アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

多声音楽ネイティブ

2017年06月19日 | ピアノ
私がピアノを弾いていると、よしぞうが突然こんなことを言い出した。
「和音が連続してるときにさ…」

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よしぞう「その中の音をつなげていくともうひとつの旋律になってることってあるよね?」
私「あるね」
よし「和音って常に均等な音量で弾くのが正しいの? それともそういう旋律部分が目立つように大きく弾いたりとかしてもいいわけ?」
私「別に均等に弾けばいいってことじゃなくて、旋律として浮き立つように弾いていいんだよ」
よし「あーやっぱり。で、そのときって、和音を弾くとき『この音は大きく』とかって考えるの? それとも、横のつながりで歌うことで自然に大きくなったりするって感じ?」
私「そりゃーその旋律を歌うことで、それがフレーズとして自然に聞こえるようなニュアンスがつくのが理想だけども。それが実際のところ難しくて…」

いわゆるメロディーのほかに中のほうやら下やらに旋律があって、そのそれぞれをフレーズとして「歌う」ことで立体的で魅力的な音楽として聞こえるってことは非常によくあるので、というかそれがピアノを演奏するってことだともいえる。

オケだったら、各旋律を別々の人が受け持っているところ、ピアノは一人何役もいっぺんにこなすという…ひとりオーケストラだから。

ただ、それが頭ではわかっても、脳みそがそんな処理こなすようには実際できてないんで、そうは問屋がおろさなかったりするわけ。おゆき先生の話とか聞いてると、小さいころからそういう「脳みその使い方」ができるように徹底訓練されていてその結果、バッハでもショパンでも多声的な演奏がすんなりこなせるんだってことがわかります。いわば多声音楽ネイティブ。

で、まったくそれと同等になるというのは、大人になってから練習しても難しい…というかもしかしたら不可能かもしれない。だからそんな曲を素敵に弾くのはあきらめなきゃいけないかっていうと、それはそうでもなくて、多声をきちんと歌えているかのように弾くという手はある。

この音はしっかり弾く、この音は出すぎないように弾く、という調子で「目立つところから」あるべき形に整えていくことでそれっぽく弾くことはできる。

おゆき先生はよく、「…そしたらあとはだいたいそういうふうに弾いているように聞こえるから、人間の耳には」なんてことを言いますが、そう、人間の知覚は、意味を見出したあとはそのように見る(聞く)って働きをもってますから。

多声音楽ネイティブじゃない人も、地道に発音練習(?)すれば通じる程度にはしゃべれるともいえる。

よし「そうなんだーなるほどー。ところでさ、そういうことを考えて弾くようになったのは、いつから?」
私「(どきっ)あーどうだろ、そんな昔じゃないかな??」
よし「ヤマハで習ってたときにはそんなこと考えてなかったんでは??」
私「…そうかも。やっぱりおゆき先生に習い始めてからかなー」
よし「そうだよね、そんな気した」

そこまでわかってて(聞こえてて)自分ではまったくピアノ弾かない(弾けない)人、よしぞう。


よし「それでピアノ弾くのがぐっとおもしろくなったんでしょう?(^-^)」←図星である。そこまでわかってて自分では…(略)

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (madeto屋)
2017-06-19 14:23:43
よしぞうさんはリスナーネイティブな方なのかも? ある意味怖いけど頼もしいですね。
> madeto屋さんへ (アンダンテ)
2017-06-20 13:42:30
ときどきとんでもなく「ぐさっ」と来る(当たってはいる)こと言うので要注意です(-_-;;

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