アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ピアノのお値段

2017年04月19日 | ピアノ
昨日、引用した東洋経済オンラインの記事だけどさ、タイトルに「1億円のピアノ…」ってつけるのはズルいよね。

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中を読めば、売値が1億円じゃなくて、これまでの開発費がそれくらいかかってるって話で、作ってみてはおしゃかにした試作品製作にかかったお値段とかがもろもろ含まれているわけ。まぁ、じゃあ売値はといったら、このピアノが私の目の黒いうちに市販されることもないだろうし、売値は決まらないと思うけど。

だいたい、ピアノというものは高ければ高いほうがいいピアノなのか…

大雑把にいえば、バイオリンよりはかなり「値段なり」の世界だと思う。バイオリンのほうは、骨董品と実用品が渾然一体とした市場になっているし、骨董品ときたらもう、お値段なりもへったくれもない世界だから。300万のバイオリンと、3億円のバイオリン(ストラディバリかな?)を比べて、「ほんとに100倍の価値があるの?」と聞かれても答えようがないわ。で、そのものすごいお値段というのが、骨董美術品としてさわらずに飾っておくための設定というよりは、弾いてすばらしい音がするかもしれない(つまり実用!?)というのだからほんとわけがわからない。

ピアノの場合、ごく稀には「リストが弾いたピアノです!!」みたいな骨董品的価値があるものというのが取引されることがあるかもしれないけど、それは別に演奏のための高価格という了解じゃないんですよね、お互い。実用品としてのピアノが1億円することはふつうありません。最高価格としては…ファツィオリとかでしょうか? 1000万円は超えるらしいけど。

まぁ、ピアノ好きが自宅において楽しむためのピアノだったら、フルコン置いてもしかたないですから、やや小さめのグランドまでで考えるとすれば、ご予算1000万まででほぼすべてのピアノをカバーできるでしょうが、その範囲でいうとかなり「お値段なり」。気に入ったピアノは、値札見るとやっぱり高いということが多いんじゃないかと思います。

そもそも、うちにはやまちゃん(ヤマハアップライト)というものがありながら、ふらふらとあちこちのピアノを弾いて回るようになったのは、友人宅のベヒシュタインアップライトに惚れたからでした。これは幸せ感が違う!! そのアップライトは230万とのことでした。やまちゃんは70万弱かな。

さらに、「いつかはグランド」の気持ちを虎視眈々と抱いていろんなグラントを弾いてみると、私が「あーー!! このこ連れて帰りたい♪」と思うようなピアノは800万くらいの値札がついてることが多くて、前に某所でベーゼン(800万ちょっと)を弾いたときはかなり本気で心が揺れた(でも買わなかったよ…理性がちょっと残っててよかった)ことはもう言ってもいいよね時効だから。

ピアノは値段のほかに「場所くう」ってのが現実問題としてはでかいんだから、あまり気に入らないピアノを値段で妥協して買うってのはありえない。やはりすごく惚れ込むピアノってのは少なくとも500万とかかかるんだろうか?? そうするとそんなにスグは買えないなーと思ってどんよりしていたのだ。

だから、めるちゃんに一目惚れしたときはほんとにね。こんなに安くていいんだろうか(←おかしい。タガがはずれている。安いったって高い買い物なんだから)って逆に心配になったの。

「すごくいいピアノだと思うんだけどどうしてこんなに安いの? 私が見落としてる何かマズい点があったら教えて」とコッソリshigさんに尋ねたものだ。別に、そのピアノやさんを信用しないってわけじゃないんだけど、むしろ信用するからこそ、値段にはワケがあるものだと思ったから知りたかった、確かめておきたかったんです。

shigさんの答えは「まぁ強いていえばブランド? つまりスタインウェイとかでないという…。いいピアノだと思うし何かマズいことを隠しているとかいうことはないと思うよ」

ということで、
ピアノはおおよそ値段なり、めちゃくちゃ掘り出し物ってのはふつうない。値段にはわけがある。
というのはある程度ほんとうだけれども、

「わけ」の中にはブランド名も含まれている
とか
新品ピアノの「値段なり」に比べて中古ピアノは個々の事情があるのでバラける

とかいうこともある。

個人的な感覚でいうと、
・新品ピアノの中でシゲルカワイはコスパいいし(スタインウェイ、ベヒシュタイン、ベーゼンドルファーほどのブランド力がないから?)
・中古ピアノの値段づけと、個々人のお好みは新品よりずっと複雑な関係になるので、「出会い」があれば買い!!
と思います。

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2 コメント

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ご縁ですね。 (スミコ)
2017-04-20 02:00:02
「おおよそ値段なり、超掘り出し物は普通はない、値段には訳がある」というのはもしかして不動産と同じかな、と思いました。似たようなモノでも個々の条件は全部違っていて、そんな中でなぜだか「絶対コレがイイ!」と思えるモノに出会ったら買い!ですね。

私はクラビノーバに限界を感じ、アップライトを見に行くだけ行ってみたら、偶然置いてあったカワイ中古グランド(シゲルではない^^;)の音に惹かれてどうしてもどうしても欲しくなり、「は?グランドピアノ??」という夫を説得して購入にこぎ着けました。金額的には新品アップライトと同じくらいなのでお得感あり迷いはありませんでしたが、マンションなので音問題が一番心配でした。場所は何とかなっても音は入れてみないと分からないですよね。
> スミコさんへ (アンダンテ)
2017-04-21 14:22:07
あぁ不動産…確かに…
でも~たとえば「事故物件」とかで、その点は気にしないという人がいればとてもお買い得になるわけで。

ピアノも、自分としてどういうポイントにこだわりたいかですよね。そこがぴったりくるならお買い得。中古は個性まちまちだからお得になりえるポテンシャルが大きい。

音は置いてみないとなかなかわかりませんね。でも、めるちゃんは買う前からグランドにしちゃ音小さ目だなーと思っていて、家に置いたらやっぱりぴったりでした。

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