アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

「月の光」、ちょうどいいルバート

2017年08月20日 | ピアノ
昨日の午後は「歌曲」の会だったわけだけど、せっかく来るならもっとartomr先生に働いてもらおうということで…

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午前中にはピアノのレッスンをお願いしました。曲は「月の光」です。

最近あまり弾いてなかったうえ、「月の光のレッスンを見てみたい」という奇特なお客様(複数)がいたもんでかなりビビリましたけど、現状にしてはずいぶんいい具合に弾けました。やっぱりめるちゃんだと焦ってても事故りにくいです。

artomr先生「このへん(1ページ目)とてもよかったです!! 和音の移り変わりとか。いい感じで弾けたと思ったでしょう」
私「ハイ~(^-^)」
art「でももっときっちり数えるともっといいんですよ…」

「月の光」をめっちゃフリーダムに弾く人が多いなか、私のはまぁまぁ数どおりやってるタイプだと思ったんだけど、もっと?


弾く前にまず心の中でしっかりカウント。(…7,8,9)
一小節目、二小節目、厳密にきっちりで進行。(1,2,3,4,5,6,7,8,9)
三小節目、さらに細かく数える。(タタ タタ タタ タタタ タタタタタタ タタタ)

で、三小節目の後半だけほんのわずかルバート。もちろんその間も細かく数えてる。

なんとなくルバートするんじゃなくて、
細かーく数えてるからきっちりコントロールしてルバートしやすいって感じ?

んで、そのようにやってみると…

おぉ(o_o) すんごくよかった今の。
art「そう!! ばっちりです!!」


art「(ちゃらららーんのところ)ここはこの一番上の音で合わせます」
私「なるほど、今私どうやって弾いてましたかね?」
art「…えっと曖昧に弾いてました」
…あーー。ですよね!?(^^;;

ここも長い音符だからこそきっちり細かく数えたうえで最後ちょっとルバート。


・きっちり細かく数える。
・ただし、数えていることは表に出さない。

この「教え」はいつもおゆき先生が言っていることと同じです(また、Megumi先生も同じ)。

でも、artomr先生が一番細かくて徹底していて、脇で数えながら指揮しながら、こちらがうまくぴたっと収まるまで何度も弾くのに付き合いますし、また、テンポキープについてもいちばん厳密寄りみたいです(たぶん微妙に好みが違うんです)。

前にモツソナ(ドーミソシードレド)を本番直前にちょっと見てもらったとき、特に二楽章について徹底した「きっちり数える」を教わって本番かなりいい感じで弾けました。でもモツソナと月の光じゃだいぶ感じが違うからどうなのかなと思っていて…

もちろん、月の光の場合は最初から最後まで同じテンポではありません。
En animant(生き生きと)
とか
Calmato(落ち着いて)
とか
a Tempo primo
とかあればそこで変わるわけだし、音のカタチから、ルバートしたいところもあるわけで。

ただ、そのすべてで自分をしっかり持ってコントロールしてやるってことですね。

ベースのテンポがきっちりしていれば、かすかなルバートをしても「ふわっ」と生きて聞こえますし、うまくハマるとほんとにきれいに聞こえます。


その他メモ
・ペダルの細かい修正いくつか
・指使いの修正いくつか
・長い音を伸ばしながらクレッシェンドするには左手でアシスト
・62小節7拍目、「もっと冷たい音」
・最後の一段、もっとリラックスしてつなげる。

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