を。

まず、大前提ですが、「「東大合格生」の2人に1人はピアノレッスン経験者」というのが単に事実としましても、
#これは同世代の全国平均から比べれば多いだろう。まずそこがわからないと意味がないんだけど…
#記事には、1/4程度ということが書かれているけどあまりどんぴしゃな統計値がなかったらしいので不確か

それは
(1) お金の余裕もあり教養もある両親は、子どもにピアノを習わせることが多い。
(2) お金の余裕もあり教養もある両親の子どもは、東大に合格する確率が高い。
という両方のことがあれば起きることなので、別にそれを表面上マネして

「ピアノを習わせたら東大に合格するかしら♪」
ってのはぜんぜん的外れって場合もあるわけです。相関関係と因果関係は違うってことでこれは基本のキ。

で、それはそれとして、実際にピアノを習うことで脳に(あるいは生活態度に)なんらかの変化が生まれるのかということが次に問題になるわけで、それについては記事前半にあります音楽ジャーナリストの菅野さんインタビューの部分…

そこで出てくるのは菅野さんが脳科学者の澤口氏をインタビューしたときの話なのだが、そこで澤口氏が
「かくかくしかじかの研究があるんですよ」
と紹介してくれたという内容で、ちょっと…孫引きもいいところであんまりだ。

澤口氏に直接インタビューした記事をリンクしておく→PTNAのページ

で、こちらを見ても、元論文へのリンクとかがなくてやっぱりアレなのだけど、今昼休みが終わっちゃいそうで探すヒマがないので誰かお願いします。

それで、このグラフをとりあえずうのみにすれば、単にピアノを習わせるようなうちの子が東大に合格しやすいというだけではなく、いちおうピアノを習うことで能力や意欲や態度が育つのかなという感じはする。(ただ、いったいどうやって実験したらこういう結果になったのか気になる)

ところでここの話はピアノなんだけどグラフからするとけっこう将棋・囲碁・トランプとかのゲームも「いけてる」余暇の過ごし方に見えませんか?

まぁたとえば囲碁をやったとしてもワーキングメモリーとか粘り強さとか培われるだろうし、この記事に書かれているような思いつく範囲での利点はまるっと備えていそうな気はします。というか緑星会などの熱心な囲碁塾からそれこそ東大そのほか難関大合格生がめっちゃ高率で出ることはよく知られていますし、高校男子団体戦とかで強い学校といえば偏差値順ですかみたいな勢いだったりしますけど。

たぶん囲碁とピアノは似たところがあって、そもそもそれを習わせるようなうちからは難関大合格が出やすいってことが大きいんだけど、それだけじゃなくて練習をすることそのものが脳とか(意欲や態度も含めて)プラスの影響はあるし、それと、勉強をするための資質とかぶりが大きいからぶっちゃけ囲碁が強くなる(ピアノがうまくなる)子は勉強もできることが多い。

けど、「だからといって」子どもに囲碁とかピアノとかやらせようとするのは動機が邪道なだけ何か変な失敗要因を孕んでいる気がするので積極的にお勧めはできない。習わせたいと思うんならやってみたらいいけど。

ちなみに我が家では囲碁・将棋・ピアノすべてについてきっかけは作ってあげたけれどもどれもやや不発に終わったし、誰も大学受験的秀才になってない。まぁそんなもん。いずれもやってみてよかったとは思う。無理強いしなければ特に害もないし、やってる間は楽しいし、知らないよりは多少経験あるということがちょっと効く。たとえば大人になってからピアノをやりたくなったときに(私のように)

記事後半の開成のくだりはほんとにあざといだけ。ピアノなんか学校で必修にしなくたってばんばん東大に行くに決まってるし、ピアノ必修にしたからってそれがよけい増えたって根拠はひとっつもないんだから。授業で必修のピアノというのは「鶏でもできる程度(shigさん談)」とのことで脳に効いてるかは怪しいですしね。だいいちピアノ習えばいいんだったら今ごろ東大はもっと女性だらけになってます-笑

「2人に1人はピアノやってた」ということから何か言いたいなら、ほんとは、擬似相関の部分を除くため、親の経済階層とか学歴とかの影響を除いてどれくらいの差が残るか計算してみてほしいもんだが(まぁそんなデータはないよね)

それと、脳科学というならピアノや囲碁将棋とボケ防止についての研究をしてほしいなぁ…そのほうが切実だよ(^^;;

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4 コメント

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Unknown (asapon)
2017-12-07 16:20:34
>鶏でもできる程度
>ボケ防止についての研究
↑ここのところでウケちゃいました。アハハ 笑
ピアノがボケ防止に効くかどうか、サンプルが要るなら私も協力したいくらいです 笑

結局のところ、その子の好きなことをやってる時間が、いちばんその子の能力を伸ばすんだろうなと、二人子どもを育ててきて感じてます。
スポーツでも音楽でも絵でもダンスでも将棋でも読書でも何でも。
好きなこと(≒向いてること)を応援してやれる度量と経済力(これ切実)を親が持ってるかどうかは大きいよなぁと思ってます。
> asaponさんへ (アンダンテ)
2017-12-08 06:52:59
そう、合わないもの無理にやっても楽しくないしいっしょけんめやらないし、実際アタマをろくに使わないから脳みそも開発されませんよね!

つまり何かタネを子どものほうが持ってなけりゃしょうがないけど、それに水をやるには経済力含む親の余力が必要で。

とりあえず我々はピアノでボケ防止しましょう(^^) きっと好きなものなら効きます。
いろいろわかんないよね (ぎどん)
2017-12-08 09:35:35
囲碁好きになったり将棋好きになったりするタイプは、元々画像記憶がいいとか手続き型の探索が得意とかいう可能性も高くて、そういうタイプは「学力がある」になりやすい、みたいな相関だとすると、囲碁練習させたって、もともと探索得意なヤツは囲碁に興味持つから伸びるけどそうじゃないヤツは囲碁に興味持たないから結局記憶力も伸びない、のかもしれないし、わかんないですよね。

ボケ防止、大事ですねー。コマ触ってるだけでボケ防止になる、とかないかな。
>ぎどんさんへ (アンダンテ)
2017-12-09 22:00:58
そう、おっしゃるとおり、囲碁が強くなる資質は学力が高くなる資質とずいぶんかぶってるから、囲碁が強くなる子が勉強できるのはある意味当然(ピアノもわりとそう)

ただ、そういう資質がある子が、囲碁をやることによってよけい伸びているのかというのは興味深いところで。まぁ直感的には、いいんじゃないかな、とは思う。

ボケ防止には、まず出歩く、人とコミュニケーションするってことも大事じゃないですか。ピアノにしろ囲碁にしろ、そういう趣味があればそこはクリアできますしね、あとやってる内容からいってもボケ防止にはよさそうだよね。

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