川越街道通信

一方通行の公開交換日記。

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2006-01-25 23:35:30 | Weblog
まずこちらを。
http://nosumi.exblog.jp/2584422/

KLMさんのいう自助努力については、同感です。大学院進学は自己責任で、と思います。しかし現実には、漠然とした考えで大学院に進学してくる人が多いように思います。そういう意志のない人は、どういう職場に行っても役に立たないはずだと思う方もおられるでしょう。でもそうはいっても、とりあえず勉強することが好きで、まじめな人が多いような気がします。僕の所属では、勉強ができる人は大学院へ、という雰囲気が少しあります。そういう人たちに「大学院進学だけが、進路ではない」ことを教え、進路を考える手立てを与えることは重要なのではないでしょうか。さらに大学側は、大学院入学が即ち一人前の研究者になれる保証になるのではないのなら、入学前に、学生に進路についてちゃんと指導してあげなければ無責任に感じます。

博士号取得者の力を社会に広く生かせないだろうか、という発想はもっともだと思います。博士卒は、企業にとって今後開拓されていくべき人材なのでしょう。でもポスドクはこの10年くらいで急激にふえたわけで、いわば新参者です。そういうどこの馬の骨だかわからないものを博士号を持っているから、採用しろと企業にいうのは、無理やりな気がします。やっぱり、ブログなどの媒体をとおして、博士号取得者の価値をすこしずつ社会に浸透させていくしかないような気がします。そういう意味で、大隅先生のブログは非常に重要な役割をしていると思います。

では、博士号をとろうと思った人はどういう気持ちで、大学院に進学することにし、企業に転進しようと思っている人は、どういう気持ちでいるのでしょうか。

僕の場合は、お金よりも、安定な身分よりも、もっと重要なものがあるのではないかと思って入ってきたつもりです(具体的なことを書くには、自分の中でまだ熟していない気がします)。とはいえ、このブログでも書いたように僕は、研究者としての道を捨てて、安定した道を探ろうともしました。結局研究者としていきていこうと思ったのですが、それはそれで、最後の決心ということで良いことだったと思います(企業の人事の方には、すごく迷惑をかけました。でも先生が博士号をくれなかっただけです。)。

現在は戦前戦後とはちがって、食うや食わずの問題はあまりなくなりました。筋さえ通ったことをしていれば、必ず道は開けると思うのは、楽観的過ぎますかねえ。
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