郵便ポストに、神戸に住む甥っ子からの大きな封筒が入っていた。
何時だったか、新聞に“ひばり館”の閉館する記事が載っていたが、其処へ奥さんとお腹のベイビーと行って来たらしい。
「ひざかけは、暢子が選んだものです。懐かしい母との写真が出て来たので送ります…」
色鮮やかな素敵な「ひざかけ」が入っていた。
「わー」
歓声を上げて喜んだ。
しかし、これは勿体無くて使えない。美空ひばりとサインがある。
生前、姉が京都に行くと言っては「ひばり館」を訪ねていた。その度に
「あんたも行こうよ、東京からおいで!」
その都度、色んなお土産を送ってくれた。その時も姉妹のありがたさを実感したものだった。
全てのお土産は、勿体ないから使用せず「宝物」として仕舞っている。
私もただ一度、縁者4人で京都旅行をして、其処を訊ねた。その時の写真である。
今回、新聞で閉館を読んだ時、「姉が生きていて、この事を知ったら“ひばりちゃん可哀そう…”と嘆くだろう」と、一番先に思い浮かべた。
「お土産、ありがとう」
{写真を見て泣いたよ!みんな元気だったよね、あの時は}
何時だったか、新聞に“ひばり館”の閉館する記事が載っていたが、其処へ奥さんとお腹のベイビーと行って来たらしい。
「ひざかけは、暢子が選んだものです。懐かしい母との写真が出て来たので送ります…」
色鮮やかな素敵な「ひざかけ」が入っていた。
「わー」
歓声を上げて喜んだ。
しかし、これは勿体無くて使えない。美空ひばりとサインがある。
生前、姉が京都に行くと言っては「ひばり館」を訪ねていた。その度に
「あんたも行こうよ、東京からおいで!」
その都度、色んなお土産を送ってくれた。その時も姉妹のありがたさを実感したものだった。
全てのお土産は、勿体ないから使用せず「宝物」として仕舞っている。
私もただ一度、縁者4人で京都旅行をして、其処を訊ねた。その時の写真である。
今回、新聞で閉館を読んだ時、「姉が生きていて、この事を知ったら“ひばりちゃん可哀そう…”と嘆くだろう」と、一番先に思い浮かべた。
「お土産、ありがとう」
{写真を見て泣いたよ!みんな元気だったよね、あの時は}