本日、快晴。

映画中心雑記。後ろ向きなポジティブが売りです。

3月のライオン 後編【映画】

2017年07月26日 | 【映画】


@新宿ピカデリー

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プロ棋士の桐山零(神木隆之介)が、
川本あかり(倉科カナ)、ひなた(清原果耶)、モモ(新津ちせ)の
川本家3姉妹と食卓を囲むようになって1年。
彼女らとの交流に安らぎを感じる一方で獅子王戦に臨もうとするが、
幸田柾近(豊川悦司)は頭をけがして入院、
その娘・香子(有村架純)は妻のいる後藤正宗(伊藤英明)との関係に悩み、
二海堂晴信(染谷将太)は自身の病気に苦しむなど、
それぞれ試練に直面していた。
さらに、川本家には3姉妹を捨てた父親が現れたことで不穏な空気が漂い始める。
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後編です。

前編の出来が、思ったよりも良かったのですが、
後編の出来は、思ったよりも、遙かに悪かったです。

この監督、戦犯認定します。
漫画実写化の際の、失敗パターンが一緒。

話を色々詰め込み過ぎて、駆け足でまとめる。
あまつさえ、ちょっとだけオリジナル要素を加えて、
原作の良さを台無しにする。

せっかくキャスティングに気合い入れてるのに、
本当に毎度毎度、もったいない。

前歴は、「るろ剣」と「ミュージアム」。
観てない(観たくない)けど、「秘密」も恐らくそうでしょう。


「3月のライオン」は、言わずもがな、
零くんの成長物語です。
そのために、いくつかのエピソードがあり、
丁寧に1つ1つ乗り越えて、彼が強くなる姿に
読者は心を動かされているのだと思っています。

別に、そのまま実写化しろとは思いません。
時間がいくらあっても足りないしね。
だったら、削ることも考えないといけないでしょうよ、と。

私が文句を言いたいのは、主に3点。

●ひなたのいじめと父親のエピソードは、
あんなに軽く薄く描いても、何の効果もない。
むしろ、父親のエピソードは一切不要。

●キャラクター設定の甘さ。
川本家(特にあかり)は、零を突き放すことはしないし、
あの展開だと、零は自分の力で何も乗り越えていないまま
物語がラストを迎えるので、何のカタルシスも生まれない。

●キャラクターの優先度があからさまで、しかもズレてる。
林田先生、二海堂の存在が空気。零の成長には不可欠なのに。
島田・宗谷推しは分かるが、それもちょっと雑。
極めつけ、香子の役目は前編だけで良い。


細かいことを言い出したら、もっとありますが、きりがないので。

前編でも書きましたが、
俳優陣には文句ありません。みなさん素晴らしかった。

だからこそ、だからこそ、
非常に口惜しい出来でした、後編。

正直、この監督に、もう漫画実写化はやってほしくないです。
重ね重ね、残念。
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