ANANDA BHAVAN 人生の芯

ヨガを通じた哲学日記

再び熊本へ

2017年06月16日 | 日記
再び熊本へ

 6月6日(火)の夕刻に熊本の高齢者施設の施設長さんから姉に電話が入り、「お母様の状態が悪く食事も殆ど摂られていない」との知らせでした。施設長さんからお呼びが掛かるとは一大事。姉と私はすぐに熊本へ飛ぶ事にしたのですが問題が有りました。実家留守宅を昨年の6月に売却しましたので今日の明日で熊本へ飛んでも泊まるビジネスホテルを確保する必要が有るのです。幸い姉は明日と明後日のホテルを確保し3日目は施設の母の個室にマットを借りて寝る、そしてそのあとはホテルの連泊が取れました。私は9日(金)からの5連泊しか取れませんでしたが、母の容態も今日明日では無いだろうし、ぎりぎりには間に合うだろうと2日ずらしての出発になりました。

 良くなっていた事。先々週に私が行った時には母は気管支炎で苦しんでいて食後には猛烈に咳き込み、しばらく背中をさすってもなかなか咳は止まりませんでした。また脚も痛むらしく、右を向いても「痛い」左を向いても「痛い」脚を伸ばしても「痛い」で私もどうしたら良いか分からず、ただただ母の状態が落ち着くのを時間を掛けて待つのみでした。今日を生きるだろうか明日は持つだろうかと独りで心配しましたが、今回個室に入って見ますと気管支炎は治ったらしく咳も無く脚の痛みも訴えません。この辺りは随分と改善していました。

 良く無い事。5月の中旬までは母も1人でベッドから立って食堂まで歩き自分で食事が出来ていたのですが、事態はすっかり変わっています。1人で起き上がる事も出来ず横にもなれずただただ眠っているばかり。ですから着替えも食事も排泄も介護のお世話にならないとどうにもなりません。食事も味噌汁をスプーンにひと匙(さじ)とおかゆをひと匙(さじ)程度、これでは体が持ちません。それでも施設で用意してくれるエナジードリンクは美味しそうに飲んでくれます。

 12日の朝は奇跡が起きたのかと思いました。施設に行きますと母は個室には居らず、車椅子ででは有りましたが自分の意思で食堂に行き、お昼まで母と姉と私とで歓談しました。しかし午後になりますと疲れが出たらしく、これまでのようにベッドで眠りっぱなしになってしまいます。食事も殆ど摂らずエナジードリンクが頼りです。

 13日には姉と一緒に施設併設の内科の先生に面会しました。気管支炎も良くなり血液検査の結果も内蔵も悪く無いが、兎に角食べる量が少な過ぎるので明日からより栄養の高い栄養ドリンクに変えて見ましょうとの事でした。

 母は耳も遠くなっていて耳元で叫ばないと聞き取ってくれなくなっていました。そして「今はお前のお世話になっているけど、天国に行ったら今度は私がお前のお世話をするよ」などと言い、終末への覚悟も徐々に出来ているようです。

 14日(水)。母は相変わらず眠りっぱなしでしたが症状も安定しており、姉と私は一旦東京へ戻って次の事態への待機をする事にしました。これからは施設長さんからお呼びが掛かればすぐに対応する事になりますから、これまでのように飛行機は早割のチケットを取り、それに合わせてビジネスホテルを予約すると言う訳には行かなくなります。そこでこれからはどうなるのか今回の費用を振り返って見ました。

 飛行機代:早割は使えませんでしたが65才以上のシニア割引きと言うのが有って従来の早割よりも1万円程高くはなりますが往復3万円程で買えました。これは普通に買うより1万円程の節約になります。

 ホテル代:今回は5連泊しましたが毎日の部屋代は変動相場制でした。
9日(金)、 5800円
10日(土)、7300円
11日(日)、5300円
12日(月)、5300円
13日(火)、5800円
合計金額 28700円 でした。

 しかし、これっておかしくないですか。最もビジネスに利用しない筈の土曜日の料金が1番高くなっていますよね。これはどう言う事かと考えて見ましたら、分かりましたよ。土曜日はビジネスでは無くラブホテルとしての需要が見込まれるのでしょう。

 さて今回、あまりに重苦しいテーマでしたので最後に冗談を挟んでしまいましたが、密かに持参した礼服と黒ネクタイは使わずに持ち帰れました。



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4 コメント

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頑張って親孝行をしてあげて下さい。 (カモネギ)
2017-06-18 07:05:23
お母さん、心配ですね。
でも一進一退なご様子でひと安心ですか。
「親孝行したい時には親は居ず」と言います。
私の場合は静岡での6年間の単身赴任を終えて引っ越しの準備をしていた時、母が倒れ3年間意識の戻らぬままに亡くなりました。79歳でした。
貴方はお母さんと少しでも会話ができて幸せだと思います。大変だと思いますが1分でも多く話をしてあげて下さい。

賢い母。 (Ananda Bhavan)
2017-06-18 11:14:45
カモネギ様

早速にお見舞いのコメントを有難うございます。何と言っても母は96才、いつ何が有ってもおかしくない状況です。その日が数日後なのか数週間後なのか数年後なのかは神のみぞ知るですが、振り返って後悔の残らないようにするつもりです。

しかし母は3人の子供達(と言っても爺さん婆さん)の誰よりも賢く、これまで間違った判断をしていないのは驚愕に値します。

こばじゅう様からもお見舞いのメールをいただきました。
久し振りの投稿 (みやぽん)
2017-06-18 13:43:19
東京と熊本距離があって大変ですね。
先日お目にかかれるかなあと期待していました。
でも持ち直してよかったですね。

4人で楽しくOHKAで餃子パーティをやってきました。
またお会いできる機会をこばじゅうさんにお願いしておきます。
ビジネスホテルが大変。 (Ananda Bhavan)
2017-06-18 14:35:17
みやぽん様

いつもこのブログを読んでいただき、また今回はお見舞いのコメントを有難うございます。昨年実家留守宅を売却しましたのでいざと言う時にビジネスホテルを抑えるのに難儀します。熊本地震復興工事の方々に加え、損保業界や自動車メーカーの営業応援部隊等が多数来熊しているようでビジネスホテルは受けに入っているのです。

今回の餃子パーティー欠席は実に残念でした。次回は是非私も混ぜて下さい、お願いします。

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