今日は、両親がそろって遠出しています。
父がいなくても困らないのに、母が留守にすると、途端に困ってしまいます。
「そうそう、今日は、ゴミ出しの日だから、適当な時間にゴミを出してね。ちゃんと用意しておくから。」と、言い残し、朝早くから出かけていきました。
「はいはい。」と言いながらも、ゴミ出しを忘れて、お茶をしていました。
ご近所の方の井戸端会議が遠くから聞こえてきて、「ハッ!」と、我に返り、ゴミを出しに行きました。
母は、いつもきっちり家事をこなしています。
「私は、母のようにはなれないなぁ。」と、いつも感心しています。
以前に、2泊3日で両親が旅行に出かけました。
その時は、パニックに陥るほど、慌てふためきました。
母がやっていることが、私にはできないのです。
こんな私ですが、「一人暮らしをしたい。」と、思っていた頃があります。
それは、もう25年も前の話ですが。
あの時、一人暮らしをしていたら、それなりの家事はできるようになったでしょうか。
きっと、家はゴミ屋敷になっていたに違いありません。
しかも、毎食インスタントラーメンばかりの生活でしょう。
こんなに健康的にぶくぶく太ることができたのは、母の料理がおいしいから。
ほんと、お母様、さまさまです。
今日も一人でお留守番。
あたふたしながら時間は経っていきます。
火の用心だけはしっかりします。