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品質保証活動の実践活動(その3:品質会議/品質月報)

品質会議は、

主に社外事故状況、主要製品の品質向上策を継続フォローして、製品品質の維持と改善を図るために実施する。

品質月報は、

製品の稼動状況及び検査状況を幹部及び各部門に報告し、品質向上施策等の社内への周知徹底を図ることを目的とする。

下記品質会議で取り上げる事柄について述べる。

(1)社外事故状況の報告

社外事故に対する是正処置/予防処置のフォローアップを速やかに行い、類似事故の再発防止の一助とする。更に、関連製品の予防処置を図る。

(2)各製品の品質状況の報告

製品検査状況の報告を行い、問題があればフォローアップする。

(3)品質向上施策を紹介又は開発上の問題点と対策報告

品質向上施策を紹介又は開発上の問題点と対策について討議することで、他プロジェクトでの再発を防止する。

・試送までの品質向上施策の紹介
・主要製品に対する問題点と対策

(4)再発防止/予防処置

・不良事例紹介
・予防処置が必要か否かの検討
・予防処置の計画/結果/見直し内容を審議。

(5)その他

・共通技術紹介:共通技術として全社的に適用できる技術があれば紹介
・各種ツールの適用状況
・各部懸案事項検討:各部門での懸案事項を協議

【品質会議の基本姿勢(三原則)】

(1)自主活動である
(2)バグを憎んで人は憎まず
(3)起きてしまった不良は建設的に活用

コメント一覧

カルス
kzykyzkさん
設備改善・更新などが必要なこと。
>当然ありますね。これは古い機械が未だ使えるに対して、新しくした場合の効果を数値で出してみんなを納得させることしかないです。効果は、生産効率向上、不良の低減等。。。QFに。
このためには社内に横断的な評価チームを作り対処する必要があります。部門長ならばチーム作成は可能でしょうが。
kzykyzk
ありがとうございます。
心因追求は必然だというのは理解しています。
工程で作り込めと、確かに社内でも言葉は聞こえます。
しかしながら現場の声として、真の原因は設備改善・更新など投資が必要な部分も多々あると言います。
その点に関しては会社判断となり、会社は渋ります。
30年前の機械をまだ使えると更新せず、改善という名で省人を行い現場の余裕を奪うなど、横槍な原因もあって非常に難しく感じております。
ブログにも御座いましたが、納期と費用は惜しまない、QFだという部分が、言葉では言うものの、実態として矛盾している場合の方向性はどのようにしたら良いか。
私は部の責任者という立場ではない為、もどかしいですがご教示願いますと非常に助かります。
kzykyzk
ありがとうございます。
心因追求は必然だというのは理解しています。
工程で作り込めと、確かに社内でも言葉は聞こえます。
しかしながら現場の声として、真の原因は設備改善・更新など投資が必要な部分も多々あると言います。
その点に関しては会社判断となり、会社は渋ります。
30年前の機械をまだ使えると更新せず、改善という名で省人を行い現場の余裕を奪うなど、横槍な原因もあって非常に難しく感じております。
ブログにも御座いましたが、納期と費用は惜しまない、QFだという部分が、言葉では言うものの、実態として矛盾している場合の方向性はどのようにしたら良いか。
私は部の責任者という立場ではない為、もどかしいですがご教示願いますと非常に助かります。
カルス
kzykyzkさん、私の所感は分野が異なるのであくまでもご参考まで、

・消費者等からの指摘件数の進捗報告、指摘に対する原因と対策の報告、防虫に関する報告を行っておりますが、どうにも納得いく会議になりません。
>真の原因追究が甘いとしか言いようがありません。5Wで徹底的に追求する必要があります。当然のことながら品質管理部署の人も参加します。

・ここに書かれていることは良いから、コレをやったからコレが是正されたという内容をここで報告してほしいと言われます。
>真の原因追究していけば、こういった観点からの改善点も出てくるはずです。

・月報は先月の内容に対して行うものと思っています。
>真の原因追究をしていけば長期的な対策、当該品対策など沢山の項目がでてきます。月報という名前にこだわらずあくまでも品質に関する報告書でありこれを見れば品質のすべてが分かるようなものでないと意味がないです。
kzykyzk
はじめまして。
突然失礼します。
品質管理委員会(品質月報)での報告内容についてご相談させて頂きたいと思い、コメント致します。
私は食品メーカーで品質管理を担当しております。
会議では、消費者等からの指摘件数の進捗報告、指摘に対する原因と対策の報告、防虫に関する報告を行っておりますが、どうにも納得いく会議になりません。
それは、原因と対策について当事者である現場サイドの発言がなく、他人行儀だからです。
議会では、対策実施後の進捗や他の生産ラインへの水平展開の可能性や追対策の必要性を煽りますが、会話のキャッチボールがうまく行きません。
また、恒久対策の追求ではなくその場での対応に止まってしまう(是正には設備投資などが必要)ことが議会が中途半端になってしまう原因でもあるかと思っています。

生産本部長には、ここに書かれていることは良いから、コレをやったからコレが是正されたという内容をここで報告してほしいと言われます。
それはもう月報ではないのではないかと感じてしまいます。
月報は先月の内容に対して行うものと思っています。

委員会の進め方や月報内容はどのように作ればよいでしょうか?
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