<田母神氏に会社員が 損害賠償請求訴訟>
http://www.kinyobi.co.jp/backnum/antenna/antenna_kiji.php?no=457
埼玉県の会社員Aさんが「平和的生存の権利を奪われた」として、侵略戦争を正当化した論文を発表後、退職金七〇〇〇万円(推定額面)を受領して定年退職した田母神俊雄・前航空幕僚長に二万円の慰謝料を求める訴えを昨年一二月三日、東京簡易裁判所に起こした。同月二三日、「極めて高度な憲法上の判断」を要するため東京地裁に移送された。
訴状が指摘する田母神氏の違法行為は以下の点など。
小松基地司令時(一九九八年~九九年)、小松市主催のイベントで自衛隊関係の挨拶はなしと決定されたが、当日は制服着用の上、副官を伴って押しかけ、「行政の決定を無視して実力行使」した。
統合幕僚学校長在任中(〇二年~〇四年)に、「脱専守防衛教育」「文民統制蹂躙教育」「自衛隊の先制攻撃教唆」「攻撃的兵器肯定教育」「日本国憲法体制転覆教唆」を行なった。地位を利用した脱法行為の隊員への教唆にあたる。
さらに空幕長時代、陸自出身の佐藤正久参院議員の資金管理団体への献金は、政治活動を制限する自衛隊法第六一条違反、との主張だ。Aさんは「選定当事者訴訟」(共同訴訟)を考えている。
(週刊金曜日 金曜アンテナ 2009/1/9)
< 小松市主催のイベント>って何?なぜ自衛隊関係者が呼ばれた?<押しかけた>と書いてあるが、呼ばれもしないのに勝手にやってきたということか?自衛隊として呼ばれたなら、自衛官にとっては制服が正装であり、我々にとっての背広に値する。制服で<押しかける>のは当然。あたりまえ。
「脱専守防衛教育」→「自立した国家を目指す教育」
「文民統制蹂躙教育」→「自衛隊の士気鼓舞教育」
「自衛隊の先制攻撃教唆」→「国家国民のためにわが命は鴻毛よりも軽しと仰って自らの命を顧みずに日本国を守ってくださった先輩に最大限の敬意を払う指導」
「攻撃的兵器肯定教育」→「周りの国々は攻撃的兵器を多数所持し、これからも所持し続けるのに、日本だけが武器を持たずに捨てるよう世論を誘導するのは、スパイ行為だ、この売国奴教育」
「日本国憲法体制転覆教唆」→「日本国憲法第九十六条尊重行為」
と言いなおし給え。
Aさんの<「選定当事者訴訟」(共同訴訟)>が認めらるなら、これを使って創価学会や9条の会と日教組を訴えてやろう!!
ところで、「平和的生存権」って何だ?こういう奴らって、何か分かったようで実態のないキャッチコピーのような“用語”を作るの上手だねー。
そういえば、小泉元首相もうまかったな。
しかし、実にあほらしい“訴訟”だ。「平和的生存権」が奪われたので、二万円の賠償請求か。お前は二万円あれば平和に生存できるんだな。
わしのとこにおいで。三万円あげるから。ありがたく頂戴しろや!
最高裁まで行った愛媛玉串訴訟も、玉串料はたったの二万円程だったでしょ。センター試験の再試験といい、みみっちいくだらない日本人が増えすぎなんだなーこれが。