心と体を通して見えてきたもの

個人的な生まれ変わりの体験談。心とは?カルマとは?人間の本質や使命とは?
といったことを考えてます。

第3章 光とともに ナンバー1483

2016-10-08 20:55:24 | Weblog
ナンバー1483 2016.10.08  証明されているアインシュタインの相対性理論
アインシュタインの相対性理論は「すべての物質は質量に光速の2乗をかけた分の
エネルギーを潜在的に持っている」ことをE=mc²で表わしています。
スイスにあるヨーロッパ素粒子研究所(CERN)のLHC加速器で陽子を
99.9999991%まで加速すると、陽子の質量が7460倍になります。
日本の高エネルギー物理学研究機構のKEKB加速器を使って電子を
99.9999998%まで加速させると、電子の質量は1万5656倍にまでなります。
このように物質を高速で運動させて運動エネルギーが増えると、エネルギーの増加に
見合うだけ質量も増えることで、アインシュタインの公式の正しさが確認されています。
またミューオンという宇宙線の粒子が、宇宙から地球に光速に近い速度で届いています。
このミューオンは、地上での実験では静止した状態で100万分の2.2秒間経つと
壊れてしまいますから、1キロメートルに満たない距離しか進むことができません。
ところが実際は数百~10数キロメートル上空で生成したミューオンが
雨あられのように、常に地上に降り注いでいることが確認されています。
これはミューオンにとっての時間の進み方が遅くなり、地上で
静止している私たちから見るとミューオンの寿命が延びるためで、
相対性理論の時間の遅れをミューオンは実体験しているといえます。
一般相対性理論によると重い星から出る光を地球上で観測すると、
波長が伸びて見えることをアインシュタインは予言しました。
遠ざかりつつある光源から出ている光の波長が伸びて、光の色が
赤色に変化して、重力場による赤方変位が起こりますが、光源が
静止していてもこの重力場による赤方変位が起こるといいます。
重力による光の赤方変位は、値が非常に小さいため、地球上の
重力差を利用して測定することは不可能と思われていたのですが、
メスバウアー効果が1958年に発見されて、この効果を利用して
地上での実験に成功し、アインシュタインの予言は証明されました。
原子が光を放出するとき、反動で原子も反跳をうけるため、
放出される光の波長が一定に揃いませんが、結晶の中にしっかりと
はめ込まれた原子が光を出すときは、その原子は結晶に支えられて
反跳を受けないため、光の波長は一定に揃っています。
この現象を発見者の名前にちなんで、メスバウアー効果といいます。
重い星から来る光の波長が伸びるということは、重力場の
中では時間が伸びて、時計が遅れることになりますが、
その値はあまりにも小さいので観測できないようですが、
地球の1秒は太陽表面での1.000002秒にあたるそうです。
ナンバー1484につづく
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