望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

動かない車・つづき

2011-10-02 00:29:21 | 暮らし・花・趣味

さて、昨日の続きでゴザイマス。


駐車場で立ち往生している車に、
後ろの車を運転していた若い女性が、
様子を見に行きました。


私も、その一部始終を見ていたのですが、

それでわかったのは・・・、



そのおじいさん、ボケているようなんです。



で、帰ろうと車を出したものの、

どっちに行けばいいのか、
出口がわからなくなったらしい・・・


おばあさんの方はわかりませんが、
止めることもなく乗っていることを考えると、
彼女もかなりヤバい状態であることは間違いないでしょう。


その駐車場は、極めて普通の駐車場です。

四角いスペースで仕切りの壁もなく、見渡せば出口が見えます。

矢印もいっぱいついています。

でも、どう行けば出られるのかがわからなくなって、

後ろに車が並んでいることも気がつかず、
ただじーーーっと、立ち往生していたようです。






いや、ま、そりゃ、ね、

出口がわからないとか、

自分の居場所がわからないとか、

どう行けばいいか、わからないとか、

そういうことに関して、
私がエラそうに言えた義理ではないことは百も承知ですよ。


でも、それが「普通じゃない」「恥ずかしい」「迷惑かけてる?」
くらいのことはわかってます。

だから余計に、1人で解決しようとして深みにはまるんです。

あ、まぁ、これは関係ないけど



とにかく、動き出したあとも、
その運転の危なさに、

だめだ、だめだぁ、こんなのに運転させちゃぁ、
お上は何やってるだぁ!

と叫びたくなりました。


もしかすると、家族には止められていて、
家族の見ていないときに出てきちゃったのか?

この駐車場を出て、公道を走ったときの危なさを考えると、
血の気が引きました。

そして・・・、

このおじいさんのせいで事故がおきないことを、
心底祈りました。




私の知り合いの、ものすごくしっかりした、
運転の上手いおばあちゃまが、

80を超えたところで免許を取り上げられ(返さなきゃいけないらしい)
足をなくして、一気に老けこんでしまいました。

そのときには、一律に取り上げるんじゃなくて、
更新期間を短くするなど、個々の対策を考えるべきだと、
かなりハラを立てました。

そうでしょう?
車を乗りこなしているお年寄りにとって、
車を取り上げることが、どれほど生活を窮屈にするか、
世界を小さくしてしまうか。



今日のおじいさんは、すでに無免許だったかもしれないけど、

年をとればとるほど、個人差は開くものだし、
なんか、高齢者の免許更新のやり方を考えられないのかなぁ。


と、いろいろと考えさせられた「事件」でございました 



そういえば、私、ずっとゴールドになってないのに、
ペーパードライバーはみんなゴールド免許。

これも、なんか、気に入らないんだよなぁ。

・・・関係ないけど。
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 動かない車・・・ | トップ | オバサン注意報 (その5) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

暮らし・花・趣味」カテゴリの最新記事