アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

子どもは育てたようには育たない

2017年06月22日 | 生活
昨日は久しぶりの書道(先月は休みが取れずスキップ)でした。

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レッスンのあとランチをしたのはいつものとおりですが、そのあとお茶しに入ったら話しこんじゃってて気がついたら4時(^^;;



「議題(笑)」のあらかたは、「子どもは育てたようには育たない」って話だったような。

* * *

(以下は、「言ってはいけない」(橘玲・新潮新書)からの孫引き。元ネタは安藤寿康氏の著作だって)

ある人を形作っているものは、「遺伝」と「環境」の両方であることはもちろんですが、その割合は特徴によって違います。どのくらいの按配のMIXであるかということは、たとえば双子の研究などで調べることができます。

一卵性双生児は、遺伝的に同一、
二卵性双生児は、遺伝的に同じところと違うところがある(きょうだいと同じ)
そして同じ時期に同じ家で育つ。

ということで、一卵性双生児と二卵性双生児がそれぞれどのくらい似るかを比較すると、遺伝の影響を見積もることができるわけです。

ほとんど環境が関係なく遺伝で決まる「指紋隆線数」とかだったら、一卵性の相関係数は1.0ちかく、二卵性なら0.5ちかくというふうにきれいに出ます。「身長」とか「体重」だったら、そこまで揃わないけど一卵性だと身長が0.9くらい、体重が0.8くらいとかなり似てます。

それに対して「高血圧」とか「乳がん」ということになると、一卵性でも0.3とか0.2とかいう程度で、環境によって実際には病気になったりならなかったりすることがわかります。それでも、一卵性と二卵性で相関係数が倍半分とか差があることから、「生まれつき」の要素も大きいということがわかるわけです。

逆に、遺伝的要素が関係なくて環境で決まるということになると、同じ家で育つ双子だからまあ似ることはあるんですがその似方は一卵性と二卵性で差がないってことになります。そのような特徴の例としては「宗教性」というのが典型的です。つまりこれに関しては親の育てたように子は育つってことです。

ところが「知能」「学業成績」「外向性」「職業興味」「神経質」「情緒障害」「自閉症」とかあたりの特徴になると、「宗教性」とは異なり、一卵性と二卵性の差が大きくなります。つまり持って生まれたものの影響が強いということです。しかし遺伝が効くとはいっても一卵性双生児でも相関係数が1.0近くならないということは環境の影響もあるんです。この場合、環境というのは、遺伝も同じで家庭(親)も同じなのでそれ以外の環境ということになります。

・遺伝(持って生まれたもの)
・共有環境(双子が共有している環境。大雑把にいって親の育て方)
・非共有環境(学校、地域など親以外の環境)

遺伝/環境の二分割ではなく、遺伝/共有環境/非共有環境の三分割で考える必要があります。これについての研究も、一卵性双生児で片方や両方が里子に出された場合の追跡などで詳細に調べられていますが、この結果でことのほか印象的なのは「共有環境」の影響の小ささです。

つまり、親がどう子育てしたかが(一般に思われてるほど)効いてないってことです。効いてるのは宗教と言語、それからアルコールとタバコが少々。性格やら才能にはまったく効いてない。すっからかんです。だからといって遺伝ですべて決まるというわけではなくて、「非共有環境」の影響は大きい。(つづく)

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